島田紳助さんの引退騒動から注目を集めている、芸能界と暴力団の”黒い関係”。ビートたけしさん(64)も、その関係が噂されている1人です。そのたけしさんが、週刊文春の取材に答え、過去の暴力団との関係について詳しく語りました。
ビートたけしさんと暴力団、といえば、思い出されるのがフライデー襲撃事件です。たけしさんは、86年にフライデー編集部を襲撃し、懲役6ヶ月・執行猶予2年の判決を受けています。
その後、半年の謹慎期間を経て芸能界に復帰したものの、日本青年社という団体から「復帰が早すぎる」ということで街宣活動をかけられたのだそうです。
そこで、たけしさんは単身住吉連合会会長・堀政夫氏のところに行き、土下座して謝ったのだとか。
「オイラの行くとこ、行くとこ、街宣がかけられているのに、当時の事務所は何も動いてくれないから、『自分で話をつける』って全部、1人で回ったんだよ。えれぇ、おっかなかったけど。堀さんに謝ったら、小林さんと衛藤さん(豊久氏、2代目日本青年社会長)のところへ行けって。それで2人の前で『芸能界辞めます』って言ったら、『まだもったいないだろう』という話になった。街宣をやめる条件は、当時の事務所を辞めるってこと。『お前は生意気だって噂もあるから、気をつけろ』って怒られて、赤坂でスッポンをご馳走になって帰ってきた。そのとき、色んなヤクザから助けてやろうかって言ってきて、それを断るのも大変だったよ」
小林さん、というのは、街宣をかけた日本青年社を結成した小林楠扶氏のことで、住吉連合会の最高幹部だった方のことだそうです。
とにかく、ヤクザに仲介を頼むのではなく、自力で片をつけたというたけしさん。その後も、暴力団関係者や右翼団体から、ことあるごとに脅しや誘いが絶えなかったといいます。
「野村秋介さんが企画した映画に出たことがあるんだけど、野村さんが亡くなった時に、どうして葬儀に顔を出さないんだと言われたこともあった。でも隠れていくならまだしも、堂々とそういう関係の人の葬儀に行くわけにいかねえだろ。テレビでの発言が問題だって、街宣車がオイラん家をグルグル回ったり、ビラまかれたりするのはしょっちゅうだよ。家の前でやるだけならいいんだけど、近所の人が迷惑して、抗議がこっちに来るわけさ。ウチはカミさんが『関係ない』とか言ってるけど、警察は逮捕してくれないから。他の人は誰かに頼ろうとして、その筋に行っちゃうんじゃないの?紳助もそうだろ。テレビ局のスタジオに来たこともあるし、いくつか番組をつぶされたことだってあるよ。最近は、右翼も考えてるからスポンサーに街宣をかけるからね」
興行の世界にいると、避けようとしても向こうから接触を求めてくるのだそうです。80年代の漫才ブームの頃には、暴力団に連れ去られたりしたこともあったそうなのです。
組長の娘がたけしさんに会いたいと言ったために、無理やり料亭に連れ込まれたとかで、今では笑い話になってるそうですが・・・。
「若い頃、漫才大会に行けば、興行師は間違いなくヤクザなんだよね。オイラたちは商品だから、そんな酷いことはされないんだけど、客にウケないと脅かされるし、『お前らはつまらないのに、金取るのか、この野郎』
って。所属事務所はそういうことを承知で仕事させるし、断れない」
芸能界とヤクザのつながりって、古い歴史があるんですよね。美空ひばりさんと山口組の組長さんの関係なんかも有名みたいですし。
たけしさんのデビューは1974年。当時は、まだまだ芸能界と裏社会の間に強いつながりがあったんですね。
週刊文春
たけしさんには、山口組5代目の渡辺芳則組長と親交があり、高級時計をもらっているという噂が芸能界にはあるのだそうです。しかし、たけしさんによるとこれはウソ。確かに5代目に会ったことはあるのだそうですが、それはある芸人にだまされてほとんど無理やり会わされたのだとか。
それは、10年ほど前、大阪でたけしさんがその芸人さんを含めて数人で食事をしていたときのこと。
「飲んだ後、カラオケ屋へ向かうときに、その芸人が『この車に乗って』と言って、一緒に飲んでた他の人と離されたんだよ。『変だな』と思っていたら、ちょっとクラブに寄っていこうと言われて、路地に入っていくんだ。前の道に若い衆が並んでいて、何か怪しい雰囲気だったな。誰か大物が来てんのかなと思って、そのクラブへ入ったら、ホステスもみんな座らずに立ってるんだ。そしたら奥にいたのが5代目だったわけ。大阪地区の山口組幹部たちが勢ぞろいしてて、ひっくり返ったよ。その芸人が『向こうに5代目がいるから挨拶して』と言うんだ」
