独特なしゃべり口調で、いまやテレビで引っ張りだこの”戦場カメラマン”渡部陽一氏(38)の被災地ルポ写真が、出版業界で話題になっている。
腕の見せどころであるはずなのに、どうにも冴えないというのだ。
写真展
そもそも震災の瞬間、渡部氏は東京・六本木ヒルズの52階で、自身の写真展について会見していた。
強い揺れに、集まっていたカメラマンがシャッターを切る中、ただ床にかがんでいたと報じられた。本人は後日、「様子を見据えていた」と説明したとか。
そんな彼が被災地へ向かったのは、震災10日後の3月21日のことだ。3日間の滞在で、壊滅的な津波被害を受けた三陸沿岸をまわった”成果”は、週刊誌「SPA!」(4月5日号)に「渡部陽一が撮った悪夢」と題して掲載された。
だが、掲載の経緯を知るベテラン編集者は苦笑いする。
「写真がひどすぎて、SPA編集部もさすがに頭を抱えたそうです。渾身の数枚を選んだはずなのに、人の背中や全体写真ばかりで、一枚も人の表情が写っていない。構図からして何を訴えたいかわからないし、『悪夢』というほどの衝撃も感じない。まともな編集者なら、だれに聞いても使えない写真だと判断するんじゃないですか」
もちろん写真の良しあしの判断は人それぞれだし、渡部氏の知人によると、同情の余地はあるようだ。
「カメラを構えても、相手が渡部さんに気づいてしまって自然な表情が撮れないんです。国内の取材はやりにくいようですよ」
出版関係者もこう語る。
「バラエティー番組のイメージが定着すると、シリアスな現場での撮影はやりにくくなるでしょうね。渡部さんの場合は、ジャーナリストでありながら芸能事務所に入っているのも難点。今回もある出版社から震災の写真集を出す企画を進めていたが、事務所のイメージ戦略や方針でキャンセルになったと聞きました」
こうした声に対して所属事務所は、
「事務所が彼の活動を制限することはありません。写真集の件は、企画段階で本人が『時期尚早』と判断し、お断りさせて頂きました。写真の良しあしについては、今後さらに勉強してもらう、としか言いようがありません」(担当者)
と言うのだが──。
渡部氏は目下、アフガニスタンに渡って鋭意、取材中とか。
次は本領を発揮されることを祈っております。
[気になる噂]
ブームは去った
もともと人の笑顔を撮ることに重点を置いてるって言ってたし
フジテレビのように人のお涙頂戴の取材のほうがひどいと思うよ
フライデーとかいろんな週刊誌が特別号出してたけど
無くなった家を見て途方にくれてる姿
座り込んで泣き叫ぶ姿
そんなもんの写真ばっかだった
現状を知らせるためではなくて、被災地以外の人間にアピールするためのひどい写真ばっかだったと思う
彼はそんなことが人として出来なかったんじゃないの?
この記事見ると、絶望を味わってる人間の表情撮らなきゃ金にならないって言ってるようなもんだし
実際に被災地にボランティア行った人の話し聞くと、津波被害があったとこは潮の匂いと腐敗臭がただよってすぐ吐き気催すっていってたし
そんな状況を伝えてないテレビもどうかとおもう
タダの雑魚だったか
だって、この人、写真を学んだのは渋谷駅前の“写真の学校”ってカルチャースクールに毛が生えた程度の所の出だから…
講師も一部を除いて素人だし。