女優潜在視聴率ランキング |

別表は日刊ゲンダイ本紙が入手した女優潜在視聴率の最新ランキング。大手広告代理店が作成し、各局のドラマ制作スタッフが参考にするデータで、現在、放送中の10月期のドラマの評価も織り込み済みだという。

この最新版で注目は、圏外から10位に飛び込んだ田中美奈子(45)。

田中美奈子

「もちろん、あの過激なエロ演出で話題になった昼ドラ効果。視聴率3%程度の同枠で、ほぼ毎回5%以上、地域によっては6%台をマークする日もある。育児休暇からインパクトのある復活を遂げ、次回の出演作がゴールデンタイムなら、”視聴率2ケタを稼げる女優”と期待できる。実際に視聴率アップに貢献すれば、出演料も1話100万円以上にハネ上がるでしょう」(広告代理店関係者)

田中の大躍進を除くと、やはり強いのは”朝ドラ女優”。1位の堀北真希(24)は9年ぶりに平均視聴率20%超えを果たした「梅ちゃん先生」の功績だし、5位の夏菜(23)は現在「純と愛」で体当たりでヒロインを演じ、毎週17%以上と手堅い。2位の石原さとみ(25)、12位の井上真央(25)、18位の滝本美織(21)も歴代の朝ドラ女優。8位の杏(26)は来年秋に「ごちそうさん」が放送になる。

堀北真希|夏菜|井上真央

石原さとみ

「石原は小栗旬と共演した月9『リッチマン、プアウーマン』以降、好感度がウナギ上り。幅広い世代から支持されている。映画も今年だけで4本に出演し、いずれも評判上々」(制作関係者)

綾瀬はるか

3位の綾瀬はるか(27)は来年の大河で主役を張る。散々な結果に終わりそうなマツケンの後だけに、NHKとしては”視聴率を持ってる女優”に期待大か。

特技や”決め球”を持っている女優も強い。

「4位の長澤は美脚、6位の武井は事務所の猛プッシュ。7位の米倉は今やテレ朝の顔となり、9位の香里奈はジャニーズとの共演がOK。特有のカラーを確立している女優は起用されやすい」(テレビ関係者)

長澤まさみ|武井咲|米倉涼子|香里奈

山口智子

ちなみに、16年ぶりの連ドラ「ゴーイングマイホーム」が絶不調の山口智子(48)は欄外の28位(7.8%)。

「かつて『視聴率女王』と呼ばれた時代は13%以上の数字を持っていたが、今回の大コケで”過去の人”であることが露呈した」(テレビ専門誌記者)

復帰女優の明暗くっきり――。

◇順位/名前/潜在視聴率

◆1/堀北真希/12.6%
◆2/石原さとみ/12.4%
◆3/綾瀬はるか/12.2%
◆4/長澤まさみ/12.0%
◆5/夏菜/11.9%
◆6/武井咲/11.7%
◆7/米倉涼子/11.5%
◆8/杏/11.3%
◆9/香里奈/11.1%
◆10/田中美奈子/10.9%
◆11/菅野美穂/10.8%
◆12/井上真央/10.6%
◆13/深田恭子/10.3%
◆14/剛力彩芽/10.1%
◆15/吉高由里子/9.9%
◆16/佐々木希/9.8%
◆17/小泉今日子/9.7%
◆18/滝本美織/9.5%
◆19/北川景子/9.3%
◆20/天海祐希/9.1%