(中略)
「帰るに帰れないし、5代目と目があってしまったから、『東京から来ました、たけしです』と挨拶をしたら、5代目は、『俺に挨拶なんかするなよ、芸人なんだから。写真撮られたらどうするんだ。早く店から出ろ』と言ってくれたから、すぐに帰ったの。でも、オイラを連れて行った芸人は、5代目から『こんな席に呼んでどうすんだよ。何かあったら、お前どうやって、ケツ拭くんだ!』と怒られてたな」
さて、たけしさんは名前を明かさなかったというこの芸人さん。誰だと思いますか?週刊文春さんの取材によると、それは吉本興業の”怪芸人”中田カウスさんだったそうです。
ちなみに、吉本興業の広報は「その件は対応しかねます」というなんとも微妙な返答を返してきたとか。
10月から、東京都でも「暴力団排除条例」が施行されるという話が、島田紳助さんの引退に絡んで話題になっています。企業や個人が暴力団と親密な関係にあると、警察や自治体から『密接交際者』として名前が公表されるという条例です。
その、”親密な関係”というのがどのように判定されるのか、芸能界も戦々恐々としているらしいのですが・・・。
たとえば、たけしさんはどうなるのでしょうか。助けてもらったことはないそうですが、何度も一緒に食事はしているようです。01年ごろまでは、料亭に連れ込まれてしまって今では笑い話になってるという暴力団の組長に「たけし軍団」名でお歳暮も贈っていたといいます。
それだけといえばそれだけで、利益供与があったようには見えないわけですが、それでも密接交際者になるのでしょうか。
紳助さんは、過去に揉め事を解決してもらったことがあり、その後も親密なメールのやり取りがあり、しかも土地関連でなにやら怪しげなつながりがありそうで、などと報じられていますから、これらが全て事実であればアウトだろうなぁという気はします。
ご本人のたけしさんはこう語っています。
「その条例は、本当に嬉しくてしょうがねえよ。芸人にとって、本当に助かる。昔、喫茶店でお母さんに連れられた子供がいて、『ファンなんです』といわれて写真を撮ったんだ。その子供がかわいかったから、オモチャでも買いなって2千円渡したの。すると、若い衆を引き連れた親父が『おお、たけちゃん、悪いな』って出てきて、肩を組んで写真を撮ったんだ。その後、事務所に『お礼に奢りたい』と電話があって、断ってたら、最後には若い衆が怒り出したんだよ。『てめえ、せっかく、こっちが誘ってるのに』って。でも、これからは条例を盾に断れるんだから、本当にありがたい。ただ、芸能界全体としては、スパッと切れねえだろうな。要するにテレビだけじゃなくて、舞台で食っているタレントも多い。そういう関係を絶つために仕事を辞めるわけにはいかないからね。そこにちゃんと、警察が入って、仕切ってくれればいいんだけどさ」
他にも、暴力団との黒い関係が噂されている芸能人はたくさんいます。その方たちは、今後どうしていくんでしょうか。
テレビ局は、すでに暴排条例に向けてブラックリストを作成しているとも報じられていますが・・・。
そういえばあの人見なくなったね、という芸能人が、今後は増えていくのかもしれません。
[週刊文春 芸能のツボ]
http://entamegeinounotubo.seesaa.net/article/226943926.html
別に嫌いじゃないけど、たけしとさんまがベラベラ喋ってんの見ても全然笑えない
どこが面白いのかわからん
感覚も古いし、もう時代遅れでしょ
具志堅用高のがよっぽど笑える
暴力団との癒着を完全にクリーンにしきれて無い政治家が条令を出し、クリーンにしきれてない警察が動く。
条令なんてあって無い様なものにならないことを祈るよ。
信用するに値しないし、神頼みだよ……
丸写しの記事?
殿は あの事故後 一線を 引いたんだよ だから 映画とかに まあ 死ぬまで 軍団を 食わせないと いけないし
ジジイ引退しろ
条例あるから大丈夫って、ヤクザ屋さんに通用するか?www
もともとアウトローなのにwww