年の瀬の風物詩とも言えるNHKの紅白歌合戦。毎年賛否が分かれるのがそのラインナップだが、「紅白」に選ばれて出場しながら、いつしか姿を見なくなった歌姫たち。消えた謎と消息を徹底リサーチする!
レコードからCDへの移行が完全に終わると、ミリオンセラー連発のバブル期に突入。そんな90年代の歌姫たちの謎と消息を徹底リサーチ。
西田ひかる(91~93、98年/代表曲 「ときめいて」)
抜群のプロポーションに比べて目立ったヒット曲はなかったが、NHKウケする清潔感が買われて4回も出場。結婚して2児の母親となった現在は、兵庫県に在住している。
永井真理子(91年/代表曲 「ZUTTO」)
ボーイッシュな短髪美少女として人気を博し、アニメの主題歌などヒット曲も多数。ピーク時に結婚出産したことで人気が急落し、現在,歌手活動は事実上の停止状態にある。
Mi─Ke(91~92年/代表曲 「想い出の九十九里浜」)
「おどるポンポコリン」を大ヒットさせたB.B.クィーンズのコーラス隊がスピンオフデビュー。リードボーカルの宇徳敬子は、現在もソロアーティストとして地道に活動。
GAO(92~93年/代表曲 「サヨナラ」)
キャッチフレーズは「性別不明年齢不詳」で、女か男かわからないことを売り物にしていた。そのため、ファンの多くは女性だった。現在は会社経営と並行して音楽も継続。
EAST END × YURI(95年/代表曲 「DAYONE」)
元「東京パフォーマンスドール」の市井由理がヒップホップユニットに加わり、全国でご当地版が作られる大ヒットに。引退後はデザイナーのNIGOとの結婚離婚を経験。
[引用/参照/全文:http://www.asagei.com/excerpt/49167]
LINDBERG(92年/代表曲 「恋をしようよYeah!Yeah!」)
元アイドルの渡瀬マキをメインボーカルに、90年代バンドブームの波に乗って結成。月9の主題歌が大ヒットして知名度を上げた。02年に解散したが、昨年から再始動している。
ブラックビスケッツ(98年/代表曲 「タイミング」)
ビビアンスーを中心に、ウンナンの南原清隆、キャイ~ンの天野ひろゆきで結成。ビビアンスーはその後、日本の芸能界と距離を置いたため、同曲の映像使用は難しい状態。
久宝留理子(94年/代表曲 「早くしてよ」)
初ヒットの「男」がカメリアダイアモンドのCM曲だったため、93年の紅白初出場では同社からの「総額3億円の宝石」を身にまとって歌った。現在もプロデューサーとして活動。
藤谷美和子(94年/代表曲 「愛が生まれた日」)
人気女優が初めて歌ったデュエット曲はミリオンセラーに。お相手の大内義昭は今年5月、食道ガンで死去。藤谷はここ数年、奇行が伝えられるが、芸能活動は休止したまま。
酒井法子(95年/代表曲 「碧いうさぎ」)
主演ドラマの主題歌がミリオンセラーになり、デビューから10年目で晴れて紅白出場。09年の薬物事件からカムバックしたが、今なお地上波に出るのは厳しい状況にある。
紅白は出場歌手も楽曲もまったくわからないが、彼女たちが輝いた瞬間は、視聴者の脳裏に今も焼きついている。
[引用/参照/全文:http://www.asagei.com/excerpt/49175]