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密室の危険な情事!ラブホ・乱交事件簿

2011年5月23日、横浜市神奈川区の路上で女性の遺体が発見された。神奈川県警は翌24日に住所不定の男を逮捕。ホテルの一室で女性の首を絞め殺害した疑いが持たれている。

25歳の女性と47歳の住所不定男が、なぜホテルに同室していたのか。

調べに対して男は容疑を否認。逮捕から1週間が経っても、密室で起きた真相は謎のままだ。ホテル従業員は、男性が会計時にぐったりした女性を背負っている姿を目撃している。

一般的な感覚からすれば、これだけでも十分に怪しい状況である。しかし、あるラブホテル関係者は「それくらいならよくあること」という。

「ラブホテルでは日常的に非日常的なことが起きてます。だから入退室時は必ずカメラで様子をチェックしてるし、車ならナンバーも控えておく。カメラの記録は2週間で上書きされていくけど、うちは自主的に3カ月は保管してます。それでも事件は起きるし、未解決で終わることが多い」

メーン舞台が密室であり、前後の入退室でも基本的に人と会わないよう配慮された特殊空間。そうした閉鎖性が事件解決への足かせになっているという。そしてさらにラブホテル関係者は「去年の年末に起きた実例」を話してくれた。

「デリヘル嬢がレイプされてたんですよ。まず男が一人で入って、30分後に女が入りました。その1時間後に『先に一人だけ帰る』って部屋から電話が入ってます。

当然、いつもみたいに女が帰るんだろうとカメラの映像を見てたら、出てきたのはスーツ姿の男。おかしいな、デリヘルじゃなかったのかなと思ってたら、30分後に怖そうな男が3人やってきました」

男たちは「派遣した女が帰らない」とホテル側に迫った。やはり彼女はデリヘル嬢だったのだ。だからといって強面の男たちを部屋へ通すわけにはいかない。最終的に彼はオーナー社長に連絡し判断を仰いだ。

「警察に状況を説明して、警察が入室の必要ありと判断したら鍵を開けろという指示でした。駆けつけた警察の前で部屋に電話したけど出ない。

それを10分間続けて、突入が決定しました。怖い男たちはフロントで待機です。私と警察で部屋に入ったら、ベッドの上で裸の女性が裏返った亀みたいに縛られてました」

デリヘル嬢は目と口を塞がれ、M字開脚に固定されていた。乱暴に剃毛されたらしい割れ目上部には血が滲んでいた。性器には手首ほどもある太いバイブが差し込まれ、肛門からは排泄物が垂れていた。

「デリヘル嬢は救急車で運ばれて、私は入退室時の映像を警察に提出しました。何日か経って、怖い男たちが『映像を見せろ』と言ってきましたが、オリジナルを提出しちゃってるからどうにもなりません。

でも私は映像を見てます。本当に普通の男でした。帰るときも焦った様子はまったくない。不気味なくらい冷静。なんか、慣れてるんだなぁと感じましたね」

あれから半年、事件解決の一報はいまだ入らないという。これほどの事件でさえも「年に1回はある」というラブホテル事情に驚く。肉欲に特化した密室には、男も女も狂わせる独特の空気が充満しているのか。

別のホテルで掃除係をしている女性は、「先週のこと」を話してくれた。

「酔って勃起しない彼氏のアソコに、女がボールペンの芯を入れてたよ。尿道から挿入して、勃たせようとしたみたい。でも血が止まらなくなって救急車。

女は40代の美人だったよ。ただ、ラブホの短いバスローブだけで動き回るからいろいろ見えてるの(笑)。おまけに救急隊員の男を『現場を確認して』って部屋に誘ってた」

実際に事件の当事者となった女性から話を聞くこともできた。朱美さん(仮名・33歳)は人妻デリヘルの派遣先で、高校時代の同級生に会ってしまったのだ。

「夫も、夫の会社も全部知ってる人でした。オタク風な大人しい人だったのに、あのときは怖い目で『全部バラすぞ!』って。

命令されるままにフェラしたら、もの凄く長いんです。苦しくて吐き出したら、今度は手を縛られて、また口に入れてきました。

完全に食道まで入ってきたと思います。そのあとは息が苦しくなって気を失いました。起きたとき私は裸で、彼はいませんでした。

奥が変な感じだったから、挿入はされてますね。写メとか撮られてないか不安です。でも生きてるから、まだラッキーなほうですよね…」

いずれも一歩間違えば死者を出しかねない現場だ。同時にこれは氷山の一角であり、表面化しない深刻な事件やトラブルは、いまこの瞬間も全国ラブホテルのどこかで起きている。

横浜の事件発生からわずか3日後、今度は新宿歌舞伎町で乱交サークルが摘発された。サークルはマンションの一室で3年前にオープン。摘発までに少なくとも1億3000万円の売り上げがあったという。
肉欲に特化した密室、という点で見るならこれもまさしくそうだろう。

だがこの乱交サークル、最近ではその性格もずいぶんと変化していたようである。昭和の時代から風俗体験漫画を描き続けているスキンレス春川氏によれば、今回摘発されたサークルは「乱交よりも大人のパーティーに近い」という。

「昔の乱交はスワッピングみたいにパートナー単位の参加か、完全予約制のイベント形式が多かった。それに対して大人のパーティーはマンション型風俗で、雑談しながら気に入った女の子を誘って隣の部屋へ行くシステム。最近はほとんどこれと同じシステムを『乱交』って宣伝してましたね」

ラブホテルよりも大量の男女を呑み込む性の密室。

今回摘発されたのとは違う乱交サークルで働いていた経験を持つ女性は「乱交ならではのトラブルもよくある」と教えてくれた。

「少し離れた位置で男が女に『いいですか』って誘うでしょ。そうすると誘われてない女が『はぁい』って応えちゃうの。そういうのって誘われることの少ない超熟女とかが多い。強引に指名をもってっちゃうし、本番中はずっとやばいくらい絶叫してる(笑)。それで何度か女同士が喧嘩になったことあるよ」

実は最近の乱交サークルは、男が客で女は従業員という場合がほとんど。つまり女は風俗嬢であり、指名の多寡によって収入も変化するのだ。さらに乱交嬢の密室トラブル譚は続く。

「セックスが強すぎる中年男もトラブルの種。1万5000円で3回までか、2万円で無制限かっていう店が多いと思うのね。で、強すぎる中年男は無制限コースで4人の女を2周したりするのよ。つまり8回とかを普通に。

こういう人ってチ○コも硬くてデカいし、1回1回がパワフルだから女はみんなガバガバでぐったり(笑)。そのあとに誰かが入ってきてもほとんど感じないし声も出ないわよ。

それである日、怒った若い男の子が中年男をボコボコの半殺しにしちゃったの。男の子が殴ってる最中にマネジャーが全員を帰して、店は1週間閉店。あれからどうなったのかマネジャーに聞いても教えてくれなかった」

警察を呼べない現場のトラブルには、それなりの解決法が準備されているのだろうか。いずれにしろ歪んだ性の密室が、快楽とトラブルの表裏一体で構成されているのは間違いない。

最後に冒頭のラブホテル関係者からの警告を紹介しておこう。

「別のラブホでは、SM系デリヘルから派遣されてきた女王様が殺されたそうです。ナイフのようなもので体中をメッタ刺しにされてたって。そこは古い旅館のようなタイプで監視カメラもなし。フロントもまったく犯人の顔を見ていなかったので当然未解決です。怖いのは、事件そのものよりもこういう話がすぐに忘れられてしまうラブホテルの現状なんですよね」

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