ホステスのアルバイト経験を理由にした日本テレビの内定取り消し騒動で、今期新人ナンバーワンの注目を集める笹崎里菜アナ(23)の担当番組が、日曜朝の情報番組『シューイチ』に決まった(9月から)。
「『シューイチ』のレギュラーで間違いない。メインMCの中山秀征、片瀬那奈の脇を固めるサブキャスターの1人だ」(本誌4月10日号)
日本テレビの管理職社員が明かしたこの「極秘情報」通りに事が推移しているわけだが、それは「大抜擢」というわけではなさそうだ。
「同期入社のもう1人の女子アナである尾崎里紗アナ(22)は平日朝の看板情報番組『ZIP!』に決まった。こちらは主婦層狙いで爽やかなイメージが優先されるということで、笹崎アナより尾崎アナが選ばれた。
『シューイチ』はたしかに新人アナの登竜門ですが、日曜だけで帯番組ではないし、担当コーナー以外は画面に映ることが少ない。彼女の場合、そこしか収まるところがなかったというのが真相です」(日テレ局員)
やはり一度ついたイメージはなかなか拭えないのかもしれない。だが一方で、笹崎アナの局内での評判は着実にアップしている。
「上層部の指示なのか男性スタッフに意識的に媚びないようにしている。それが『会うと意外にちゃんとしてるじゃん』という評価につながり、年配のスタッフの間でファンが増加している」(別の局員)
「打ち合わせのときにゆったり構えて余裕がある感じがかえって印象に残る。学生時代に比べて黒みがかった落ち着いたトーンの髪の色に変えたのもおじさん連中に好評で、『笹崎いいねぇ』という声をよく聞く」(制作会社社員)
[引用/参照:週刊ポスト2015年9月11日号
http://www.news-postseven.com/archives/20150901_346933.html]
夜だと芸人にイジり倒される
「すでに色がついてしまっており、報道では使えないということになった。そこで朝の情報番組か夜の番組となったが、夜だと芸人にイジり倒される。朝ならそこまでやられることはない、と判断した結果です」(前出・制作会社スタッフ)
笹崎アナはこのチャンスをモノにして何とか局内の地位を確保するべく、必死の構えのようだ。
「高いヒールも履いていないし、服装もオーソドックスなものにしている。髪の色も栗毛色から黒色に変え、これまでの男を惑わすような魔性のホステスメイクも封印。
チークをあまり強くしないなど、派手さを抑えながらも、艶やかに見える化粧をメイクさんと相談して決めたそうです」(前出・芸能関係者)
まず服装とメイクから──銀座で学んだ“オンナ道”は生かされているようだ。
元「夜の蝶」から「朝の顔」へ「脱皮」を図る笹崎アナだが、肝心の仕事に関しての評価はどうか。
「アナウンス力は低評価ですが、男性スタッフの人気は相変わらず高い。テレビ局は男社会だから、男の生態をわかっている女性が現場にいるほうが雰囲気はよくなる。
『ポッと出の下手な女子大生上がりが来るよりよっぽどいい』という人もいます」(前出・芸能関係者)
[引用/参照:http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150831/Asagei_42393.html]
提訴は「自分の意思で」
東京・汐留の同局で、『シューイチ』の生放送の見学を行った笹崎アナ。黒髪にワンピースの清楚(せいそ)な姿で、背筋を伸ばしてスタジオを見つめていた。
担当するのは、エンタメ情報コーナー「SHOWBIZ」。入社3年目の先輩、安村直樹アナ(26)と芸能情報を伝える。
「日曜の朝の顔」の一人になることについて、「最初はフワフワしていましたが、だんだん実感がわいてきました」とほほえんだ。
困難を乗り越えてここまで来た。13年9月、日テレのアナウンサーに内定。だが、東京・銀座のクラブでのアルバイト経験を報告すると、内定を取り消された。
「これからどうしよう?と人生を真剣に考えたときに、やっぱりアナウンサーになりたいという気持ちを再確認しました。行動しようと思いました」と振り返る。
そして、予定通りの入社を求め、地位確認を求めた訴訟を東京地裁に起こした。
今年1月に局側と和解し、4月に入社。「人と関わる仕事をしたい、という願いがかないました。課題も多いですけど、ひとつずつクリアしたい」としみじみ。
「提訴は誰かと考えた?」と聞くと、「自分のことなので、自分で決めて、自分の意思で取った行動でした」とまっすぐに見つめ返した。
日本一有名な新人アナとなり、常に注目を集める存在となったが、「自分では気にしていないし、気にしてもしようがないと思ってるんです。特に今は仕事に必死で、どう見られているか正直頭が回らない状態です」とニッコリ。
ただ「実は最初、アナウンサー室に入るのに、とても緊張したんです」とも明かした。だが、先輩との交流で打ち解けた。
「いろいろアドバイスをもらっているうちに距離も縮まりました。優しい方ばかりで、今はとても充実しています」と大きな瞳を輝かせる。
『シューイチ』の初登場は9月6日。「しっかり研究してデビュー日を迎えたい」と新たな一歩へ意気込んでいる。
[引用/参照:http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/08/17/kiji/K20150817010950100.html]
キャバウンサー
滑舌が悪く突発のニュース読みが出来ない