SMAPの草なぎ剛も今年で41歳。もはや立派な“中年アイドル”だが、そのプライベートは今も謎に包まれている。とくに恋愛関係。これまで浮いた噂がほとんど出たことがない。
これは極めて珍しいことだと芸能記者の1人も言う。
「尻尾を掴ませないとかいうレベルじゃないんです。異性関係の片りんも見えない。我々、芸能記者の間でも、草なぎだけは追っかけても徒労に終わるだけと、半ば諦めムードが漂っている。
同性愛では? という見方も根強いですが、それ以上に、もしかして彼は、男女問わず、誰とも恋をしたことがないのでは、と思ってしまうほど、何の気配も感じられない。1人でいることが、本気で好きなのかもしれません」
こうした彼への見方は、日頃から草なぎと仕事で接しているテレビ局関係者も同様のようだ。大手民放局のディレクター氏は語る。
「いや、ホントに謎なんだよね。下ネタとかも平気でしゃべるし、とてもくだけた人なんですよ。共演の女優さんなんかともすごくフランクにしゃべるんだけど、“口説いてやるぞ”みたいな生々しい雰囲気を感じたことは皆無。
たとえるなら、風みたいな人なんですよ。謎なだけに、ネットではいろいろ言われているみたいですが、実際の彼はまったく気にしてる素振りもない」
今年に入ってネットには、なぜか、彼の「奇行」目撃談が氾濫。真偽不明の噂のようなものだが、異様な盛り上がりを見せており、東京スポーツは6月27日、「草なぎ 奇行目撃情報相次ぐ」と記事にもしているくらいだ。
そこでは、
『深夜の六本木界隈で自転車に乗って猛スピードで走っていた』
『タクシーの窓を全開にして、身を乗り出して乗っていた』
『新宿のデパートの化粧品売り場で、男性とはしゃぎながら商品を見ていた』
などといった目撃談が紹介されている。
草なぎといえば、2009年4月に引き起こした「全裸泥酔事件」が有名だが、このときに付着した奇行イメージがいまだに払しょくされていないのかもしれない。
そんななか、10月27日発売の週刊女性(主婦と生活社)が、独占スクープと銘打って、突如『30代美女を連れて真夏の“極秘”里帰り』なる記事を掲載。
記事を要約すれば、この夏、生まれ故郷の愛媛県今治市に美女をともなって訪れ、そこに住む祖母ら親戚とバーベキューを楽しんだ、というもの。
週刊女性は祖母を直撃し、草なぎが美女と訪れたのは事実であると認めさせてもいる。
これだけでは、ついに「恋人発覚か」と思われるかもしれない。実際、記事は、その女性を草なぎの恋人であると言いたくて仕方のない書きようだが、よく読むと、どうも怪しいのである。
記事によれば、草なぎが祖母のもとを訪れたのは今年の8月16日。最初、草なぎは、20代とおぼしき若い男性と2人で訪れ、そのあと、時間差で、例の彼女がやって来た。つまり、2人きりではなく、3人で訪れたことになる。
さらに、彼らと会った祖母は、その男性と女性を夫婦だと思ったと語っている。
この男性は、草なぎが祖母に語ったところによると、
「ちょっと前に飲食店で知り合い、意気投合した東大を卒業した人」
だという。
結局、最後まで、祖母の口からは、草なぎと彼女との“特別な関係”を感じさせる言葉は一切出てこなかった。記者の問いに、祖母はただ「仲のいい友達の1人じゃないんですか」とあっさりと答えるのみである。
この夏、草なぎはたしかに男女3人で、生まれ郷の祖母のもとを訪れた。しかし、今回の記事からは、その女性が「彼女」であるという感触さえも伝わってこない。
本人への直撃も、事務所への確認についても、記事では触れていない。祖母以外の関係者への取材もないようだ。今回の「スクープ」、実際のところ、何なのか? なぜ、このタイミングだったのか。
「女性との関係をカムフラージュするための知人男性の存在という見方もできますが、記事を読む限り、むしろ知人男性との関係を勘繰りたくなりますね(笑)。
ちょっと前に飲食店で出会ったばかりの東大卒の若い男性を普通、故郷に連れていきますか(笑)。しかし、私としては、単なる仲良し3人組という気がしてならないですね」
週刊女性のさらなる取材を期待するばかりだ。
[引用/参照/全文:http://dailynewsonline.jp/article/1030668/?page=all]
祖母に真相を直撃
――剛さんと一緒に来た男性は、仕事関係の方ですか?
「いいえ。少し前に飲食店で知り合って、意気投合したみたい。20代くらいの若い方で、東大を卒業したとか。“おばあちゃん、この人は僕らよりだいぶ頭脳があるんだからね”って言っていました。同じ四国の徳島出身で、里帰りも兼ねて来たみたいですけど」
3人は日帰りで帰ってしまったようだが、おばあちゃんは孫の連れてきた女性に好感を抱いたようだ。
「美人さんよね。しっかりされているし。芸能界ではなく一般の方だって言っていました。東京出身で四国に来たのは初めてみたいだったので、“どうですか?”って聞いたら、“すごくいいところですね。楽しいです”と話してくれましたよ」
草なぎはお盆に必ず帰ってこられるわけではない。多忙な中でも時間を作って帰省したのは特別なことなのだ。
「ここ最近はずっと来ていませんでした。4年くらい来てなかったかな。あの子は子どものころから海が好きで、よくうちにも来ていたんです。
小学生ぐらいまでは毎年来ていましたけど、ジャニーズに入ってからは忙しくなっちゃったから、たまに来られればいいという感じですかね」
昨年10月、おばあちゃんが10年ぶりに埼玉の実家を訪れたときも、草なぎは仕事の合間を縫って顔を見に行っている。
「慎吾クンと二人芝居をしていたころだったと思います。私が埼玉へ遊びに行ったときに、“おばあちゃんが来ているなら行くよ”と、忙しいのにわざわざ実家まで来てくれました。そのときはギターに凝っていたみたいで、弾き語りをしてくれたのよ。いい思い出になりました」
そして今夏、サプライズで今治を訪問したわけだ。祖母思いの草なぎだから大切な人をいち早く見せたかったのだろう。おばあちゃんはしっかりその思いを受け止めている。
――またその女性を連れて、結婚報告という形で来てくれるといいですよね?
「確かにそうしてくれるといいけどね。それからまったく連絡もないから、その後どうなったのか私もわからないのよ。でも“おばあちゃん、結婚するから結婚式来てよ”と言われたらうれしいけどね」
彼が今治を訪れたとき、おばあちゃんと一緒に家にいたという草なぎの両親にも話を聞くべく、記者はふたりが埼玉県内で営んでいる居酒屋へ。営業を終えて、外へ出てきた父に話を聞いた。
「確かにあの日、剛が東京から連れてきた人たちの中に女性が1人いました。私も初めて会う方でしたね。でも、私たちも関係性を深く聞いたりしないので、彼女が恋人なのかどうかはわかりません。仲のいい友達の1人じゃないんですか」
[引用/参照/全文:http://www.jprime.jp/johnnys/smap/20058]
闇