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世界一の長寿国日本の幸せ度

(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパンがPhilips Index(フィリップス インデックス)という「日本人の健康および精神的充足度に関する意識調査2010」を発表しました。

フィリップスといえば、シェービングや電動歯ブラシなどで、コンシューマーにはおなじみですが、それだけではなく世界1位のシェアを誇る心臓血管内治療などのヘルスケアや、LED照明などのライティングでも世界をリードしています。

人々の生活を豊かにするヘルス アンド ウェルビーイング カンパニーのリーディング企業として、世界の人々に「あなたは健康と精神的な充足についてどのように感じていますか?」といった質問「フィリップス インデックス」を、今年は25カ国で実施しました。

今日までに11国で調査結果が出ており、11月にはグローバルレポートとしてまとまるそうなのですが、その中で日本に調査結果(日本国内の男女18~79歳、1000名)がいち早く発表になったのです。


日本の幸福度

驚くのは、世界一の長寿国(男女平均寿命83歳:世界193カ国中1位)である日本が「健康および精神的充足度と満足度を掛け合わせて数値の平均値が、とても低いこと。

米国、ドイツ、ブラジル、中国、スペイン、オーストラリア、オランダ、ベルギーそして日本の9カ国平均が54なのに対して日本は27。

そして一番は……オーストラリアで指数66!やはり、自然と都市生活のバランスのよさに加えて、景気のよさも影響している?それともオージーの国民性?

日本は、健康と精神的充足度が低いだけでなく、長生きについて「あなたの寿命は両親より長いと思いますか?」という質問に対して、「両親より長い」という回答が16.3%なのに対して、「同じくらい」が43.0%、「両親より短い」が24.7%となっていて、なんだか自らの長生きについて希望を持っていないことがうかがえるのです。

現実には、平均寿命83歳で世界一の長寿国日本。

健康的にも精神的にも豊かでないとはなんとも寂しいような。

少しオーストラリアのfeel happy を見習いたいような。

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