昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』で、5年連続司会を務めた嵐。ジャニーズ事務所の先輩であるSMAPに代わって白組のトリも飾った。
しかし、水面下ではSMAPのチーフマネジャーの飯島三智女史と嵐のマネジメントの責任者の藤島ジュリー景子・ジャニーズ事務所副社長との間で、熾烈なバトルが展開されていた。
結果、嵐がトリを取ったことで、飯島女史はジュリー副社長との派閥抗争において、大きな黒星を付けられたようだ。
ここのところ、ジャニーズの不祥事が報道されるたびに噂されるのが、飯島女史と嵐のマネージメント責任役である藤島ジュリー景子・ジャニーズ事務所副社長との隔絶だ。
実は、紅白のトリについてもこんな話がある。
「5年前に嵐が紅白の初の司会に決まったときから、ジャニーズ内には、司会はしばらく嵐でいいが、その間ジャニーズ事務所のタレントがトリを務められる場合はSMAPにするという不文律があったんです。
しかし、ジュリーサイドはその不文律を無視して、嵐をトリにプッシュした。そして、それがまかり通ってしまった。それほど、ジュリー副社長が力をつけ、飯島女史の力が落ちたんです。居場所を失った飯島女史が、SMAPを連れて今度こそジャニーズから完全独立するかもしれませんよ」(大手レコード会社元役員)
つまり、レコード会社でも懸念されていた事項だったというわけだ。
2014年は、嵐が司会を務めただけでなく、トリを飾ったのも嵐。NHKとジュリー副社長との間にどんな密約が交わされたのかは定かでないが、飯島女史にしてみれば地団駄を踏む思いだっただろう。
実はSMAPは、現在もジャニーズ事務所の経営を実質握っているメリー喜多川副社長(当時)が「売れない」と烙印を押したジュニアを飯島女史がマネージメントして大ブレイクさせたという逸話がある。
当時、飯島女史は一介の事務員だったが、ブレイク後のSMAPの給料が安いとキムタクの両親が不満を持ち、グループを飯島女史が独立させるのではないかという見方まで出ていた。
SMAPも飯島女史も待遇が改善されて、頂点に立ったSMAPを中心にジャニーズ事務所は回り始めたのだが、メリー喜多川氏の一人娘であるジュリー氏がジャニーズの後継者といわれるようになってからは、飯島派とジュリー派で派閥争いが起きていると業界で噂されてきた。
決着のカギを握るとされているのが、SMAPや嵐の後を次ぐブレイクアイドルをどちらが育てられるか。ジュリー派では嵐をはじめ、TOKIOの人気を維持、関ジャニ∞などもブレイクさせている。
一方、飯島派がブッシュしているのはKis-My-Ft2だが、SMAPと抱き合わせようとしてもどうも今ひとつうまくいかない。そして決定打となったのが、昨年末の紅白トリ事件だ。
ジャニーズ事務所からは過去最多の6組が出場に選出され、ジュリー派のTOP4とされる嵐、TOKIO、V6、関ジャニ∞がせいぞろいした。
飯島派では、Kis-My-Ft2のプッシュが失敗に終わり、SMAPもトリを嵐に奪われ、散々な暮れになったに違いない。こうした状況から、ジャニーズ事務所に居づらくなった飯島女史がSMAPごと独立するのではないかと再び注目されているのだ。
[引用/参照:http://www.cyzo.com/2015/01/post_20109.html]
メンツ見る限りではジュリーの圧勝だね