『カムカムエヴリバディ』
女優の川栄李奈がヒロインを演じているNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月~土曜・午前8時)は8日、最終話が放送された。
最終話は、ひなた(川栄李奈)とるい(深津絵里)は、再び来日したアニー(森山良子)と再会。そこでひなたはアニーから米国の大学で英語と映画の勉強を本格的にしてみないかと、驚きの誘いを受ける。
そして時は流れ、それぞれの人生にさまざまな変化が…。ラジオ英語講座とともに歩んだ家族の100年の物語が、ついにフィナーレを迎えた。
最終話は、これまで謎とされていた話がすべて明らかになり、また、複数のカップルで驚きの結婚もあった。すべての伏線が回収されネットは放送直後から騒然となった。
「最終日に詰め込み過ぎで情緒が…」
「本当に素敵なお話でした!!本当にありがとうございました!」
「ちょ、ちょっと、情報量多すぎ後でいろいろ整理するわ」
「良かったよーみんな幸せになって良かったねーはぁ…最終回にめっちゃ笑った 良い終わり方でした」
「これは続編作れそう」
「んな、アホな…がいっぱいだけど、まぁハッピーエンドで良かったわ」
「みんな初恋叶えてるなんて!もう涙腺決壊。突っ込むところはあるけどよかったー!感動ー」
「もっと号泣かと思ったら…回収が見事過ぎて楽しかった~」
「繋がり過ぎ、伏線回収し過ぎの最終回」
「伏線回収だけの最終回だった…でいいの?」
「すべてが結ばれました」
「終わっちゃった…」
「素敵な終わり方。毎朝とっても楽しかった!しばらくロスだなぁ。最後に城田くんが出てきてくれて嬉しかった!」
「とうとうう最終回かぁ…寂しいなぁ」
「おっとこれは余韻を残すやつだぁ」
「全部気持ちよく回収」
など様々な反響が続々と寄せられている。
『カムカム―』は、昭和・平成・令和の時代を股に掛けた100年に渡り、ラジオ英語講座と共に歩んだ3代の母子の物語。
朝ドラ史上初めて3人のヒロインが登場する。1人目は上白石萌音、2人目が深津絵里、3人目を川栄李奈が務める。
脚本は2007年度後期の連続テレビ小説『ちりとてちん』、12年の大河ドラマ『平清盛』を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル。ドラマは2月26日に撮影が終了したと発表された。
[via:スポーツ報知]
https://hochi.news/articles/20220408-OHT1T51030.html
最終回のOPは第1話と同じ映像
物語はひなたのラジオ教材だった
前日の第111回では、ひなた(川栄)がラジオ英語講座の講師を、ウィリアム・ローレンス(城田優)と一緒に務める様子が冒頭で描かれていた。
最終回である第112回はその続きから始まり、英語で「これはある家族の100年の物語です」と話すローレンスに笑顔で頷くひなたが「レッスン112」と発言。
本作自体が、ひなたのラジオ英語講座「ひなたのサニーサイドイングリッシュ」の教材として語られていたことが明らかになった。
これには視聴者も驚き。SNSでは
「最初からひなたのラジオ番組だったのか!」
「まさか半年間、ひなたの英語講座を聞いてたとは思いませんでした!」
「知らず知らずのうちに、わたしたちは英会話講座を受講していたのですね」
など感嘆の声が多くあがりました。
[via:CINEMATODAY]
https://www.cinematoday.jp/news/N0129564
ウィリアムは初恋相手ビリーだった
「やっぱりビリー!」
NHKのラジオ英語講座の講師を引き受けたひなたの番組「ひなたのサニーサイド・イングリッシュ」でアシスタント役を務めた「ウィリアム・ローレンス」(城田優)がひなたの初恋の相手、「ビリー」であることが分かった。
城田は同番組で「語り」を担当してきた。最終回、ひなたは映画村を訪れ、ウィリアムと再会する。そしてウィリアムは手裏剣のキーホルダーを落とす。それを拾ったひなたは、ウィリアムが初恋の少年ビリーだと知る。
「ビリー」は小学生時代のひなたの初恋の相手。映画村で手裏剣のキーホルダーを拾ってあげたビリーに一目惚れしたひなたは英語の勉強を始めたが「三日坊主」で挫折。
ビリーが回転焼きを買いに「大月」を訪ねたが、勉強したはずの英会話を思い出せず、ひなたの初恋は終わった。
この日の終盤でひなたはウィリアムに「うちへ寄っていきませんか?一緒に回転焼きを食べましょう」と流ちょうな英語で話す。ひなたとビリーのハッピーな将来を感じさせるラストだった。
