かつて「斜め45度の女」ともてはやされた滝川クリステルにも辛い過去があった。
4日に放送されたNHK「ゆうどき」では、滝川が「人生ドラマチック」コーナーに出演。フランス人の父と日本人の母の間に生まれ育った苦悩について、打ち明けた。
この日、春らしく桜色のドレスで現れた滝川は、カメラマンのいたずらに苦笑いをしながらも艶やかな雰囲気を見せた。
番組ではまず、大きな目元が印象的な滝川の美少女時代など生い立ちを写真で紹介、その後VTRで弟からの告白が流された。
容姿端麗で恵まれた環境に育ったかに見える滝川だが、弟いわく「相当悩んでいたと思います」というほどアイデンティティーに悩んでいたらしい。
「自分のアイデンティティーに悩む時期がありまして…。誰にも打ち明けられない悩みでした。自分が日本人なのかフランス人なのか中途半端な自分に葛藤しました」
と、自身でも当時の心境を語り始めた。引きこもりの日々を送る中、友達からの言葉に救われたという。
その言葉とは、「あなたはハーフではなくダブル」というもの。これをきっかけに、報道の現場を選び、現在に至っているそうだ。会社面接の時にもダブルですと答えて合格した由。
滝川は、フジテレビ系の子会社である共同テレビに在籍中に、容姿や知性を買われて2002年に「ニュースJAPAN」のキャスターに抜擢された。
その美貌が並外れており、実力も伴っていたため、たちまち日本中で滝川の噂が飛び交った。2009年にはフリーに転身、CMにも出演するなど、お茶の間人気はさらに沸いた。
2013年には、こぞってものまねされた「お・も・て・な・し」の2020年五輪招致活動メンバーに選ばれる。オファーがあった時には弟が反対して1度断ったのだという。結局2度目に引き受けた。
「「表舞台の経験があってフランス語が話せる女性」で選ばれたが、「女性も男性も対等に立てるということを世界にアピールできるなら」と思い引き受けることにした。」
と滝川は当時を語っている。
「2013年の流行語大賞ともなった”おもてなし”スピーチでオリンピック誘致の成功にひと役買った滝川さんは、ますます活躍すると思われましたが最近はほとんどテレビに出演していません。
いまではフリーキャスターというよりもCMタレントといったイメージのほうが強いかもしれませんね。
ただ知名度を活かした活動はしているようで、ライフワークにもしている”動物の保護・福祉”に力を注ぐ『クリステル・ヴィ・アンサンブル』という財団を立ち上げて代表理事に就任しています。
2020年をメドに犬や猫の殺処分・放棄・虐待行為ゼロを目指して、保護された犬たちのサポートをする団体のようですね。
こうした活動には熱心なところを見せていますから、そもそもあまり表に出るようなタイプではなかったのかもしれません。かつて在籍していた共同テレビにはいち記者として入社していたそうですから」(テレビ関係者)
人目を引くルックスとは裏腹に、滝川自身は自分をアピールしたくはないのかもしれない。
数ヶ月前には、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも外国人男性と日本人女性との間に生まれ育った少女を前に、自身の少女時代の苦悩を涙をにじませて語っていた。
むしろ見た目で判断されることが今でも苦悩で、縁の下の力持ち的な仕事を評価されるほうが嬉しいのだとしたら、ファンもその活躍を陰ながらサポートしてあげるのがいいのではないだろうか。
[引用/参照:http://www.menscyzo.com/2015/03/post_9245.html]
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