まずは日刊スポーツから。
中居が独立する意思を固め、親交を持つ大物タレントにも相談し、ジャニーズを離れて生きる道を模索している。と伝えている。
SMAP中居正広、木村拓哉と決別 独立決めた
国民的アイドルグループSMAPの解散報道の余波は広がるばかりだが、中居正広(43)は解散が避けられない見通しが変わらないため、ジャニーズ事務所から独立する意思を固めたことが14日、分かった。
中居はタモリ(70)松本人志(52)ら親交を持つ大物タレントにも相談し、ジャニーズを離れて生きる道を模索している。ともにSMAPを引っ張り、事務所残留を決めた木村拓哉(43)との決別は決定的になった。
関係者によると、中居は解散を避けられない状況から「(ジャニーズ事務所を)出るしかないのかな」と、周囲に正直な気持ちを漏らしているという。
中居は昨年11月までに稲垣吾郎(42)草なぎ剛(41)香取慎吾(38)と退社の意向を示したが、最近になって4人で再びジャニーズ事務所にとどまりたいと翻意している。
同事務所は最初から残留を表明した木村への配慮もあり、筋が通らないとして、木村以外の4人の翻意を簡単に受け入れられないとしている。
中居があらためて退社の意思を固めた背景に、チーフマネジャーが退社するだけではなく、いったん芸能界から身を引くと意思を示していることも大きい。
チーフマネジャーはSMAP全員とともに退社するつもりだったが、昨年末までに木村だけは事務所残留を決めた。芸能界自体がタレントの独立には厳しい姿勢をとることもあり、SMAP5人を伴う独立は不発に終わった。
そのため、チーフマネジャーは責任を取る形で、退社後は芸能界から身を引く覚悟を固めている。らつ腕を振るっていたチーフマネジャーがいなくなるとなれば、退社の意向を示した4人もこれまで同様の活動も難しい。
木村以外の4人の退社の意向が報じられ、チーフマネジャーは仕事関係者と連絡が取れない状態が続いているという。
既にマネジメントが機能しなくなりつつある状況下で、中居は自分たちの身は自分たちで守らなければと危機感を募らせたとみられる。稲垣、草なぎ、香取の3人は先が見えない状況に、動揺するばかりだという。
中居の単独レギュラー番組は5本。抜群のトーク力には定評があり、中居もプライドと自信を持つ。タレントとして活動していく決意を固め、信頼しているタレントにも、身の振り方を相談している。
タモリや松本は、昨年2月に亡くなった中居の父親の入院先を見舞うなど、仕事を超えて、公私にわたる深い信頼関係もある。困っている中居に対して、2人が真摯(しんし)に相談に乗る可能性もある。
ジャニーズを離れ、新たな道を歩むことを決めた中居とジャニーズアイドルとして生き続ける覚悟を貫く木村。
中居はバラエティー番組を中心に、木村はドラマや映画に、2人はSMAPの顔として双璧の活躍をしてきたが、公の場でもツーショットを見せることはほとんどない。
だが、昨年大みそかに都内に設置された期間限定「SMAP SHOP」にそろって姿を見せ、ファンを驚かせた。SMAPのツートップといわれる2人が今、決別の時を迎えようとしている。
[引用/参照/全文:http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1592293.html ]
一方、スポニチは中居が芸能界の親しい友人にSMAP分裂の回避する決意を表明している。と伝えている。
両紙ともにSMAPのキーマンである中居に関する話題だが、日刊スポーツは「独立決めた」、スポニチは「SMAPやめたくない」と中居の胸中はまるで逆の記事になっている。
中居正広「SMAPやめたくない」親しい友人らに“後悔メール”
分裂危機の渦中にあるSMAPの中居正広(43)が、ジャニーズ事務所の先輩後輩や芸能界の親しい友人たちにメールで心境を明かしていることが14日、分かった。
現在の事態を招いたことに痛恨の念をにじませる内容で、「これからは命を懸けてSMAPを守る」とあらゆる手段を講じてグループ消滅を回避する決意を表明。
「独立=SMAP解体」という当たり前のことにようやく気付き、何としても元の形に戻りたいとの思いを伝えている。
ジャニーズ事務所の仲間だけでなく、タモリ、明石家さんま(60)ら大物芸能人からスポーツ選手、文化人まで、中居は幅広い交友関係を誇る。
スポニチの報道で13日、SMAPの分裂危機が表面化した後、かなりの数の友人にメールを送っている。
そこには現在の事態を招いたことへの深い後悔の念をにじませる文章がある。「SMAPをやめたくない」「これからは命を懸けてSMAPを守る」という内容で、何としても元の形に戻りたいという強い思いを伝えている。
中居は「育ての親」とされる女性マネジャー(58)が昨夏、退社に動き出したことに同調。関係者によると、残留を決めた木村拓哉に対しては「なぜついてこないのか分からない」と周囲に不満を漏らしていたという。
[引用/参照/全文:http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1592293.html ]
ファンは『CDTV』で見せた姿に希望を
ファンはこうした「1対4」の構図でSMAPを報道する見方に異議を唱えている。
SMAPファンの女性によれば、すでに木村と4人の意思の相違が浮き彫りになっていたとされる年末年始にも、グループ・メンバー愛を感じられる場面があったという。
「5人は大みそかから元旦にかけて、『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2015 ⇒ 2016』(TBS系)に生出演しました。
番組では、10年前にあたる06年のコンサートで使用された『SMAP DANCE TIME!』という曲を元に、メンバーがダンスを披露。
曲の山場では“2TOP”と呼ばれる中居&木村がダンスした後、最後にハイタッチをする場面があり、放送時はファンが大盛り上がりしました。
その後は、06年のアルバム収録曲『STAY』を歌いましたが、これは『僕らずっと共に歩こう』といった歌詞が入るラブバラードで、メンバー同士の絆やSMAPとファンの絆を表現しているとして人気の高い曲。
今思い返すと、年明けのスタートから2TOPのハイタッチや、メンバーとファンにとって思い入れのある『STAY』を歌ってくれたことが、何かの意思表示だったのかなと感じます」(SMAPファンの女性)
同曲は木村の歌い出しから始まり、「この先どうしようもなくすれ違ったり 言い争いがあったりもしても どうか道の途中で 手を離そうとしないでよ」と歌った後、中居が「大事なのは続けること 楽しいだけでいれない時も」と続く。
まるで現在のSMAPを取り巻く現状を象徴しているようだと、ファンの間で話題となり、現在もネット上では
「『STAY』を歌ったのはきっとSMAPからのメッセージ」
「『STAY』歌ってくれたから解散はないはず」
「『CDTV』の2TOPのダンスからの『STAY』が、解散しないよって言ってる」
と声が上がり続けている。
グループの存続を願うファンは不安な日々を過ごしているが、SMAPメンバーの胸中はいかに――?
[引用/参照/全文:http://www.cyzowoman.com/2016/01/post_18626.html ]