衝撃的な死から20年以上たつ今も、多くの人にラップの“神”とあがめられている2パックのチンコ写真がネガと版権付きでオークションに出品され、話題を集めている。
友人とのハウスパーティーで、ふざけてズボンとパンツを下げてイチモツをさらした際のどアップ写真で、オークションのサイトでは巨大な黒線で隠されている。
「結構デカい」と定評があったレジェンドのイチモツを、ぜひとも拝みたいというファンも多いようだ。
2パックは、過激な黒人解放闘争を展開していた政治組織ブラックパンサー党員の両親の元に誕生し、生まれながらにして黒人文化の象徴たるラップ界で輝く存在になることが運命づけられていたような人物だ。
“トゥパック”という名前もMCネームではなく、古代インカ語からつけられた本名だという。
ボルチモア芸術学校で演劇、作詞、ジャズやバレエをしっかり学び、1990年代に入りラッパーと同時に俳優としても活動を始め、ジャネット・ジャクソンとも共演するなど頭角を現すように。
アイス・キューブのようなマルチなタレントを持つアフリカンアメリカン・アーティストになるだろうと将来を期待されるまでに成長した。
しかし、人気が出るに伴い、犯罪トラブルが絶えなくなる。
94年には、19歳の女の子をアナル・レイプした罪で起訴された。2パックは「合意の上だ」「でっち上げだ」と主張したが、有罪に。そして判決前夜、ニューヨークのレコーディングスタジオのビルの外で不意打ちに遭い、5発被弾する。
ボロボロになりながら刑務所に入った2パックは、撃ったのは同じビルでレコーディングしていたノトーリアス・B.I.G.(以下、ビギー)とショーン・パフィ・コムズらの仕業だと思い込むようになる。
Biggie and Tupac
そんな時、ショーンを目の敵にしていた筋金入りのワル、シュグ・ナイトにスカウトされ、意気投合。
シュグが保釈金をポンと支払ったことでシャバに出てこられた2パックは、暴力と脅迫で急成長を遂げたシュグのデス・ロウ・レコードの看板ラッパーとなり、東海岸VS西海岸ヒッピホップ抗争を仕掛け、全米から注目される。
「California Love」などの大ヒットソングも飛ばしたが、同時にビギーの本妻フェイス・エバンスと浮気してやったと罵るディスソング「Hit’Em Up」などをリリースし、抗争をヒートアップさせていった。
Tupac and Suge Knight
そしてよく知られている通り、96年9月7日、2パックはラスベガスでマイク・タイソンの試合観戦後、車に横付けしてきたキャデラックからの銃弾を浴び、6日後の13日に死亡した。
敵対していたビギーも翌年の97年3月9日に、ロサンゼルスで開催されたアワードのパーティー帰りに銃撃を受け死亡。抗争は悲劇的に幕を閉じた。
2パック享年25歳、ビギーは享年24歳と非常に若く、特に2パックは未公開の音源を大量に残していたことから、死後もアルバムがリリースされたり、旬のラッパーたちが自分の曲に2パックをフィーチャリングさせたりしており、若い世代からも「神」とリスペクトされている。
2012年の野外音楽フェス「コーチェラ」ではホログラムとして蘇って、スヌープ・ドッグと共に「2 of Amerikaz Most Wanted」をラップしたり、今年6月には 、2パックにそっくりな役者が主演する伝記映画『All Eyez on Me』が公開されたりと、死後20年近くたった今でも人気は衰え知らず。彼にちなんだアイテムはよくオークションに出品され、高値で落札されていくことでも有名だ。
今年1月には、2パックが最後の夜に観戦していたボクシングの試合チケットが出品。2月には暗殺された時に乗っていたBMW 750iLが150万ドル(約1億6,700万円)で出品された。
その後、「2パックがデス・ライドした車が出るなら、宿敵ビギーのも車も出るでしょ」とばかりに、ノトーリーアス・B.I.G.が暗殺された時に乗っていたGMC Suburbanが同じく150万ドルで出品され、大きな話題を集めた。
7月には、当時23歳だった2パックが95年1月に書いたマドンナ(14歳年上)に別れを告げる手紙がオークションに出品され、大騒ぎになった。その内容は
