最近おめでたい話題が多い。そんななか、結婚発表がされるたびにちょっと気になるのは「お相手は一般の方」という相手の紹介だ。
発表する本人もメディアもそう伝える。最近の例をあげてみる。
まずは吉澤ひとみ。
《更新されたブログで「いつも応援してくださる皆様へご報告させていただきます。このたび、吉澤ひとみは婚約いたしました。
お相手は一般の方で、1年半前に知人の紹介で知り合い、仲良くお付き合いさせて頂いておりました」と報告。》(スポニチ・9月5日)
続いて華原朋美。
「破局していた…お相手は一般人」(デイリー・9月4日)。
《関係者によれば、お相手は一般の男性だったという。》
ここで予想される「一般の方」とは「業界人ではない人」だろう。もっと言えば「芸能人ではない人」。
わかりやすい例をあげてみよう。先日結婚を発表したサッカーの澤穂希選手の場合だ。
澤選手は所属チームの公式ホームページで、「突然ではありますが、この度、澤穂希は30代の一般男性と入籍したことをご報告させていただきます」と記した。
ところが、お相手の辻上裕章氏は「38歳元Jリーガー イケメン、温厚、ナイスガイ」(サンスポ)で、「J1仙台・強化育成部」の人だった。
つまり同じサッカー界で「業界人」である。一般人ではないように思える。しかし芸能人ではないから「一般男性」という呼び方にし、今までの有名人の結婚発表を踏襲したのだろう。
こうなると、ほぼ日本中の人は「一般の方」ということになる。
「真面目に生活をしていて何で関わり合いのない世界から一方的に一般人とか素人と呼ばれなくてはいけないのだ」と憤っている人を見たことがある。確かに。
先日は東京五輪のエンブレム取り下げについて、五輪の組織委員会が「一般国民の理解が得られない」と述べて「一般国民?」という大まかな言い方にツッコミが集中した。
「一般」とか「素人」という言い方は一方的だ。ザワザワする。せめて「カタギの方」だろうか。
なぜこうなったのだろう。
有名人同士の組み合わせだとニュースバリューがある。だからまず「相手も芸能人なのか?」という前提の質問が記者やレポーターからこれまで繰り返されてきた。
そして答えてきた。以前、海外で飛行機事故が起きた場合「日本人の乗客はありません」とアナウンサーがことさら伝えたように。
FAXやブログ、ツイッターで有名人が結婚報告する今、「相手は芸能人か否か」というエア質問に「お相手は一般の方です」と先回りして答えている結果なのだろう。
私がいま気になる物件は、先週の写真週刊誌「フライデー」に載った「人気女子アナ流失写真」で、一緒に写っていたお相手が「飲食関係の仕事をしている年上の男性」という件である。
とても気になる「お相手は一般の方」である。
「素人さん」には驕りや傲慢さが…
いわゆる芸能人の、「素人じゃないんだから」「素人には無理だよ」「素人さんに負けてどうする」等々の物言いに違和感がある。
そこには、芸能人と一般人を、単に「テレビカメラの前での振る舞いに慣れている人々とそうでない人々」ではなく、「芸や能力のある人々とそうでない人々」に分けているかのような驕りや傲慢さがある。
つまり、素人の意味が拡大されていて、我々はテレビに出て大金を稼いでいる、ゆえにそこら辺りの連中とは階級や質が違う・・・という思い込みがある。勘違いも甚だしい。
芸能人に芸があった時代は、もう30年程前に終わってしまった。
テレビがなかった時代、歌舞伎役者や舞台役者といった芸能人は、まさにその人生をかけて突き詰めた芸によって人々を魅了した。
そして初期のテレビ時代は、彼らが「芸能人」としてテレビに三顧の礼で招かれ、ブラウン管で活躍した。
しかし今や芸能人とテレビの主従関係は逆転し、現在の芸能人は、テレビなしでは存在し得ない、単なる話題性や小さな差異、あるいは大衆の気まぐれに寄って立っている、ただのテレビ芸人に過ぎない。
彼らは資本主義を円滑に回すためのCMという装置に視聴者の目をつなぎとめておくために、その合間を埋めているにすぎないのだ。
今やそこにあるのは人生をかけた玄人の芸ではなく、目立ちたがり屋による一般人の余芸の延長である。彼らを「タレント」(才能)などと呼ぶのは、わるい冗談でしかない。
ま、百歩譲って彼らは彼らなりにプロだということにしよう。
しかし、世の中にはいくつもプロフェッショナルがいて、芸能人もその中のひとつに過ぎず、彼らも、経済のプロ(サラリーマンのことだ)があげた利潤から捻出された広告費によって、食わせてもらっているのだ。
もう少し、謙虚な姿勢がないと、自らの「無能」ぶりを喧伝するだけだよ。
[引用/参照/全文:http://homepage1.nifty.com/shigemotokengo/column/era09.html]
鈴木奈々の旦那は正真正銘の一般人。山岸や吉澤は一般人とは言えない。違う?
会社経営者も芸能人ではないので一般人。何か納得できない。
どっちでもえーわ
普通に生活してて、お前素人やもんなとか一般人やもんなとか言われることなんてないし
ただ何でもかんでも揚げ足取ってるだけ
わさわさしてきた
一般人、国民全て一般人で良いとは思いますが、会社の経営者とか、御曹司、役員とか、肩書き持ってる方を一般人と扱わせようとする意味が分からない。自分のイメージダウンを避ける為に特に庶民派とか言われてる方が庶民派だよ私はって、そうしたいが為に一般人と言うのかな。スキャンダル起こしたよね某女性キャスターは。