盗撮師ディールの猥褻写真 |

盗撮した女性は延べ7000人。こう豪語する、エロ画像の掲示板サイトでは「神」と称えられるほど有名な盗撮魔が、ついにお縄となった。

盗撮師ディールの猥褻写真
6月9日、埼玉県警サイバー犯罪対策課と武南署が、わいせつ図画公然陳列の疑いで、川口市戸塚東の富士通社員、山田洋靖容疑者(41)を逮捕。無修整動画や盗撮画像などを、自分のブログに掲載したためである。

この山田容疑者こそが、盗撮系のビデオメーカーから「逆さ撮り四天王」の一人とされ、マニアの間では名の知れた「盗撮師ディール」だったのだ。

ディールが撮影した画像には、共通のスタイルがある。
1枚の画像の左に逆さ撮りのパンチラ、右に顔が認識できる全身写真、そして「素人画像テンコ盛りハメ撮り・盗撮」というブログのタイトルとURLを記していた。

盗撮系の掲示板などにも張られた顔にボカシが入ったものは、主に自身のブログを宣伝する呼び込み材料で、会員にはボカシなしを提供していたという。

「直接的な容疑は、ブログで2010年7月と今年1月にアップしたモザイクなしの男女の裸。この無修整画像で収益を上げていたことがまずかった。山田は会員の閲覧回数に応じて海外のサーバー管理会社からポイントを貰っていました。このポイントは換金できるため、これまでに約500万円の利益を得ていたのです」(社会部記者)

山田容疑者は「生活費が足りなかった」と自供しているそうだが、驚くことに富士通の社員。収入にそれほど困るとは思えない。

そして現在、ブログは閉鎖。画像もすべて閲覧できない状態にある。
「このドメインで更新された日時を探ると、’06年10月25日が最初の公開日。『女子高生、素人ハメ撮り、パンチラ盗撮オリジナルサイト可愛い女の子達のエッチな画像・動画がテンコ盛り!』が昔のブログの宣伝文句でした」(ネットライター)

ブログの過去を遡って調べてみると、最初から盗撮魔をはじめとするマニアの巣窟だったようだ。その触れこみはこうだ。

《無料で入会できる代わりに、『自分もこんなにエロだ!性的異常者だ!』とアピールし既存会員に認められ、友人となって初めて情報にありつけるような仕組みになっています。
(略)。
残念ながら、だまって画像だけ情報だけもってイケるサイトではありません!逆さ、ハメ撮りしは、画像を提供するのもよし、そうでない人は自分のコレクションを披露するのもよし、ナンパ師はその術や、エッチ体験を披露するのもいい。要は、ギブアンドテイクが基本です》(原文まま)