タレントの武井壮(43歳)が、2月26日に放送されたバラエティ番組「テレビじゃ教えてくれない!業界裏教科書」(AbemaTV)に出演。様々な番組に出演し続ける“術”を伝授した。
「テレビじゃ教えてくれない!業界裏教科書」は、テレビ業界で生き残るためのテクニックや芸能界のルールを、先輩芸能人が“講師”となり、いま注目のモデルやアイドルの“生徒たち”に指導していく番組。
今回は「一発で終わらない!絶対に芸能界から消えない方法!」をテーマに、2012年の大ブレイク以降途切れることなく、数多くの番組に出演を続ける武井壮が講師として登場した。
これまで様々なジャンルの番組に出演し続けている武井によると、タレント寿命を引き伸ばすためには、テレビ番組に出続けることが大切とのこと。
武井は、生徒5人に今後どのような番組に出たいかを質問した。
生徒たちは「トーク番組」や「クイズ番組」「旅番組」などと回答したが、それに対して武井は「旅番組をメインに狙っているタレントはヤバイです。まじで消える可能性あります。まじヤバイです」と語り、「データがあるんで、これを見て下さい」と詳細な説明を始めた。
それによると、キー局で1週間に放送している旅番組数は49番組。一方でキー局の総番組数は約1000番組あるという。武井は
「旅番組を狙うと、1000番組中49番組となり、約20分の1の番組しかフォーカスできていないとするとヤバイなと。そしてもっとヤバイのが、旅番組は日数かかります。1週間ロケに行きました、でも放送が30分だと本数を稼げません。
なので、旅番組メインになると困難になるだろうなと。旅番組に行って、イモトみたいにライオンに食われる、ぐらいじゃないとバズらないなと。掛け算が必要なわけですよ。旅×○○が必要なわけですよ。
旅だけで推して、私こういうところを旅して綺麗な街が似合います、みたいな顔だけしていたら、マジで消えます。ヤバイっす。すいません」
とバッサリ。
さらに武井は、一発で終わらない“武井メソッド”として「出演番組を絞るタレントは消えていく!」と発表した。そして武井は「過去に出演する番組でNGを出したことありますか」と生徒たちに質問。
するとモデルの池田美優が「虫を食べるロケとキスする番組」と答えると、「もう業界では、みちょぱは絶対に虫を食べず、キスはしないという噂が広がっていますから。
キスをする可能性がある番組と虫を食べる可能性がある番組では、会議にもあがりません。一度NGだすと、各局共有しますから」と、出演番組を絞ってはいけない理由を力説した。
[via:http://netallica.yahoo.co.jp/news/20170227-47743288-narinariq]
芸能界は横幅勝負!
次に、スポーツ、クイズ、料理、動物、俳句、車、アイドル、旅、ニュース、ワイドショー、討論、教養など出演番組のジャンルを全く絞っていないことを強みにしていると話す武井は、「芸能界は横幅勝負!」と格言を残した。
「同じ番組には、それほど回数呼ばれていないけど、半年に1回ぐらい呼ばれています。それが50ジャンルぐらいかじっているので、ずっと続くんですよ」とテレビ出演が続く秘密を明かした。
それを聞いた柳は「(武井さんは)頭が良いから……」とつぶやくと、武井は「頭が良い、はちょっと違うと思うな。頭は育てるものなので。本当に何も知らないことを調べているので、どんどん知識は増えてきます」と話した。
また、「毎日1時間は知らないことを勉強する時間をとっているんですよ。タレントさんの情報も共演するってなったらすげぇ調べますし、みちょぱがインスタで腹筋の写真あげているとかね」と陰ながら努力をしている一面も見せた。
出演番組のジャンルを絞らないよう心がける武井が一つだけ手を出さないのは「釣り番組」。
武井は「本当は出たいですが、命を落とす危険性がある旅番組と一緒で、船を出すのは早朝、帰ってくるのは夕方。でもO.A.は30分、休日の早朝とか。
普段着ないようなモコモコした衣装を着て、ハチマキをしている。潮が飛んできて、生命線でもあるヘアスタイルが崩れる。絶望的な船酔いをする」と、その理由を話した。
しかし、自身のモットーに従い、ただ「釣り番組」をNGにするのではなく、代わりに条件を付けるとのこと。
例えば、「僕は動物に対して武器を使うのはNGにしているので、船から素手でとれるのであれば大丈夫ですよ」と言うと、自ずと相手から断ってくる、と武井流の「自らNGにするのではなく、相手から断ってもらう」独自のテクニックを披露した。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/12735176/]
https://www.youtube.com/watch?v=A9Sty6WGvZU