米大手ニュースメディアが2010年を代表する失敗作ワースト10を発表した。
ここに取り上げるのは一記者によるランク付けであり一つの目安でしかないが、「失敗は成功の母」であり、失敗を知ることで、今後、思いもよらないところで何かの役に立つかも知れない。
■ワースト1 『iPhone 4 のアンテナ問題』
Appleファンにとっては問題としての認識は一切ないが、一部ユーザーは実際に電話が使えない深刻な問題でもあった。
■ワースト2 『3Dテレビ』
十分な3Dコンテンツもなく特殊なメガネを必要とするテレビに4000ドル(33万円)以上の大枚を支払う人はほんの一握りであった。
3Dテレビの普及を期待していたソニーではテレビ事業の不振から早期退職者の募集という噂まで飛び出した。
■ワースト3 『Microsoft Kin』(ソーシャル携帯)
わずか二カ月の短命に終わったことからも明白だが、世紀の大失敗である。
失敗の原因は低機能な割に高額な通話プランの設定にあったとされているが、真の理由は「Windows Phone 7」チームとの社内抗争にあったのではないかとも噂されている。
■ワースト4 『Nexus One』(Google製スマートフォン)
iPhoneキラーとして噂され、発表時の生中継では全世界の人々が熱狂した。しかし、期待外れな結果となってしまった。
■ワースト5 『Facebook Privacy』
問題となったセキュリティホールは修正されたが、「Quit Facebook Day」という運動が展開され26,000人超のユーザーがアカウントを削除した。
■ワースト6 『Google Buzz』
プライバシー情報が簡単に流失することが知れ渡り、多くのユーザーが二の足を踏んだ。が、これは「Google Me」という「Facebook」への刺客を立ち上げる第一歩であった。
■ワースト7 『Gawker 大規模ハッキング』
第一の失敗は、LifehackerやGIZMODOを運営する大手ブログメディア「Gawker」のユーザーデータベースがハッキングされ大量のユーザー情報が流失したこと。
そして第二の失敗は、流失した多くが「123456」、「password」、「12345」、「qwerty」などいとも簡単に想像できるパスワードだったのだ。これでは同情の余地はない。
■ワースト8 『コンテンツファーム』
コンテンツファームと言えば「Demand Media」や米Yahooに買収された「AOL」である。これらの企業は、ハウツーもの記事やビデオなどを集めた複数サイトを運営する。
しかし、その量に見合う人気を得ることはなく経営面で苦戦した。
■ワースト9 『Digg リニューアル』
「Facebook」や「Twitter」の時代にあり人気を維持していた「Digg」は一線を画した存在であった。
が、しかし、WEBでの新興勢力に立ち向かうべく使い勝手を向上させようと実施したリニューアルが裏目に出た。
使い勝手が後退した「Digg」からライバルである「Reddit」にユーザーが流れ始めたのだ。
■ワースト10 『iTunes Ping』
最大の問題は、「Ping」がSNSであることを知っている人がいないことである。ユーザーを楽しませるというより商業目的が見え隠れする機能と思われている。
難しいけど。。
iTunes Pingは
始まったときから
なんか臭い印象を受けて今まで使わなかった。正解だった。
ほとんど意味わからん…
docomoのセパレート携帯も忘れてはならない