ツイッターでは「やっぱりビリー!」「ひなたとビリー、2人の物語が始まりそう…あの日話せなかった分もたくさんたくさん話せるね、ひなたの道はこれからも続くね」「最終回は神回!すべてが回収された!ひなた、お幸せに」などとコメントが並んだ。
[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202204080000222.html
「御菓子司 たちばな」のパンフレットを眺める安子
横須賀のおはぎの謎
アニーこと安子(森山良子)は岡山のジャズ喫茶「Dippermouth Blues」を訪れると、そこで健一(世良公則)から横須賀にある「御菓子司 たちばな」のおはぎを差し出される。
店主が岡山の闇市でおはぎを売る男性から商売の楽しさを教えてもらったというエピソードを聞いた安子は、それが父・金太(甲本雅裕)の最期を看取った少年(山之内亮)であることを確信する。
おはぎを盗むも金太に拾われた戦争孤児の少年
そして安子は勇(目黒祐樹)を通じて、幼なじみのきぬの孫・花菜(小野花梨)と出会い、きぬが存命であることも知るのだった。
きぬちゃんの孫・花菜(小野花梨二役)
この後、物語では登場人物たちの未来が描かれ、ひなたは英語と映画を学ぶためにアメリカへ留学。そして桃太郎(青木柚)は花菜と結婚し「回転焼き 大月」を継ぐことに。
[via:クランクイン!]
https://www.crank-in.net/news/104171/1
最終回の前日に安子とるいが再会
るいの髪が段々短くなったワケ
最終回の直前、4月7日の放送回では、ついに森山良子演じるアニー・ヒラカワこと安子が、深津絵里演じる娘のるいと涙の再会を果たした。
森山と深津の抱擁に、若き日の安子(上白石萌音)と幼少期のるい(古川凛)の抱擁を重ね合わせる演出に、視聴者からは感動の声が相次いだ。
再会のシーンでもう一つ注目を集めたのが、るいの髪型だ。るいは再会の場面で、ベリーショートで額まで丸出しにしており、幼少期についた額の傷跡を隠すことなく見せていた。
安子が以前に比べると薄くなった傷跡を確かめようと髪に触れると、るいは優しくその手を握った。額の傷をめぐる2人のトラウマとわだかまりが解消する印象的な場面だった。
るいの髪型変遷
SNS上では、
〈岡山を出た時から段々髪が短くなったのは、時の流れを表現しているのはそうであろうと思うのだけど、るいの母親に対する気持ちの変化のように感じる〉
〈時を経て、恨みやわだかまりが徐々に無くなるように、短くなったるいの髪。 今日はその重みが完全に無くなり、母安子とハグができたのです〉
といった考察が行なわれている。
たしかにこの場面にいたるまで、長い年月を経てるいの髪は徐々に短くなっていった。
「るい編」に深津絵里が登場した当初は、額の傷を隠すように前髪を下ろしていた。それが、結婚や出産を経て徐々に髪が短くなっていき、最後はベリーショートに。
視聴者もその変化には気付いていたはずだが、この場面に繋がる伏線だと予想していた人は少なかったはずだ。
それは深津絵里という特別な女優と考え抜かれた演出がもたらしたものだと、ベテラン芸能ライターは話す。
「深津さんのベリーショートがあまりにも似合いすぎたせいです。深津さんは1999年に放送されたドラマ『彼女たちの時代』(フジテレビ系)に主演した際もベリーショートで、『カムカム』でも1999年設定の時代にベリーショートになったため、ファンの間では『あの頃を意識している』『何も変わっていないのすごい』と大盛り上がりとなりました。
『彼女たちの時代』
その結果、深津さんの髪型の変化が、るいの心境の変化や劇的な再会場面に繋がる伏線とはなかなか気づきませんでした。深津さんの存在と、彼女をキャスティングしたうえで巧みな演出をラストまで貫いたNHKの力量によるものでしょう」
NHKの演出担当者は、るいの髪型の変化について、メディアの取材にこう答えている。
「少しずつるいの扮装の変化をつけるのは時代変化の描き方の一つ。その大きな流れの中に深津さんの髪形もありました。短くしたいというのは深津さん含めチームみんなで話して、いろいろ話した結果、あの髪形になりました」(「ENCOUNT」3月23日付)
「時代変化の描き方」であると同時に、るいの「心境の変化」であることを意識させない演出が、あの劇的な再会シーンの感動を生んだのだろう。まさに「カミ演出」である。
[via:スポーツ報知]
https://www.news-postseven.com/archives/20220408_1743122.html
