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文春砲を超えた!?『実話ナックルズ』薬物、半グレ、裏芸能・・・新井浩文レイプ疑惑などスクープ連発のワケ

雑誌の衰退が叫ばれている中、確かな取材力を武器に、売り上げを伸ばす専門誌もある。今回は今注目の専門誌を直撃取材。

◆「文春砲」を超える速射砲も!『実話ナックルズ』

2001年創刊。発行元は大洋図書。裏社会からゴシップ、オカルト、サブカルチャーまで扱う。

警察にも反社にもくみせず独自のポジションを保ちながら、幅広いコネクションと取材力を生かし、刺激的な情報を発信し続けている。

その取材力は時にあの『週刊文春』さえ凌ぐ。厳密には専門誌ではないが、裏社会の情報に精通する数少ない雑誌のひとつであることから今回取り上げた。

◆熱狂的な支持者多数! 体を張った驚異の情報力

暴力、違法薬物、半グレ、都市伝説、芸能裏話……良識派が目を背けるような禍々しいタイトルがズラリと並ぶ。しかし、『実話ナックルズ』が現在のスタイルを確立するまでには紆余曲折があった。

「創刊当時から取り上げるものはなんでもアリでした。『逆マジックミラー号が出没』などの都市伝説を扱うようになったのは、新潟にいる伝説的なヤリマン・けいこの特集がウケたから。このときは実際に編集部員が確認しに行きましたね」(宮市徹編集長)

「芸能ネタを強化したきっかけは、島田紳助の暴力団交際騒動から。新井浩文の疑惑と言われる記事を他誌に先駆けてスクープできたのもそうですが、表の有名人のスキャンダルを裏ルートで入手することが最近増えてきましたね」(バーガー菊池芸能デスク)

『ナックルズ』発のニュースはアングラ業界の最新トレンドを映す鏡というわけだ。刺激的な記事のネタはライターや編集者から上がってくることもあるが、読者や関係者からのタレコミも多い。

ドラッグの製造現場写真などは「これ見てくださいよ!」といった様子で嬉々として送られてくる。情報が表沙汰になれば逮捕されるリスクもあるのに、なぜ……?

「ギャラ目的とは明確に違うんですよ。エロ投稿写真と同じで、一種の自己顕示欲なんだと思います。ありがたいことに、『実話ナックルズ』に載ることが一種のステータスになる人がいるのでしょう」(宮市編集長)

9月より大手コンビニではアダルト誌の販売が中止に。『ナックルズ』のような反社会的テーマの雑誌も危うくなるのではないかと噂されているが「誌面をマイルドにするつもりはない」とキッパリ。

地下に潜っていく一方の半グレ最新事情も併せて、一般誌では触れられない裏ネタに今後も期待したい。

◆<超DEEP!アングラ3大新潮流>

1.関西を中心に復活?「ネオ半グレ現象」

’12年の六本木「フラワー」襲撃事件により、関東連合は事実上の解散状態に。これで半グレの“黄金期”は終焉を迎えたとされてきた。しかし実際は大阪の「アビス」グループなどが跋扈。今なお増加傾向にある

2.特報級ニュースをあえてのイニシャル報道

俳優・新井浩文の強制性交容疑。事件を逮捕前からスクープしていたのが同誌だったが、なぜか誌面ではイニシャルで報道。「あくまで俳優Aの話。Aの情報は以前から知っていました」とは編集部の談

3.獄中からの手紙急増。迫られる編集部の対応

元関東連合・石元太一氏の獄中手記掲載を契機に、刑務所からの手紙が急増。その中には、警察も把握していない一級品の裏ネタもあるという。これら素材を骨太のノンフィクションに仕上げるなど、“調理法”を模索中

[via:日刊SPA!]
https://news.livedoor.com/article/detail/17171425/

コンビニ販売規制でほぼ廃刊

今年8月末をもって、コンビニ各社は成人誌の取り扱いを中止した。これが業界に大打撃を与えたことは想像に難くないが、およそ1カ月が経ったいま、どんな影響が出ているのか。

現役編集者が、成人誌が直面している“さらなる危機”について明かす。

コンビニにおける成人誌規制の先駆けは、2018年1月に販売を取り止めたミニストップだった。

遅れること1年、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3大チェーンも取り扱いをやめる旨を今年1月に発表し、それが実行されたのだ。

子供や女性客、東京五輪で増加する外国人観光客への配慮を、各社とも理由に挙げている。

「正確に言えば、7月に搬入した分の発売期間が残っているので、まだ店頭に並べているコンビニもあります。これを見越し、短い期間でも売ろうと、慌てて出版した雑誌もありました。

ですので、巷のコンビニから完全に成人誌がなくなるまでには、あと1カ月かかるでしょう。とはいえ、残っているのは、あくまで地方の店舗ですね。東京都心のコンビニでは、もう置いていないようです」