「お前にとっては、黒人の俺と付き合うことはイメージアップにつながるよね。オープンでエキサイティングな女だって、ね」
「でも、俺にとってはイメージダウンなんだよ。今の俺を作り上げてくれた人たちの半分は、幻滅させることになる」
というもので、ほかにも彼女が複数のラッパーらと関係を持ったことに対して傷ついた心情などが綴られた後、優しく別れを告げる言葉で締められており、「『Dear mama』など繊細な歌詞も書ける2パックらしい」と感動する声が上がった。
ちなみに、マドンナは94年に、今や北朝鮮の親善大使的な存在となっているデニス・ロッドマンとも交際しており、この時期はハードコアな黒人が大好物だったようである。
2パックは過去にはフェラチオされながらラップしている写真が流出するなど、死亡後も性的な話題には事欠かない。そしてこのたび、そんな彼の「チンコどアップ写真」がオークションに出品されたというのだ。
問題の写真が出品されたのは、音楽に関する専門オークションハウス「Gotta Have Rock and Roll」。
マイケル・ジャクソンの未発表アルバムや、マドンナがヌードモデルをやっていた18歳の頃のヌード写真が出品された、大手オークションハウスだ。ちなみに、前述のマドンナへの別れの手紙も、ここに出品された。
今回出品された2パックのチンコどアップ写真は、90年にカリフォルニアで開催されたハウスパーティーで撮影されたものだ。
2パックはみんなで記念撮影をする際、よくふざけてパンツを下げ、パッとイチモツをさらし、場を盛り上げることがあったという。
この時も同じようにパンツを下げたため、撮影者の女性が「早くしまわないとズームして撮るわよ!」と告げたところ、彼はニンマリ笑い、「撮れ」と言わんばかりにフリーズ。その瞬間をカメラに収めたものが今回の写真だという。
このチンコ写真と共に出品されたのは、6枚の写真とネガ8本。2パックの別のヌード写真も含まれているとのことで、版権も落札者に渡るそうだ。
オークションは1万5,000ドル(約167万円)から始まり、2〜2万5,000ドル(223〜278万円)での落札が見込まれているとのこと。オークション終了は12月1日で、まだ時間はある。
なお、商品画像のチンコ写真は黒線で消されており、落札した者だけが堪能できるようになっている。
数多くのラップMVに出演してラッパーたちとセックスし、『ハリウッドの金とセックス』という暴露本で知られるセクシーモデルのカリン・ステファンズは、
「スヌープ・ドッグのイチモツは長すぎ」
「リル・ウェインはとても良い具合で長い」
「カニエ・ウエストはデカくて、ファックも最高」
「LLクール・Jはナイスで太い」
「DMXは長くて持久力が最高」
「ジェイ・Zはとても厚みがあってジューシーなんだけど、正常位の最中に彼の顔を見ると萎える」
などと、同署においてチンコ評論を展開していたが、残念ながら2パックとした経験はない様子。目利きから見た2パックのイチモツがどんな具合だったのかは、知ることができない。
しかしながら、「Daddy’s Little Girl」などのヒット曲を持つ90年代に活躍した女性ラッパー、ニッキー・Dは、インタビューで「2パックがパンツからチンコを露出していたのを見ちゃったという女子を知ってるけど、結構デカいって言ってた」と興奮気味に発言しており、勃起前でもかなりの大きさを誇っていたようである。
2パックの秘蔵チンコ写真は、かなり値が上がるものとみられる。ほかにも自筆の歌詞メモや、未公開の音源が入ったCD、友人たちと撮影したプライベート写真や、94年に出演した映画『ビート・オブ・ダンク』で着用していた衣装なども出品されているので、興味がある方はぜひチェックしてもらいたい。
ちなみに、マドンナが落札を無効にしようと必死に手を回しているヌードモデル時代の写真もまだ出品されており、こちらは500ドル(約5万5,000円)というお手頃な値段からスタートしているので、こちらも要チェックだ。
[via:http://www.cyzowoman.com/2017/11/post_161593_2.html]