前日に放送された「朝まで待てない!わが愛しの“カムカムエヴリバディ”大阪からカムカム愛を叫ぶ!」でなだぎ武が「桃太郎伝説」を提唱
桃太郎伝説が完結
前日の7日に放送された特別番組「朝まで待てない!わが愛しの“カムカムエヴリバディ”大阪からカムカム愛を叫ぶ!」では、出演者のなだぎ武さんが「桃太郎伝説 ここに完結!!」のフリップを手に持論を展開。
司会の武田真一アナウンサーは「素晴らしい洞察です」と、なだぎさんを褒めつつ、「制作者が仕組んだものとちょっと違うところがあるんです。明日、それが分かるかと思います。『分からないだろうな』とプロデューサーは言っていましたけど、よく見れば分かります」と予告していた。
桃太郎ときぬちゃんの孫が結婚して息子の「剣」が誕生
最終回では、ひなた(川栄)の弟・桃太郎(青木柚)が、母校「京都西陣高校」の野球部監督に就任し、安子の幼なじみのきぬちゃん(小野花梨)の孫、花菜(小野二役)と結婚し、息子の「剣」が誕生していた。
ジョージが野球部のコーチに
また、安子(森山良子)のおいのジョージ(ハリー杉山)が京都に移住し、京都西陣高校野球部のコーチになった。ジョージはナレーションで「Curious George(おさるのジョージ)」と猿を主人公とした絵本のタイトルで紹介された。
その後、「10年後、桃太郎は剣(犬)とジョージ(猿)を連れ、雉(キジ)真製のユニホームを着て、ついに甲子園に行きました」とナレーションが流れた。
「Curious George(おさるのジョージ)」
「カムカムエヴリバディ」と桃太郎の“謎解き”が明らかになったことで、SNSでは
「桃太郎伝説がここに完結」
「桃太郎 キジ、猿、犬がそろった」
「桃太郎が犬と猿とキジを連れて甲子園に行きました。すごすぎる!」
「そうか! おさるのジョージなんですね あーすっきりした」
「犬はホットドッグではなく、息子の剣だw」
「甲子園で鬼退治」
と盛り上がった。
[via:MANTAN WEB]
https://mantan-web.jp/article/20220408dog00m200020000c.html
こわもての田中→アフロの田中→夫の田中
最後のサプライズは「夫の田中」
最終話は、これまで登場しなかったるい(深津絵里)の親友・野田一子(市川実日子)の夫(徳井優)が登場。
出演者を紹介するテロップでは「夫の田中」と表示された。同ドラマで徳井は「こわもての田中」「アフロの田中」で出演していただけにこの事実にネットは驚きと爆笑の大反響が巻き起こる事態となった。
「こわもての田中、アフロの田中が夫の田中にクラスチェンジという皆さんの呟きで大笑いしてる」
「夫の田中は予想出来なかった…最後までびっくり」
「改めてジワる『夫の田中』」
「1番驚いたのは『夫の田中』」
「夫の田中、たい焼きブームの時にアフロ姿で一子さんの前歩いてなかったか?」
「一子の相手が徳井優さんはびっくりじゃが クレジットが夫の田中で爆笑納得」
「安子るいひなたの100年の物語を夫の田中に全部持って行かれて今情緒がおかしいのよ待って」
「夫の田中サイコー」
「予期せぬ夫の田中(笑)」
「夫の田中が出てきて朝っぱらから声出して笑ったわ」
「夫の田中に気持ちがもってかれたカムカム最終回」
「夫の田中に笑った…でもベリーが田中大好きな感じが良かった」
「夫の田中のインパクト強すぎた。徳井優100年物語してるの笑う」
「一番の衝撃はベリーの旦那だよ 出てこないなーと思ったら、夫の田中だったとは…」
など最終回のビッグサプライズが大反響を呼んでいる。
[via:スポーツ報知]
https://hochi.news/articles/20220408-OHT1T51039.html
ネットの反応
・最終回、怒涛でしたね。
・駆け足で諸々回収しましたな。
・ぜーんぶがリンクしていて、面白い物語でした。
・推理小説で最後の最後に主役の探偵に全ての謎解きの説明を一気にされたような気分になった
・アニーの正体引っ張りすぎて最後があまりにも駆け足すぎた
・記憶力試されるドラマだ。
・週末にじっくり続けて録画したものを見直そうと思ってる。最後の2回はスローで観るか何回か見直さないと見逃すところが色々あったのではと細かいところを含めて味わいたい。
・「ラジオ英語会話」のテキストが「Long time ago」で始まる長大な小説のような英文になるとは驚きです。
・「ちかえもん」と「みをつくし料理手帖」を観て藤本有紀先生の凄さに舌を巻き、終盤の怒涛の展開に期待してたけど想像を超えたまとめ方で、本当にびっくりの連続で、大満足でした。
・想像の余白を残さず伏線は全部回収しないとSNSで批判でもされちゃうのかい?
