近年、満島ひかり(33)や二階堂ふみ(24)同様、脱ぐ覚悟ありの若手美人女優を見出した。全国的知名度はまだでも、完脱ぎはおろかヘアも辞さずで、真夏の“競艶”を果たした美女が2人もいるのだ。
『アンダー・ユア・ベッド』(7月19日より全国公開)の西川可奈子(年齢非公表)と『火口のふたり』(8月23日より全国公開)のヒロイン、瀧内公美(29)だ。
まずは『アンダー・ユア・ベッド』。孤独な青年(高良健吾)は大学時代から11年間想い続けた女性・佐々木千尋(西川可奈子)が結婚していたことを知るが、彼女の顔は幸せとは程遠かった。
青年は意を決し、彼女の家のベッドの下に忍び込む。そして目にしたのは、地方公務員の夫(安部賢一)による凄絶なDV(家庭内暴力)を受けている哀れな姿…。
「監督は女性の安里麻里氏ですが、とにかくこのDV描写が容赦ありません。仕事のストレスから、殴る蹴るの暴力を受け、絶対服従の屈辱はまるで“奴隷妻”ですよ」(映画記者)
そのシーンはこうだ。薄明かりの寝室にぽっかり浮かぶ白い肌に、形のいい乳房、乳首をあらわにする西川。ベッドに座る夫の前に全裸のヘア丸出しで直立不動の姿勢をとらされ、フェラチオを強要される。
「早くしろ、このドブス!」
容赦ない声が飛ぶ。夫の股間に顔を埋め、一糸まとわぬ姿で懸命に頭を前後に動かす。そんな屈辱の口淫奉仕はなおも続き、少しでも機嫌を損ねると「下手くそ!」とばかりに、またも暴力の餌食になり、悲鳴を上げる西川が痛々しい。
「彼女の迫真の演技に思わず生唾を飲むほどです。青年が最初に覗き見る彼女が風呂上がりで、バスタオルがはだけて乳房が露出するシーンもドキドキしましたね」(映画担当記者)
ベッドに押し倒された彼女が、バックから突き上げられるシーンもかなり大胆で激しい。DV禍ですっかりか細くなったその裸体が壊れそう。
さらには浴室に連れて行かれて、全裸で水責めされるシーンはほとんど拷問。一連の強制セックスは、まるで“家庭内レイプ”のようだ。
西川は『私は絶対許さない』(2018年)でも、田舎町を舞台に男たちに“輪姦”され、性の暴力にさらされる役を、今回と同じくヌードも辞さずで果敢に挑んだ実績がある。
試写を見た映画評論家の秋本鉄次氏は、そんな西川の姿勢を大いに支持する。
「前作の彼女はマドリード国際映画祭で主演女優賞にノミネートされました。今回もDVを受ける彼女の痛みが、ベッド下に潜む青年の哀しみと密かにクロスするわけで、全裸は避けられない必然です。
試写後に彼女と立ち話して、労う意味で『“受難”ばかりの役ですね。今度は男をいじめる役は来ないの』と聞いたら『なかなかそういうのがこなくて…』と苦笑していましたが、彼女には女優としての凄みがありますよ」
《明日に続く》
[via:週刊実話]
https://wjn.jp/article/detail/3942260/