と語るのは、成人誌を刊行しているさる出版社の現役編集者だ。匿名を条件に語る彼によれば、現在、成人誌を出している主な出版社は15社ほど。3大コンビニでの取り扱い終了を機に、コンビニで売られていた雑誌のほとんどが廃刊に追い込まれたという。

「書店向けとして存続を決めた雑誌も一部ありますが、販売経路が一気に狭まったわけですから、いままでどおりにとはいかない。500~600円ほどだった価格を、1000~1500円に値上げせざるをえなかったみたいです。それではたして売れるのか。難しいと思いますね。

ミニストップさんが販売を止めた時点では、まだよかったんですよ。2000店ほどしかないミニストップさんで売ることができなくても、約2万店あるセブンさんや、約1万6000店あるファミマさんが扱ってくれれば、大丈夫なわけですから。

とはいえ、最初にミニストップさんが販売を止め、それでも店全体の売上は下がらなかったというのは、業界的にまずかった。“ならば売らなくてもいいじゃん”と、一気に舵を切られてしまった感があります」(同・編集者)

コンビニでの取り扱いがなくなったことでの損失は「各社とも、だいたい年間30~40億円くらいでは」と語る編集者氏。だが、業界はこの状況を、手をこまねいて待っていたわけではない。

コンビニ販売の危機が噂されはじめた昨年ごろから、エロスの成分を薄めた“ソフト成人誌”とでも呼ぶべき新雑誌を立ち上げ、コンビニでも売り続ける作戦をとったのである。

コンビニから“指導”

内容が内容だけに、大々的に“新創刊!”とは謳われてはおらず、出版社のHPでも存在が伏せられているケースが少なくない。

が、たとえば大洋図書の『実話ナックルズ』からは、『実話ナックルズウルトラ』なる兄弟誌が今年2月から登場。コアマガジンの『実話BUNKAタブー』も、長らく同誌の増刊号扱いだった『実話BUNKA超タブー』を、9月2日発売号より〈定期発刊の創刊号としてスタート!〉(HPより)している。

「頭から終わりまで成人向けコンテンツだった“成人誌”に対し、こちらは事件やスポーツなどの記事もあり、その合間合間にヌードや成人向けのページがあるイメージです。これならばグレーゾーンをうまく突けるだろうと考えたわけです。

ただ、この業界のよくないところと言いますか、ひとつ成功例があると、各社それに乗っかろうとするんです。みんなこぞって“ソフト成人誌”を売出したので、一斉に目立ってしまった。

結果2週間ほど前に、取次を通じ、セブンさん、ファミマさんから“指導”を食らってしまったのです。『表紙を大人しくせよ』とか『過激な表現は控えて』といった内容についての指摘が、うちに限らず、業界の全社にあったと聞いています」(同・編集者)

名前の挙がったセブン、ファミマに訊くと、

「一般的に、販売商品については従前からベンダーを通じ、取引先と話し合いの場を設けております。これは雑誌に限った話ではありません」(セブン広報)

「個別の取引内容につきましてはお答えを控えさせて頂きます」(ファミマ広報)

と説明する。指導に留まらず、次号から販売をさせない“レッドカード”を食らった雑誌もあるというから笑えない。ちなみに、販売取り止めによる店の売上への影響は、2社ともに「ありません」とのことだった。

「発売直前に注意され、慌ててモザイク処理を入れて出した雑誌もあるみたいです。本音を言えば、もともとコンビニ側が置きたいというから、成人誌はコンビニで売られるようになったんです。

それこそコンビニ専用のPB(プライベート・ブランド)成人誌を、我々と共同の形で作っていた時期もありました。まだ業界に元気があった、15年ほど前のことでしょうか。

『今月号は売れませんでした。前々号みたいな過激な表紙にしては?』なんて、コンビニの担当者から打ち合わせで言われたのを覚えています。それが今では、この扱い……。まあ我々は弱者ですから、従うしかありませんけど」(同・編集者)

コンビニ業界の事情は…

一方、コンビニ業界の事情はどうなのだろうか。ローソンに勤務経験がある流通アナリストの渡辺広明氏は、

「“供給”がインターネットに取って代わられた昨今、成人誌は3日に1冊しか売れず、店側としても売り場の効率が悪い商品ではありました。

女性や外国人のお客様への配慮という理由もありますが、売る側のメリットが低かったというのもあるでしょう。またスペース的な意味での売場効率の問題もありそうです。

軽減税率を受けてのイートインスペースや、薬の販売など、現代のコンビニのレイアウトは、大きな転換期を迎えています。これは成人誌に限らない話ですが、雑誌棚そのものを持て余している部分もあるのでは」

先の編集者氏が続ける。

「全国規模でマクロに見れば、コンビニで成人誌はそれほど売れていなかったかもしれない。ただ、取り扱いがなくなったことでの損失が30~40億円と聞いて、作る側ながら『そんなに売れてたんだ』と思ったのも事実です。

