フリーから晴れて大手事務所「ワタナベエンターテインメント」への所属が決まった。「キングオブコント2017」準優勝に輝いた男女コンビのにゃんこスター（アンゴラ村長、スーパー3助）。

大会に照準を合わせコツコツとネタ作りをしてきたであろうライバルたちを尻目に、今年5月にコンビを結成したばかりのこの2人は、一瞬、悪ふざけをしているかのような芸を披露した。

歌に合わせ、縄跳びをしたりフラフープを回したり。最後にはコンビ名を叫んで締めるという一発屋風情だったが、さにあらず。お笑い評論家のラリー遠田氏は「非常に伸びしろを感じる」と続ける。

「顔芸に動きをつけてバカバカしさで笑いを誘う基本中の基本の芸。お決まりの伝統芸ゆえ大コケする可能性もはらんでいたのですが、きちんと成立させたのはツッコミのスーパー3助のうまさにあった。

アンゴラ村長はキャラクターとしての可愛らしさとブサイク過ぎない容姿が絶妙。グラビアの仕事も舞い込んでくるのではないでしょうか。

しかも、実は早大卒のインテリで、会社員と二足のわらじをはく異色の経歴の持ち主でもある。2人とも腕と話題性があり、活躍しそうな予感がします」

音楽を使った芸は一瞬でその場の空気を変えることができるため、テレビでも使いやすいという。

実際、番組を主催・放送したTBS以外の他局の情報番組でも、にゃんこスターのシーンが放送されていた。そんな見る人の心に強烈なインパクトを残した2人の陰に隠れてしまったが、優勝したのは「かまいたち」なのをお忘れなく。

[via:日刊ゲンダイDIGITAL]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171004-00000009-nkgendai-ent

高得点は美脚が理由!?

ファーストステージでは審査員の松本人志と三村マサカズの2人が97点という高評価。

三村は「コントに決まりとかないし、家帰ってもう1回見たいもん」と称賛。

審査委員長の松本は「何かね、まんまと（得点を）入れさせられたって感じです。笑いって“憎たらしさ”のような部分も含んでいる。見ていて“憎たらしいな”って（思った）」と独特の言い回しで評した。《中略》

「しかし、ネット上では放送中から『にゃんこスターの面白さがわからない』という声が続出。

縄跳びやフラフープを使い、足を高く上げて踊る佐藤は、会社勤めと芸人を兼任する、普通に可愛らしく、おまけにまっすぐ伸びた美脚の持ち主。

丈の短いキュロットパン姿で踊る佐藤に対し『三村が高得点をつけたのは佐藤が美脚だからでは』と邪推する声も少なくありません」（エンタメ誌ライター）

三村がつけた高得点がオヤジ目線ではなかったことを証明するためにも、にゃんこスターには大躍進してもらいたい。

[via:アサ芸プラス]
http://www.asagei.com/excerpt/90047

「キングオブコント2017」採点データ分析

採点データを見ると、にゃんこスター後の3組の点数が軒並み伸びておらず、最低点をつけた審査員も多いことがわかる。

これを全て「にゃんこスターのせい」にするのは乱暴だが、ハッピーで多幸感あふれるネタが空気を支配してしまったあと、シリアスなコントが爆発するのはなかなか難しいだろうというのも想像がつく。

今回は例年以上に審査員から「この出番じゃなかったら〜」「あれの後だと〜」など、出番についての発言が目立った。

本来は出番に関係なく、コントの面白さを純粋に評価すべきだろう。点数が伸びなかったことを「〜のせい」と責任転嫁するのも本筋ではない。

ただやはり、笑いは「場の空気」の変化に敏感なもの。にゃんこスターがかっさらった空気の大きさは相当なものだったのだ。《中略》

気になるのはにゃんこスターの2本目。

ここで審査員5人の動きが2つに分かれる。設楽（90→90）、日村（89→92）、大竹（93→94）の3人は、1本目と同じかそれ以上の点数をつけているのに対し、1本目で高得点をつけた三村（97→92）と松本（97→94）は点数を抑えた。

にゃんこスターが同じネタをかぶせたことを5人がどう評価したか、この動きからうかがえて興味深い。それとも、かまいたち山内の「一回冷静になって！」という心の叫びが三村と松本に届いたのか。

かまいたちが記録に残り、にゃんこスターが記憶に残る。2つのうねりが、これまでのキングオブコントの既成概念を打ち破る大会だった。キングオブコントは10年目で大きな転換点を迎えたのかもしれない。

[via:エキサイトレビュー]
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20171003/E1506958154521.html

ライブなど9本キャンセル

「キングオブコント」で準優勝を飾った、男女コンビ「にゃんこスター」が3日、ツイッターで、10月に予定していたライブ出演など9本のキャンセルを余儀なくされたことを明かし、謝罪した。

男性のスーパー3助は、この日夕方に出演予定だった都内でのライブに関して「急遽出演できなくなってしまいました！大変申し訳ありません」と謝罪した。

さらに続けて、4日以降に出演予定だった9本のライブなどを列挙し「お仕事の都合で上のライブすべて出演できなくなってしまいました。申し訳ありません！」と重ねてわびた。

[via:デイリースポーツ]
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/03/0010611729.shtml

ネットの反応

・ブルゾンちえみの次はこいつらをナベプロは推すのか
・長続きはしない系譜
・使いやすいけど、飽きられるのも早い
・音楽使った芸は著作権の関係でDVDにはし辛いから儲けが少ないって前に芸人が語ってた気がする
・あらびき団レベルがたまたまウケただけ
・絶対トークできないタイプだろ
・女の方は可愛いのか？
　＞エロいブサカワ
・こんなのコントじゃねぇよ
・テレビ出演優先してネタ見せ中止ってことか
・ナベプロ最低だな 決まってた仕事はやらせろよ
・完全にエレキテル連合を超える一発屋
　来年の今頃には女のヌードがフラッシュ当たりに載ってるだろう 買うけど
・ムーディーと同じ末路やな
・あのツッコミ？を上手いって言うのか
・一回見たらお腹いっぱい
・2本目で既に飽きた
・二回目がつまらんかったのは飽きたからかと思ってたけど
　一本目を再度見直したら面白かった クオリティの違いだな
・なんかもうお笑いに真面目です！みたいな風潮ダサいねん
　なにが「コント師」や
　にゃんこスターはその寒い空気を壊した点で評価できる
・さくらんぼに乗せて何かすりゃおもしろいってんだよ
　実質大塚愛が準優勝

https://www.youtube.com/watch?v=5AFgWEDQpYs