昨年8月、楽曲の権利をめぐるトラブルをきっかけに、所属事務所との独立騒動が泥沼化していた歌手の安室奈美恵が、大手エンターテインメント会社であるエイベックスに移籍したと13日わかった。
彼女が所属していたライジングプロ・ホールディングスとは、専属契約が14日付で終了。15日からは、かねてから所属していたレコード会社であるエイベックス内のディメンション・ポイントとマネジメント契約を交わした。
エイベックスの公式サイトでは、「これに伴い、音楽制作・宣伝、ライブ活動、マネジメント業務とすべての活動拠点を一元化し、さらなる音楽活動の向上に努めてまいります」と発表。
ディメンション・ポイントは2年前に新設された音楽レーベルとはいえ、親会社であるエイベックスは海外を視野に入れた楽曲制作に注力している。
1998年には台北支社、2013年にはシンガポール支社を立ち上げるなど、すでにアジア圏で絶大な人気を誇っている安室が所属となれば、双方にとってまたとない飛躍のチャンスとなるだろう。
前事務所との争いがもとで、一時は安室も業界から干されたと報道されるほどの苦境に立たされた。このため、関係者からは「本当に円満な形での移籍」という声が漏れた。
[引用/参照:http://www.sanspo.com/geino/news/20150114/oth15011405040010-n1.html]
□ 円満移籍はあくまで表面上
関係者は「三者が納得しての円満移籍」とアピールしているが、それはあくまで表面上のことのようだ。
デビュー以来、世話になっていた事務所に安室が反旗をひるがえしたのは、彼女と公私にわたって親密な関係にある著名イベントプロモーターが独立をたきつけたことが影響しているとされる。
ところが、この独立騒動によって各メディアで大ハッシングが発生するとイベントプロモーターの男性は「自分は関係ない」と早々に手を引き、頼みの綱を失った安室はトーンダウン。
「奴隷契約」という過激な言葉を使ったことなどに対して安室が事務所サイドに謝罪文を送る事態となった。
「それでも一度は独立を言い出した手前、安室は引っ込みがつかなくなり騒動は泥沼化。その影響で安室のスケジュールが組めなくなり、現時点で決まっている仕事が一本もないという状況になっていた。
これでは両者にとって不利益が大きく、レコード契約をしているエイベックスにとっても大損害。誰も得しない騒動を早期に収めるため、エイベックスが仲裁するような格好で決着となったようです。
移籍によって今後、安室は以前よりも有利な条件で仕事ができますが、莫大な定期収入を生み出す過去のヒット曲の原盤権などはそのままライジングプロのものということで”手打ち”になったようですね。
新事務所となる『Dimension Point』は、レコード会社の移籍を画策していた安室を引き留めるために一昨年に設立されたエイベックス内のプライベートレーベル。
エイベックスは歌手やスポーツ選手のマネジメントを手掛ける子会社がありますが、プライベートレーベルが所属事務所を兼ねるというのは異例中の異例。今回の騒動がいかに特別なケースなのか分かろうというものです」(芸能関係者)
「ライジングプロは安室離脱の可能性を見越し、モデルの西内まりや(21)を大々的に歌手デビューさせるなど対応策をとっていましたが、安室の穴を埋めるには程遠い。
SPEEDの再結成を計画するほど追いつめられていましたが、それも上原多香子(31)の夫が自殺した事件の影響で頓挫。
アーティスト部門は安室に頼りきっていましたから、かなり厳しい状況です。今後はモデル・俳優部門の観月ありさ(38)と平愛梨(30)が事務所のツートップになりますが、安室離脱の影響を補えるほどの利益を生み出せるかどうかは疑問です。
安室は多い年で年間に80公演もライブが組まれる超ハードスケジュールを強いられていましたが、それも彼女が事務所の屋台骨を支えていた証拠。
安室がいなくなったことで死活問題に発展しかねません。安室は沖縄アクターズスクールに通っていた少女時代にライジングプロの平哲夫社長に見初められ、二人三脚でスターダムにのし上がってきた。しかし、今回の移籍騒動で完全に恩をあだで返すことになった」(前同)
どうやら円満どころか非常に後味の悪い移籍となってしまったようだが、あの安室が欲に目がくらんで恩人を裏切るようなことをするのだろうか。
「安室が独立を考えたのは平氏に対する不信感が根底にある。2001年、ライジングプロは25億円という巨額の所得隠しで摘発され、平社長が2年の実刑判決を受けた。
この捜査の過程で平氏が『ヤクザ対策費』として数億円の裏金を暴力団関係者にバラ撒いていたことが明らかになったとされ、黒社会との親密な関係も表ざたになった。
馬車馬のように働かされながら待遇が悪かったことも影響し、安室はイベントプロモーターを頼ってライジングプロからの独立を画策。
しかし事務所側が安室バッシングを仕掛けるなどしたために思うようにいかず、結局はライジングプロ以上に”黒いバック”のあるエイベックスを頼ることになった」(週刊誌記者)
複雑な背景の騒動が起きた結果、エイベックスが漁夫の利を得たということか。いい環境で音楽活動に専念できればいいが、エイベックスもさまざまなウワサのある事務所なだけに心配な面もありそうだ。
[引用/参照:http://www.menscyzo.com/2015/01/post_8973.html]
□ エイベックス入りを実現させた黒幕とは?
安室は、昨年後半からライジングを出たあとの進路について、ある芸能界の大物に相談していたという。
「今回のエイベックス入りも、その大物が間に入った。その大物は”芸能界のドン”ことバーニングプロの周防郁雄社長の盟友。業界に絶大な影響力を持つだけに、さすがの平社長も露骨に彼女を潰すことはできない。
逆を言えば、表向きはエイベックスが安室のマネジメントを行うが、肝心の部分で仕切るのはその大物ということになる」(同)
魑魅魍魎が巣食う芸能界。”安室利権”をめぐり、さまざまな思惑が入り乱れているようだ。
[引用/参照:http://news.livedoor.com/article/detail/9675247/]
この記事の内容は駄目だー。
全然違うよ。