ロックバンドOKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモトが3日、自身のTwitterで前日に生放送された『音楽の日』(TBS系)での同バンドの演奏が”当てぶり”だったことを明かした。
ハマ・オカモト
当てぶりとは音源に合わせて演奏している”ふり”をすることで、ハマは「昨日のテレビ、感想をありがとう。見事な当てぶりだっただろう?」とツイート。
このハマの暴露にネット上では賛否両論。
「はじめから当てぶりや口パクって言ってればいいと思う」「確かに生番組でのセッティング・微妙なチューニングの修正を短時間で行うのは難しい面もあるなぁ。中途半端な設定で演奏してしまうと視聴者はこれが実力と誤解してしまうだろうし」という賛成派もいれば、
「口パクは歌手の八百長」「わざわざ長時間の音楽番組やるなよ、とか思うのは俺だけ?」「え、正当化したいの?」といった反対派も。
「1980年代ぐらいまでは、歌番組は生歌・生演奏であることが多かったんです。というのも、当時はテレビ局専属のオーケストラがあったので、生歌・生演奏が可能だったわけです。
しかし、予算の都合でそうしたオーケストラがなくなった今、アイドルなど演奏はカラオケだし、ダンスパフォーマンスが伴う場合は、生歌だと歌唱が一定しないので、だったら口パクにしちゃえということでした。
また、ロックバンドについても楽器のチューニングやリハーサルなどに、とても時間がかかる。生放送でもNHKの『紅白』のような国民的な番組ならいざ知らず、『音楽の日』のような単なる歌番組でロックバンドをそこまで拘束できないので、なおさらです」(音楽ライター)
だが、最近ではフジテレビが口パク・当てぶりを排除し、生歌・生演奏の方針を打ち出したことで、歌番組のあり方に一石を投じた。
「ですが、某人気アーティストの所属事務所とフジの音楽番組のプロデューサーが揉め、『新堂本兄弟』や『僕らの音楽』といった同局の音楽番組の打ち切りが取り沙汰されていますよね。
海の向こうの中国ではすでに口パク禁止令が公布されており、韓国でも5月に歌番組やコンサートでの口パクを禁止する『公演法改正案』が国会に提出されていますが、日本でこの動きが広まるかどうか」(同)
ハマ自身は当てぶりに対して批判的であるわけではなく、『音楽の日』での当てぶりも「それはそれで楽しかったです」としている。
時間制限の厳しい番組収録の現場で、多くの出演アーティストがそれぞれのセッティングを時間内で済ませるのが難しいことを指摘し、「生演奏という名目での当てぶりが今は主流ですね」と、最近の音楽番組の実情を語っている。
口パクの排除や生演奏にこだわるのが昨今の風潮だが、実際には”言うは易し行うは難し”といったところだろうか。[日刊サイゾー]
http://www.cyzo.com/2014/08/post_18148.html
■自身のツイッターで「当て振り」を告白したハマ・オカモト
『昨日のテレビ、感想をありがとう。 見事な当てぶりだっただろう?』
『生演奏という名目でのアテブリが今は主流ですね。ライブに通う人にとったら、そんなもん1発で見抜けますよね。まずみんなアンプの電源はいってないし、シールド刺さってないし。昨夜のOKAMOTO’Sは楽曲の構成上の理由やら諸々で、初めてアテブリしてみました。 それはそれで楽しかったです。』
『実際弾いてないのにインタビューとか受けてるミュージシャンの気がしれない。』
『というかそれはミュージシャンではないか。そうか。』
『ちなみにゴールデンボンバーの皆さんはバンドではなくエンターテイナーだという認識です。え、そもそもバンドではないよね!?』[titter/@hama_okamoto]
https://twitter.com/hama_okamoto
■AKBら最新アイドルグループの口パク事情
視聴率低迷にあえぐフジテレビが、全社員の3分の2にあたる約1000人規模の人事異動を敢行したことが話題になっているが、これに伴い、フジテレビの音楽番組班の名物ブロデューサーだったきくち伸氏も現場を離れることになったという。
また、同時にきくち氏がプロデューサーを務めていた『僕らの音楽』『堂本兄弟』も終了すると、8月1日に東京スポーツが報道した。記事によると、きくち氏が担当する番組で「口パク禁止令」を発令したことに、一部の芸能事務所やレコード会社が反発。これが、終了の大きな要因となったという。
実際問題として、現在の音楽業界でどれくらい「口パク」が行われているのだろうか。ある音楽ライターはこう話す。
「口パクはアイドル系に多かったんですが、最近はかなり減っています。ももいろクローバーZは、初期の頃は口パクもやっていましたが、徐々に生歌にシフトして、今はライブも歌番組もほぼ生歌です。
モーニング娘。’14や℃-uteといったハロプロ勢は、完全生歌。
その一方で、AKB48系のグループは、劇場公演などの小さなステージでは生歌もやりますが、ドームクラスのコンサートでは口パクが多い。歌番組も基本的には口パクですね。ほかのアイドルグループも含めて、今はAKB48以外は、ほとんど生歌です」
AKB48
男性アイドルはどうなのだろうか。音楽ライターが説明する。
「ジャニーズ系は、グループによって違うんですが、その時々で生歌と口パクを使い分けています。特に若いグループなどは、まだ踊りながら歌うということに慣れていないので、口パクをすることもあるようですね。
でも、ベテラングループは絶対生歌ですよ。『27時間テレビ』のSMAPライブでは、疲労もあってかあまりにも”リアル過ぎる生歌”を披露してましたね」
口パクを採用する大きな理由としては、やはり”踊りながらでは歌が安定しない”ということが大きいようだ。その点で、EXILEはパフォーマーとボーカルがきっちり分けており、ボーカルはほぼ踊らずに歌うため、完全に生歌だという。
しかし、その一方で、最初から口パクが想定されているケースもあるようだ。
「Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅは、ボーカルにエフェクトがかかっていて、それを含めて楽曲となっているので、特に音楽番組では口パクが多いです。でも、意外とライブでは生歌でもやっています」(前出音楽ライター)
ちなみに、ハンドマイクがしっかり固定されているかどうかを見れば、口パクかどうかを見分けることができるとのこと。
「生歌の場合、マイクをしっかり固定させないと声が乗らないので、そこをちゃんと訓練するんですよ。手元がブレブレになっている場合は、口パクの可能性が高いでしょう。あと、ヘッドセットマイクを使っている時も、実は口パクというケースが多いですね」(前出音楽ライター)
確かに、撲滅に向かいつつあるといえそうな口パクだが、フジテレビの動向次第では、逆戻りもありそうだ 。[ポストセブン]
http://www.news-postseven.com/archives/20140804_269827.html
僕の股関のマグナムも口パクして欲しい♪
ショーとして見れば口パクだろうが歌っていようが関係無いじゃん。
マドンナもブリトニーもレディガガも皆口パクだしね。
だけど、ショーとしたら最高だから誰も文句言わない。
僕の股関のマグナムも口パクして欲しい♪