イラッとする許せない言葉
●「逆に言うと~」
「『逆に言うと~』が口癖の人に限って、言い換えるどころか、大体、こちらの言っていることを反復するだけ。
ギャルの『ていうか』と同じなのに、エラそうなのが不愉快」(32歳・男)
●ほっこり
「『つややかなさま』という意味もある美しい言葉なのに、あまりに多用されすぎて。
この言葉が好きな女のコのブログには、絶対、自分の足元の写真とかアップされていそう」(39歳・女)
●大丈夫です
「『いりません』の意味で使われる、『大丈夫です』は許せないんですよね。
何が大丈夫なんだよ!? お前の容態は聞いてない!みたいな(笑)」(26歳・女)
●リア充
「『リア充でうらやましい』なんて言われると、だったら普通に人間関係を大事にして、外で楽しめば?と思ってしまう。
あたなの自虐プレイに付き合いたくない、みたいな感じ」(34歳・女)
●おてもと
「使い捨ての割り箸に、こんな美しぶった日本語を当てるのが許せません。
割り箸の身になれば、『だったら延命させてくれ』と思うはず。
同情的命名がかえって割り箸に失礼な気がします」(27歳・女)
●まるっと
「ドラマ『TRICK』が由来なのでしょうが、まったくおもしろい言葉には思えず、もはや古いですし。でも、一番の原因は、生理的にキライなあの人の口癖だからかも」(31歳・女)
●ホントですか?
「すっかり感嘆符として定着していますが、嘘は言わないし、本当に決まってるのに疑われているような気がして。この言葉を出されるとその人を信用できなくなります」(32歳・女)
行為だけでなく、当然、イラッとする「生理的に許せない言葉」もある。
やはり、多かったのは間違った敬語への不快感。
「喫茶店などでの、『コーヒーのほうになります』の”ほう”がたまらなく嫌です。
言葉よりも、若いバイトのコが、丁寧語だとなんの疑いもなく使っていることが腹立たしいのかも」(45歳・男)
同様に、コンビニなどでの「1000円からになります」の「から」や、「○○でよろしかったですね」という表現に対する違和感を指摘する声多数。
言葉は時代とともに変わるというけれど、そう簡単には馴染めないよう。
「『ご面倒さまでございますが……』という電車のアナウンス。
そこまで、客にへりくだる必要はない! だから客がつけあがるんです!」(25歳・女)なんて、丁寧さの中に卑屈さを見る人がいる一方、『は~?』と聞き返されるとムカつく。
せめて『なに?』と言ってほしい」(24歳・女)、「『でも』と言う切り返し。
人の話を流しているから」(30歳・男)と、自分の話を軽んじられることに憤る人も。
さらにそこに、丁寧という姑息さが加わり悪評判なのが、「なるほどですね」という一言。
「この言葉を使われると、即座に『胡散くさい人物』だと認定。
『なるほど』はOKなんですが」(25歳・女)と言う人もいて。
言葉ひとつ、油断できないなあ。