それは今年の冬が観測史上最大と呼ばれるラニーニャ現象のせいでひどく寒いことから生まれるものではない。ましてや慢性的な日本経済の低迷からくるものでもない。
今回提示したい「漠然とした不安」とは、自分のムスコがどれほどのものか判然としないことから生まれる不安だ。
そもそも、その"どれほど"とは一体どういう意味なのだろうか。
大きさ?太さ?固さ?それともそれら全てをひっくるめて自分のムスコが異性を"どれほど"喜ばせることが出来る代物なのかという疑問から生まれる不安なのだろうか。
それすらも分からないので不安は募るばかりだ。
確かに問題は自分のムスコが異性にとって満足のいくモノであるのかどうかということだが、そこには当然具体的な数字で示される"大きさ"が関わってくる。
さらに言えば、やはりモノの"デカさ"は女性の快楽に直結しているのではないかという、宗教信仰的な巨根崇拝説は根強い。
だが果たしてそれは真実なのだろうか。
世の中の女性は本当にアダルトビデオなどのように「わぁ、おっきい~」「すご~い、こんなの初めて~」と、デカいモノを無条件で喜んでいるのだろうか。
数多くの意見が集積される匿名掲示板「2ちゃんねる」で「チ●ポ」というワードで検索をかけてみると、出るわ出るわ、チ●ポの話題がわんさか表示された。
しかも調査目的である「大きさ」や「形状」についてのタイトルがよく目に付く。そこでは男女入り乱れた論争が展開されており、次のことが判明した。
1.デカけりゃいいってものでもない
2.包茎は臭い
3.色艶は意外と大事
大きさについて具体的数字を挙げれば、多くの女性が述べるには、12センチ以上あれば快楽は変わらないという。
中には、18センチ以上の巨根でなければ感じもしないという輩もいたが、そんなツワモノは少数だ。
大きさよりはむしろカリ首の隆起具合や陰茎自身の固さの方が重要だという意見が多く見受けられる。
カリ首の隆起はピストンの際に膣内の上部を刺激するため、女性にとっては重要な快楽ポイントらしい。
さらに固さは陰茎本体の温もりを体内で感じられ、これまた女性にとっては幸福感の伴う快楽を誘ってくれるという。
しいて言えば太さも重要だというが、フニャフニャの分際でやたら太いというのは、フェラーリをかっ飛ばす際に面倒くさいという理由から多くの女性に嫌われているようだ。
また、包茎(真性)の嫌われ方は群を抜いていた。
その理由は「臭い」「汚い」「気持ち悪い」の3Kそろい踏み。真性包茎となるとなかなか多くはないと思うが、この嫌われよう、健康保険もきくれっきとした病気なのだから、真性包茎の諸氏には強く手術を勧める。
そして意外だったのが、ムスコの色艶について女性たちが熱い要望を寄せていたことだ。どうやら女性はムスコに対して、その大きさよりも、黒光りし、筋骨隆々としたたくましい陰茎を好む傾向にあるようだ。
しかし、ごく普通の色艶のムスコを黒光りさせ、ビキビキとたくましいシロモノに成長させることは難しいのではないか。
たとえば「チ●ポトレーニング」と銘打っているようなサイトでは、筋トレならぬ「チントレグッズ」を販売しており、およそ1万円ほどでチ●ポのトレーニング器具を購入できる。
だが、実は痛みを伴うものの、器具を購入するよりもっと手軽な方法がある。ある小説を思い出した。中上建次の『讃歌』(小学館文庫)である。
この『讃歌』の主人公は天性のジゴロで類稀な美貌を持つ青年イーブ。ホストとして働くイーブは性のサイボーグとして数々の女性と性の饗宴を繰り広げる。そんなイーブは己のムスコをより立派なものにするため、ある技を使う。それが「たわし」だった。
イーブは自分の陰茎をたわしで豪快に洗う。しかし最初からではない。いきなりたわしでこすっては、ただ血が出て痛いだけだ。さすがに始めは歯ブラシを使う。歯ブラシを使い慣れてきてからたわしへと移行するのだ。
するとイーブの陰茎は見る見る逞しくなっていく。黒く光り、サイズも一回り大きくなった。そしてなにより外見の逞しさが増した。陰茎内部の血流がよくなったのだ。
その逞しくなったチ●ポを持ってイーブはあらゆる女をイカす。
さらに、本によれば、たわしのおかげで鈍感になった陰茎では早漏も解消されるという。逞しいムスコを手に入れるには、この方法があった。なぜだか陰部に熱い血の集まるのを感じた......。
なにも1万円も払う必要はなかった。歯ブラシとたわしさえあればいいのだ。
さっそくコンビニに歯ブラシを買いに行こう。念のため柔質の歯ブラシと硬質のものを。そのうち立派になったムスコが恩返ししてくれることを願って。[MEN'SCYZO]
【参考サイト】
□ 理想のペニスについてのアンケート
一番目の写真AVのやつだ!看護師さんが襲われるやつ
一人でやってたりする人のチンはやたら擦れてて変に黒いし嫌だ↓
動画見て覚えた技使われると引くゎ
萎える
いくらチ〇コ鍛えても、使うまでに持っていけなきゃねぇ(笑)