「オタキング」こと評論家の岡田斗司夫さん(57)が自身のフェイスブック上に「謎の求人情報」を投稿し、注目を集めている。
「岡田斗司夫のfacebookを見ている『独身の女性の方』にお知らせです」――。
2015年8月25日、岡田さんはこう切り出し、「某県で老舗の跡取り」をやっているという知人の独身男性にかわり、「おかみさん」の募集を開始した。
投稿では何の老舗かは明らかにしていないが、年商数億円程度の「中規模だけど堅実なお仕事」という。
また、おかみさんといっても、いわゆる旅館や酒蔵等のそれではないそうで、「先代社長や従業員と、跡取りの息子の間に入って『まぁまぁ』というのが仕事」とのこと。
途中に「妻とか奥さんではありません」との記述があるために紛らわしいが、つまるところは老舗会社の跡取りと結婚し、会社を支えてくれる女性を募集しているということのようだ。
条件は、1年以内に「某県」まで嫁に行ける33歳までの女性。離婚歴や子供の有無は問わない。ただ、全身に入れ墨がある場合や、体重が60キロ以上の場合はNGだという。
跡取りの男性は「派手な恋愛は不得意だけど、真面目で頭も良く、働き者」な30代だそうで、結婚したあかつきには「当然」、跡継ぎを生んで育てることも「仕事」となるそうだ。
岡田さんは「もちろん、女性の人権をなんだと思ってる的な、募集です。通常の恋愛や結婚とは、やや違っていることをご理解いただきたく思います」と断りを入れつつ、
「あくまで『老舗の家に入ること』『将来はそこのマネージャーというかコントロールタワーになること』が女性側のミッションです」
と説明した。
所在地や商売内容などの詳しい情報は申込者のみに伝えるといい、希望者は自身のフェイスブックアカウントから自己紹介文を添えてメッセージを送るよう呼びかけた。
異色の「求人情報」はインターネット上で話題になった。
本人としては善意から仲介を引き受けたのかもしれないが、ネットでは岡田さんに仲介を頼んだ跡取り男性に対する疑問の声が多々寄せられた。というのも年末年始に起きた「愛人騒動」の印象が未だ色濃く残っているためだ。
騒動は14年12月の大晦日、元愛人を名乗る20代女性が岡田さんとのキスプリクラをフェイスブックに投稿したことに端を発した。
岡田さんは当初、これを「ニセ写真」と断じていたが、その後一転して本物と認め、「現在、9人の彼女がいる」と動画で告白。過去には80人の女性と同時に交際していたとも明かした。
さらにその後、さまざまな女性とのセックスやその評価を列挙した岡田さんの「愛人リスト」が流出。すると岡田さんは「ほとんどは私が、仕事で会っただけの女性に対する妄想を書いたもの」と釈明した。
だが、岡田さんの主張はネット上であまり受け入れられず、女性関係において「胡散臭い」「信用ならない」とのイメージが定着してしまったようだ。
そのため今回の投稿については
「クソ怪しい…」
「なぜ今の流れで岡田斗司夫に斡旋を頼んだのか」
「圧倒的人選ミスだなぁ」
といった声が相次いでいる。先の一件と絡めて「中抜きされるぞ依頼者…」「岡田斗司夫の80人の愛人から見繕う方が簡単じゃないの?」といった皮肉もあった。
さらには、独特な書きぶりや謎の多さから「老舗温泉宿で起こる連続殺人事件の導入部かな?」とミステリー作品やサスペンス作品を連想した人もいれば、「典型的なSPAMメールじゃんか」とよくある結婚詐欺メールを思い浮かべた人もいた。
ちなみに岡田さんは、申込者と男性が結婚しても「二人の結婚報告などいっさいしませんし、結婚式にも出席しません」といい、「あくまで『ご紹介』のみに徹します」と強調する。
さらに「もちろん、応募の秘密は守ります」とも宣言している。受付は8月31日までとのこと。果たして何人の女性がメールを送るだろうか。
[引用/参照/続き:http://www.j-cast.com/2015/08/27243727.html]
岡田斗司夫のfacebookを見ている「独身の女性の方」にお知らせです。知り合いで「某県で老舗の跡取り」やってる30代の独身男性が「おかみさん」を探しています。派手な恋愛は不得意だけど、真面目で頭も良く、働き者の未婚男性です。年商…
Posted by 岡田 斗司夫 on 2015年8月24日
例の「おかみさん」募集についての続報です。匿名アカウントのTwitterやメールでの問合せには答えられません。そちらで一番多かった質問にはここで答えます。1.体重60キロ以上はダメ、について。59.9キロまではOKです。60キロ…
Posted by 岡田 斗司夫 on 2015年8月27日
今度は「婿入り」を募集?
あと、問合せが多かったのが今回の逆、つまり「婿入り」について。こっちはいま聞き取り調査中。来月か再来月に「入り婿募集」の告知できるかもです。ただし!今回の「おかみさん募集」ほどは好条件ではない、と釘を刺しておきます。
Posted by 岡田 斗司夫 on 2015年8月27日
ネットの反応
この投稿に対し、Facebook上では100件以上の「いいね!」が寄せられた。ただ、はてなブックマークでは、「ただただ気持ち悪い」というコメントが相次いだ。
「すごいゲス感。さすが岡田斗司夫」
「要するに産む機械募集でしょ?吐き気がする」
「フェイスブックは『おぇ?!』ボタンを実装すべき」
中には「よく読むと普通に結婚の仲介なんだけどね」というコメントもあったが、地方や業種が書いていないこと、そして何より過去に女性関係でトラブルがあった岡田さんが紹介していることなどが重なり、「怪しげなブローカーのようだ」と感じた人が多かったようだ。
ほかにも、「結婚後に子どもができなかったらどうするのかな」と応募女性を心配するコメントもあった。また、ここまでやるのならいっそのこと「ビジネスパートナー募集にすればいい」という声もある。
年俸を決めた上で、男女ともにブライダルチェックを受診。さらに、体外受精も考慮に入れて、徹底的にビジネスライクに家庭を運営していく、というものだ。たしかに、それなら若干フェアな感じもする。
[引用/参照/続き:http://getnews.jp/archives/1108690]
船場 吉兆かな?