>藤本がやりたいのはそれってこと
・ラストは陽の当たる道で笑顔でビリーと歩いていく後ろ姿…これこそ『陽なたの道を歩いてほしい…』という稔さんの願っていたことですよね!
・たった15分に桃太郎の結婚やらジョージのその後やら、すみれさんの再婚まで詰め込んだのに無理やり感がなく、ひなたは心の安らぎをもって終れてよかった。あの時言えなかった「家に来て回転焼食べない?}も言えたしね!
・ローレンスは最後に、あの時と同じようにカメラを首からぶら下げてわかりやすい登場でちょっと吹いた(笑)
>わざと鍵を落として気づかせたということですかね?
・初めて登場する旦那さんに大爆笑!こういう遊び心も絶妙で最高な朝ドラでした
・色々回収してきたけど、まさかの徳井優が再々登場w
・よっぽど、徳井さんを使いたかったんだろうな。
・桃太郎だから剣(犬)とジョージ(おさるの)と雉真なのか
・甲子園はやりすぎ
・ご都合主義にも程があるドラマだった。
・あれだけ奇遇が重ねって後に全てが繋がっていく人は現実にはいないだろう。奇跡の物語。
・なんかネット受け狙ってドラマ作ってるみたいで、正直シラけた気分になった。
・ストーリーに若干、現実味が無かったのは確か。
・一番のビックリはモモケンとすみれさんが結婚したことw
・五十嵐は良かったけど最後出て来なくて残念だった
・そこまで持ち上げられるような朝ドラではないと思う
・伏線回収伏線回収うるせえなあ。
・奇跡的な偶然と出会いが多すぎ
・節操なく伏線をバラマキすぎなんだよ
・伏線回収のやりすぎで胸焼けしたわ
・ほとんどナレ回収だったけどな手法としてはズルい
・伏線回収しないと発作のように騒ぐやつらが増えたよな
・なぜオタクは伏線が好きなのか
>想像力が乏しいから伏線は回収されないとモヤモヤするんだろ
・川栄編になってからずっと回収にやっきになってる感じだったわ
・回収すればいいってもんじゃないということを学びました
・伏線回収というのとは違う気がするが
・回収という名のただの後付け乙
・主題歌とカメラワークは良かったなあ 脚本はトンデモだったけど
・ひなた編が中だるみし過ぎた
・ひとつわかったのは岡山の遺伝子は濃い(´・ω・`)
・世良公則→前野朋哉→世良公則→前野朋哉 みたいな遺伝子のイタズラ
・おはぎ少年は大人になって出てこなかったけど、金太さんの気持ちを今でも大事にしていることが嬉しかった。
・おはぎ少年が岡山に出店したのも、音楽フェスのスポンサーになったのもそういうことか。健一さんは気付いていたのだろうか。
・深津だけオーディションなしで選ばれただけあって事実上るいの物語
・最後の主役3ショットの並びで合点がいった。やっぱり深津、上白石、川栄の順番なんだって
・元々深津絵里主演だったけど諸般の事情で三部作3ヒロイン体制になりました、てとこだよな。深津のスケジュールが原因かな
・風間俊介演じる片桐だけ行方不明w