タレントの坂上忍が、番組MCを務めるフジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)の企画で街歩きしていたところ、2014年11月に連載終了した少年ジャンプの大ヒット作「NARUTO-ナルト-」の作者・岸本斉史さんに偶然出会って近況を取材し、その模様が16日に放送された。
坂上が又吉直樹と共に戸越銀座を街歩きしていたところ、呼び込まれて入った郷土料理店が岸本さんの義母・田中はつ江さんが経営する店だった。
田中さんの長女と結婚している岸本さんは、折から店を訪れていて坂上に紹介された。
目の前にいきなり「NARUTO」の作者が現れて、坂上と又吉はびっくり。
「今、何をやってるんですか?」と尋ねた坂上に、岸本さんは「何もやってないです。連載が終わって自由の身なんで」と、ボサボサ髪に革ジャンといったラフな格好だった。
1999年に連載開始した「NARUTO」は全700話、単行本全72巻で終了。累計発行部数は世界で2億部を超え、それを聞いた坂上らは「やってられないよ」と絶句した。
次回作について尋ねると、「やっぱりプレッシャーになりますね。前に書いた物を超えなきゃと思うと、どんどん自分で縛りを作るから難しいです」と話し、芥川賞受賞後、まだ次作を完成させていない又吉をうなずかせた。
又吉は「せめて『自分はこれは大好きだ』という作品を書けた方が楽しいと思いますね」と、2人だけが知る世界を語り合っていた。
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/11186921/]
岸本斉史先生は顔出ししないことをスタンスとしていたが、2012年7月20日放送のNHK総合テレビ『あさイチ』で初めて顔出しをしてインタビューに応じた。
出演シーン抜粋
坂上忍さんと又吉直樹さんが、東京都品川区の「戸越銀座」商店街でロケ
そこで、坂上さんに声をかける女性が。
戸越銀座の「いつものところ」というお店の女性だった。
「いつものところ」は、昨年11月にオープンした山形県の郷土料理「どんどん焼き」「玉こんにゃく」「芋煮」などが食べられるお店。
店内には「NARUTO -ナルト-」のポスターやグッズがたくさん飾ってある。
お店の女性が「ナルトは、私の義理の息子が作者なんですよ。長女の旦那さんなんです」と言う。
偶然にも、本人がお店に来ているという。
本人登場。
坂上さん「何やってるんですか?」
岸本先生「何もやってないです。連載が終わって自由の身なので」
坂上さん「大金持ちでしょ」
岸本先生「全然そんなことはないです」
坂上さん「累計発行部数は?」
岸本先生「全部で72、3巻出したかな。2億部くらい」
次回作については「やっぱりプレッシャーになりますね。”前に描いたものを超えなきゃ”と思うと、どんどん自分で縛りを作っちゃうから難しい」
又吉さんに「印税の味を知ってしまった?」と声をかけていた。
その後のスタジオでは、岸本先生が描いた坂上さんの絵がプレゼントされる。
坂上さんは「ええッ!ちょっと!」と驚き「石坂さん、これで鑑定団に行きます」と話した。