何かと「表現の自由」に関する議論に注目が集まっている昨今。
お笑い界でも漫才コンビ・Aマッソがイベントでテニスの大坂なおみ選手に対して人種差別的発言をしたことについて謝罪したほか、漫才コンビ・金属バットのネタの内容についても差別的表現があると話題になった。
さらに、10月12日放送の『中居正広のニュースな会』では、ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手について、スタミナが必要なポジションを任せられているという意味で“ゴリラ”にたとえられると、MCの中居正広が“ビジュアルじゃないですよね?”とコメント。
その発言が差別的なのではないかと指摘もされている。差別問題に詳しいメディア関係者はこう話す。
「Aマッソも中居も、差別的な意識は一切なかったとは思うんですが、いずれも外見的特徴をイジっているという構図。
これは“ブラックフェイス”や外国人に扮する際の付け鼻がNGなのと同じで、外見的特徴をコメディーのネタにすること自体が問題視される。“表現の自由”うんぬんを抜きにして、人種差別的であると認識されます。
“差別をしている意識はまったくない。ただ外見をイジっているだけ”なんていう言い訳は一切通用しない。仮に“差別を皮肉っているだけだ”という主張があったとしても、表現としては適切ではないと言えます」
リーチ・マイケル選手の外見的特徴をイジるという意味では、レイザーラモンRGによる“顔マネ”についても“問題ありなのではないか”との指摘も。
「RGはラグビー日本代表のユニフォームを着て、口の周りを真っ黒く塗り、リーチ・マイケル選手のひげを表現しています。単純にトレードマークを表現しているということなのでしょうが、“外見的特徴をイジる”とも捉えられかねない。
それこそ“ゴリラに似ている”が差別的ニュアンスを含むのだから、こちらの顔マネも微妙なところです。許容範囲ではあるかもしれませんが、できれば避けるべき表現と言えるのではないでしょうか」(同)
そもそも“ものまね”には差別的表現は多いという現実がある。
「外見的特徴をまねることがほとんどなので、意識せずとも差別的な要素が含まれてしまうことが多々あります。
外見を面白おかしくデフォルメすることについては、まさにルッキズムそのものだとも言えるでしょう。そういった点において、ものまね番組などはもっと表現に配慮していかなくてはならないはず。
人種差別的表現はもちろんNGですが、“デブいじり”、“ブスいじり”、“ハゲいじり”、“チビいじり”などといったものについても同様です。
“外見的特徴をイジることは少なからず差別的である”という認識を持つ必要があるでしょう」(同)
多様性を認めるべき社会を目指すにあたり、これまでなんとなく許容していた潜在的差別表現をしっかりと見直す時期がきている。
[via:日刊サイゾー]
https://www.cyzo.com/2019/10/post_219294_entry.html
ネットの反応
・差別じゃなくて、濃いイケメンってことだと思うわ
・肌黒い人をゴリラって言ったらアウトでしょ
・中居の発言は海外だったら即降板になるレベルの大失言
>本人はちょっとした辛口ジョークのつもりなんだろうがね。
>ナチュラルに失礼なこといってしまうよね
・時代の変化についていけない世代は生きづらいね
>世代じゃないよ。人間性の問題。
・RGは水曜日のダウンタウンで横田基地でトランプのマネしようとしてNGになってたなw
>最高司令官だから当然
>大統領はアメリカ軍のトップだから当たり前だろ。
>別の番組でもアメリカ人にトランプの物真似は笑えないってキレられてた気がする
・この程度の冗談も禁止されたら生きづらい世の中になる
・リーチ・マイケル本人はRGのマネをTwitterで見て、すぐに本物のユニフォーム一式を贈ったんだけど。
・本人が好意的だからOKというわけでもない。
外国ではだめでも日本では何でも有りにしろ!
このキャラ大嫌い。
日本でいくつも名前を変える特権のある人々が「差別差別」という不思議
ソフバン社長によると「強制的に変えられた」らしいが色々と意味不明
本人がOKならいいだろ
関係な部外者が気持ち悪い
テープを鼻に貼るのは差別。
県なほ子
差別差別言ってる奴が差別してる定期