おそらく、需要は首都圏ではなく、地方に強くあったのでは。地方のコンビニに行けば、成人誌が充実している店舗は珍しくありませんでした。

だから一部のフランチャイズの店舗や地方の店舗からは、本部の方針で一律で売れなくなったことを嘆く声も少なくないようですよ」

成人誌からエロを抑えたソフト成人誌でも「それはそれで売れる」と編集者氏は言う。購入層は想像に洩れず、インターネットに疎い高齢者層だ。

氏が手掛ける雑誌も、コンビニから怒られないようにしながら、表現を工夫して刊行を続けるというが……。

[via:デイリー新潮]
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/10040600/

ネットの反応

・コンビニの全体的な売り上げから見ると微々たる厄介者の扱いでしかないのかな。
・出版社も新しいコンテンツを考えないと生き残りも厳しそう。
・コンビニで扱わなくなって、簡単に子供の視界に入らない状況に安心しています。
・え、普通にまだ売ってるけどと思ったら地方ももうすぐ売られなくなるのね
・コンビニ店員でしたが、店長方針で早い段階でエロ本とグレーゾーン商品については納品されても並べず返本してます。基本あの手の雑誌の読者は高齢者と未成年が多いのでなくしても困らないですし、万引き対象になることも多いので・・・。
・地方でもほとんど販売をやめた理由として一番大きかったのはやはり「万引き被害」。これは成人誌が圧倒的に多く、なんら補償はされず、オーナー負担となり、元々利益率の低い雑誌では割に合わなかった。
・成人誌って9割以上立ち読みだけ。
・朝早くから堂々と立ち読みして股間を膨らませた状態で女性専用トイレに入る変態がわんさか居ました。無くなって本当に良かったです。
・昔近所で痴漢が出たけど犯人はコンビニでエロ本読んでムラムラして、帰りに痴漢したって言ってた(;´Д`)
・外国人観光客の目からはエロ本が老若男女問わず視界に入ることは異様に映るでしょう。道路沿いのエロ本自動販売機だって、いつの間にか車上からエロ本が見えません。
・今時エロ画像や動画を見ようと思えば、スマホだけでも簡単な話。コンビニからエロ本が消えても、何の問題も無いと思います。
・週刊誌の記事もかなり下品でヌード写真もある。スポーツ紙も、今度はあれらを成人向けってことにした方がいい。
・いつも男性向けばかりやり玉にあげられるけど、女性誌も性の特集、それも伏せ字もなくそのままストレートにタイトルを書いていたり、レディースコミックなど成人漫画顔負けの過激な描写もあるけど、なぜこれはやり玉にならないのかいつも思います。
・需要はあるんだろうから供給の形が変わっただけだろう。
・なんでコンビニがダメで、キッズでも簡単にアクセスできる無法なネットコンテンツはいいのかわからない。
・レンタルビデオ屋とかドンキホーテとかの成人コーナーに置けばいい
・かつては幹線道路沿いに深夜営業をやっているアダルトショップもネットに駆逐されたからなぁ。ネットに疎い爺さんやオッサンからしたら生命線だったんだけどね。
・漫画も18禁の漫画よりグレーの漫画が増えた気がするし結局法律の隙間を縫って細々と続いて行く気がするなw
・皆様お気づきでしょうか。コンビニで販売していた成人誌の内容が、「人妻」「熟女」などが多かったこと。コンビニで成人誌を購入する層が、高齢者でそれに沿ったラインナップだったようです。
・コンビニでの設置がとか言ってるけど、結局業界がコスト削減のためにDVDを付録に付けだした事が衰退の原因でしょ!
・風俗営業で18歳以下は禁止のパチンコ雑誌も成人誌にならないで普通に売っているのも謎ですね。

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2019/10/10 9:31

    きっと老人やガキが良く買ったり盗む店舗地域は繁華街や住宅地などなんだろうね。
    地方などは老人や営業マンや流通系が多い。
    DVDソフト付きなんて飛ぶように売れていた。

    ネコメにあるが、幹線道路などにあるアダルト店などは逆に儲けているよ。
    なんせ、そこら辺に大量に売っていた巨大販路が完全撤退してくれたのだから、その需要を全て貰えているのだからね。
    あと、この種のアダルト店グループは派遣も店舗型の風も扱っているし、当然通販や近所への配達もやっていたりする。
    動画サイトやマッチングアプリなどもやっていたりするのだから、かなり急成長していて地方ではパチンコ屋を喰っている状態。
    パチ屋が潰れた後居抜きで使えば安上がりだし、巨大駐車場物件だからね〜
    ゲーセンやカラオケ店や居酒屋などを含んでやれば年間回転率を考えたらショッピングモールの上にも地方では打ち出しているから馬鹿には出来ない存在

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