“福岡の奇跡”と呼ばれ、アイドル、美少女ファンの間で今、熱い視線が送られる20歳――それが吉崎綾だ。
彼女は福岡を拠点に活動するタレントで、今春、プールサイドでセクシーにシャツを脱ぎ、ヌード寸前の姿を披露する愛媛県のローカルCM『高田引越センターグラビア編』がネットを中心に話題沸騰。
一躍、注目を集めると、5月末発売の『ヤングジャンプ』では初水着にして、初表紙から初巻頭&巻末までグラビアぶち抜き掲載という異例の登場。
誌面につけられた“福岡の奇跡”のニックネームとともに、噂が噂を呼んでいる期待の大型新人なのだ。
発売中の『週刊プレイボーイ』31号では、彼女が2回目となる最新グラビアを披露。
「次世代CM女王がかわいすぎてヤバイ」のタイトル通り、色とりどりの水着を着用し、スレンダーながらバランスのとれた肢体を愛らしい表情で魅せている。
すでに九州ローカルのバラエティでは頭角を現し、業界関係者からの注目も絶大。しかし、いまだ全国メディアによる単独インタビューもなく、謎のヴェールに包まれている彼女に週プレNEWSが直撃。
今年下半期のNo1ブレイク候補は一体、どんなコなのか? その素顔に迫った。
―グラビアは今回が2回目だそうですけど、慣れました?
吉崎 はい。初めての時はポージングのことを言われてもよくわからなくて。でも今回は週プレさんを見て研究したんで、少しはうまくできたと思います(笑)。可愛く撮ってもらって嬉しいです。
―それはよかったです(笑)。撮影で何か印象に残ったことは?
吉崎 プールのシーンがあるんですけど、天気が悪かったせいもあって水が冷たくて。全身入らずにスタッフさんたちから少しずつ水をかけてもらいました。写真を見たらちゃんとプールに入ったみたいで面白かったです(笑)。あと白い水着のカットですね。
―バスタオルで無造作に頭を拭いているシーンですね。
吉崎 あれ、撮られてる時、全然気付いてなくて。あとで見てビックリしました。カメラマンさんって本当に一瞬を狙うんだなって。
―両方、水に濡れて色っぽいけどグラビアは恥ずかしくなかった?
吉崎 いえ。前にもっとキワドイ仕事をしてたんで、平気でした。
―話題になった引越しのCMですね。プールサイドでシャツを脱ぎかけた瞬間、引越し屋さんが登場して、寸止めになるという(笑)。
吉崎 あの時は水着どころかニップレスだけで。あ、でもあの撮影もそんなに恥ずかしくはなかったかな。
―よほど度胸がいいんですね。
吉崎 というか、あのCMは私が初めてオーディションで受かった仕事なんです。それまでさんざん落ちまくって。撮影は夢中であっという間でしたね。終わった後、ニップレスが半透明だったことに気づいて驚いたくらいで(笑)。
―あははは。あれは愛媛ローカルのCMなんですよね。
吉崎 そうです。愛媛では知らない人はいないって言われましたけど。こんな反響があるなんて想像もしてなかったです。
―いやいや、日本中で話題でしょ。だってYOUTUBEの再生回数が250万! そこから『ヤンジャン』のグラビアにも出て、いまや“福岡の奇跡”と言われるほどです。
吉崎 そう呼んでもらえるのはありがたいですけど、“1000年にひとり”とか“岡山の奇跡”とか、ああいうフレーズを考えると不安ですね。「え? 私でいいの?」って。
そういえば、この間、地下鉄に乗ってたら前に座った方がじっと見てるんですよ。で、携帯をいじりだしたから私もなんとなく「吉崎」で検索したら「今、目の前に吉崎綾に似た人がいてビビる」ってつぶやきがあって(笑)。
―あははは。リアルに注目されてますね~。元々はどんな経緯でお仕事をするようになったんですか?
吉崎 15歳の時に(福岡の)天神でカットモデルのスカウトをされたんです。そうしたら事務所を紹介されて。当時、流行ってたから読者モデルをやりたいなとは漠然と思ってたけど、仕事らしい仕事はほとんどしなかったです。
―へー。まさに一夜明けたら!というやつですね。可愛いけど吉崎さんはハーフなんですよね。お母さんがフィリピン出身とか。
吉崎 そうです。私も小さい頃はフィリピンにいて、小学校に入る直前に日本に戻ってきました。でも最初は大変でしたね。日本語はめちゃくちゃだし、勉強もできないし(笑)。
―学校ではモテたんじゃない?
吉崎 全然ですよ~。昔からすごい人見知りで基本的に喋るのは苦手だし。
―へー、そんな風にはまるで見えないですけどね。
吉崎 シーンとして気まずくなったり、気を使われるのがイヤなんで。でも仲良くなったらものすごくお喋りになります。この間も仲のいい友達に電話してその日に見た夢のことを1時間以上話してたら「今、忙しいからごめん」って切られちゃって(泣)。
―1時間、夢の話をされてもね~。事務所の方の話では、新幹線の中でも喋りっぱなしで、しかも唐突に「全速力で走る新幹線に全力で走った鹿がぶち当たった時の衝撃は?」なんてことを聞いてくるって。一体、どんな会話ですか(笑)!?
吉崎 以前、友達に高速道路を走る車にカナブンがぶつかったらガラスが割れるって話を聞いて。じゃあ新幹線はどうなのかなってふと疑問が湧いて。でも「知らん」って即答されましたけど。
―そりゃそうだ(笑)。思いついたことはなんでも口に出しちゃうタイプ?
吉崎 なんか、つい言いたくなっちゃうんですよね。あははは。
―子供じゃないんだから! ちなみに特技は?
吉崎 う~ん(30秒沈黙)。そういうのないんですよね~。
―じゃあ、例えば、お料理なんてします?
吉崎 します。特技ってほどじゃないけど、普通にできますね。
―得意な料理は?
吉崎 家にあるものとか、余ってるものでなんでも作るかな。肉じゃがとかナスの素揚げとか、あと味噌汁とか。
―本当になんでもですね。それ十分、特技ですよ。
吉崎 私、小さい頃から家事をするよう父に厳しく言われてたし、15歳の時からひとり暮らしをしてるから、料理が特技とは思えなくて。でも、これから特技を聞かれたら料理と答えるようにします。
―いいと思います。それでは好きな男性のタイプは?
吉崎 優しい人。私、「人をイラ立たせる才能があるよね」って友達に言われるんですよ(笑)。そういうキャラも含めて私を好きになってくれる人がいいです。
―夢の話とか新幹線の話とか、ちゃんと聞いてくれる人?
吉崎 そうそう! 結婚とかしたらベッドで「起きて! 今、夢でね!」って話しかけても嫌がらず聞いてほしいですね(笑)。あとは元気で、ご飯をたくさん食べるような人がいいです。
―では最後に将来の目標は?
吉崎 女優さんです。
―やってみたい役とかある?
吉崎 サイコパスみたいにちょっと悪い役とか。日常ではできないことをどんどんやってみたいです(笑)。
―見た目は可愛らしいけど、結構、大胆ですね。最終的には映画の主演とか?
吉崎 いつかできたら。今の自分が映画の主演を張るなんて、奇跡以外の何物でもないんですけど(笑)、頑張って実現したいです!
(取材・文/大野智己、撮影/岡本武志、インタビュー撮影/武田敏将)
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