3日放送の「ミュージック・ポートレイト」(NHK総合)で、小室哲哉が、宇多田ヒカルのデビューに感じた恐怖と羨望を明かした。
今回は、小室と漫画家の浦沢直樹氏の対談の第2夜を放送した。そのなかで、小室が音楽プロデューサーとしてヒット曲を連発していた90年代の話題となった。
当時の小室は、新たな作品にも自身の過去の曲と同じイメージのものを求め、新しい音楽に思うように挑戦できない状況だったという。
小室は「ちょっと違うことをやってみると『いや、小室さん風でいいんですよ』って戻されちゃうっていうね…」と話し、当時は自己模倣を強いられていたようだ。
しかし、小室自身は世の中が新しい音楽を求めていると感じており、それを確信したのが宇多田ヒカルのデビューシングル「Automatic」だった。
その当時の心境を小室は「これ(「Automatic」)売れるだろうなと。恐怖感というか、一気に来たので」といい、さらに「なんて自由にやれてていいんだないうか、単純にうらやましいなって」と恐怖感と羨ましさを同時に感じていたことを明かしたのだ。
その後、日本の音楽業界ではMISIAら女性R&Bシンガーが次々登場したほか、モーニング娘。など新しいアイドルも誕生した。
そんな中、小室自身は、新しい音楽に挑戦できなかったと回想し、「(かつて)あんなに歌謡曲から新しいものに行こうと思ってた自分が、今度は古い方のものになってる感じ」「いちばん悩んでいたときだと思う」といい、当時苦悩していたことを明かしたのだった。
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/10919330/]
「ヒカルちゃんが僕を終わらせた」
全盛を極めた小室哲哉だったが、宇多田ヒカルが『Automatic』でデビューした1998年には自ら小室ブームの終わりを予感している。
彼女の歌を聴いて「すごい難しいグルーブ感で…“ヒカルちゃんが僕を終わらせた”っていう感じ」と明かすと、その楽曲とパフォーマンスから次世代を感じ「僕、ここで一度休もう」と決意したことを証言した。
[引用/参照/全文:http://japan.techinsight.jp/2015/04/komurotetuya-sittositakyoku-suiyoukayousai20150422.html]
小室哲哉と浦沢直樹との驚きの関係
音楽プロデューサーの小室哲哉と漫画家の浦沢直樹が、TBS系トーク番組『オトナの!』で共演し、浦沢の代表作『20世紀少年』の秘話を明かした。
「ふわ~って変な気持ちになる。自分のことが書いてある」。
『20世紀少年』を読むとそんな感覚に陥ったという小室は、妻・KEIKOの助言もあり、浦沢に熱烈なファンレターを送ってその思いを告白。
その返事で、小室と浦沢は同じ第四中学校出身で浦沢は1つ下の後輩だという事実を、浦沢から教えられたという。『20世紀少年』は「府中のあの頃の世界観を書いた」と浦沢が語る、まさにその同じ空間に、小室もいたのだ。
手紙のやりとりの直後に食事会を開催し、『20世紀少年』話で盛り上がったという2人。
第1巻の冒頭で、主人公がお昼の時間に、放送部の人に頼んでT.REXの「20th Century Boy」を流す場面があるが、これは浦沢の実話で、小室が在籍していた放送部にお願いしてかけてもらったという。
「これをかけたらえらいことになるぞ!」と怒られる覚悟の浦沢だったが、予想は外れ周囲は無反応。「何も起きなかった、革命にはならなかった」という漫画の展開は、実話だったのだ。《中略》
そして、「『20世紀少年』は、だれも聞いてなかったという話から始まったけど、結局トモダチが聞いてたって。実際は、小室哲哉が覚えてたって話なんですよ」とあらためて奇跡的なつながりを熱く語った。
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/9776542/]
TBS系トーク番組『オトナの!』(2015/02/11)
https://www.youtube.com/watch?v=axrey8UI3kA
https://www.youtube.com/watch?v=uXk42jgMWN8
日本の音楽も90年代に出尽くしたな。
今の音楽を90年代に持っていっても、あまり売れてなかったやろな。
何して無理