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風俗嬢が語る~身元バレのリスク~

風俗ライターをしていると、多くの風俗嬢や水商売の女性、AV嬢たちと会います。ある時などは、取材で顔を合わせた途端、妙に無口になる女性もいました。

後で聞いてみると、『知り合いに似ていたから、ドキドキしたw』と、その理由を教えてくれました。

そこで今回は、『風俗嬢が語る~身元バレのリスク~』です。

□ 元彼がお客!?...ピンサロ嬢のケース
ピンサロ嬢が語る身元バレのリスクピンサロで働くC子(21歳)は、言い逃れできなかったという。暗い店内でお客につくと、『お前、○○だろ?』と本名で呼ばれた。

『私、あまりお客さんの顔を見ないんだけど、その人、元彼だった。地元では私の事が噂になっていたらしくて、元彼は自分で確かめに来たんだって!

実は、ちょっと前の成人式に出た時に、会場で私を見かけた男の新成人が、以前にお店に来たことがある、お客さんの1人だったみたい。

会場で私と話をしていた別の男性が、そのお客さんの共通の知り合いだったみたいで、後で確認して、私の噂が広まったんだって・・・』

どうやら、地元でその噂を聞いた元彼が、自分で確かめるために、来店したらしい。

『女の子は、化粧や髪型でかなりイメージが変わるから、せめて、こういう仕事をしている間だけでも、おとなしくしていれば、良かったのに・・・』そう言うと、彼女は苦笑した。

『私、真逆の事しちゃった。派手な着物きて、目立ってたと思う。まあ、しょうがないよね。バレて困るような、こういう仕事してる方が、悪いんだモンw』
C子は、目標金額を貯めたら、辞める予定だという。

バレる嬢もいるが、何とかピンチを切り抜けた嬢もいる。以下は、バレずに済んだ?というケースだ。

□ 同級生が飲みに来た...ホステスのケース
ホステス嬢が語る身元バレのリスクOLを辞めて、キャバクラでバイトを始めたD子(25歳)。彼女が働く店に飲みに来たのは、同級生のS君だった。

『その男の子とは、幼稚園と小中学校が一緒だったの。でも、同じクラスになったのは、たしか幼稚園だったと思う』

彼女はバレるのを覚悟で、S君の横に座って接客する。

『S君は結婚して、最近、子供が生まれたとかで、そのノロケ話ばかりをしてました。私も、気付かれたら白状するつもりだったけど、途中から、コレは最後まで気づかれずに行けそう?って思ってw』

一般に、飲食店のボックス席では、目の前に座った人の顔はよく見る。だが、その時、D子の正面に座っていたのはS君の職場の同僚で、その同僚とD子は、面識が無かった。

これが幸いしたのか、D子はS君の真横に座ったため、お酒を作ったり、彼の会話への相槌は打ったが、互いに、あまり視線を合わせなかったという。

この事も幸いしてか、お酒の入ったS君は上機嫌で、生まれたばかりの子供の自慢話をして、帰っていったそうだ。
だが、D子は何故、S君だと分かったのだろうか?

『だってS君、幼稚園の頃と、顔があんまり変わってないモンw』

□ ついたお客が元上司!...ピンサロ嬢のケース
ピンサロ嬢が語る身元バレのリスク工場で働いていたE子(23歳)は、ピンサロに転職した。地元から離れた店を選んだつもりだったが、その店にやって来たのは、元の職場の上司だった。
先に気づいたE子は、自分が接客に当たらないように祈ったという。

『でも、ウチのお店は回転式だから、私が呼ばれちゃった。バレる覚悟で席に着くと、ちょうど、隣のシートにいた別のお客さんが、制限時間になって、帰るタイミングだったの。

その元上司は、席を立って帰る人を横目で見てたわ。そして、話しかける私には、あまり興味が無かったみたい。実は元上司、私の前についた女の子で、発射したばかり・・・』

『俺も出したから、もう帰ろうかな~。ねえ、帰っていい?』とボソッと言った。

すかさず、相手となるべく視線を合わせないように『帰りますか?』とE子が聞くと、元上司は、うなづいて立ち上がったという。

『本当は、すっごくドキドキしたけど、普通の顔して見送ったわw』

□ 近所のラーメン屋の店主・・・ヘルス嬢のケース
ヘルス嬢が語る身元バレのリスクヘルスで働くF子(25歳)は、苦笑いしながら、自らの体験を教えてくれた。

『家の近所にラーメン屋があって、たまに1人で食べに行くんです。そこは、ご主人と奥さんの2人でやってるお店で、お昼は混むけど、午後になると空いてきて、女性1人でも入れるんで・・・』

彼女はラーメンを食べに行くときは、スッピンだという。

『ある日、ついたお客さんが、ラーメン屋の店主(ご主人)だったんです。私は気付いたけど、向こうは気付かなかったみたい。最初は、アレ?似てるな~と思ったけど、話してみると、声でゼッタイにあのラーメン屋だ!と確信しました(笑)。

その日は水曜日で、たしかお店の定休日は水曜日。お店では仲良さそうにしているけど、奥さんとは、セックスレスなのかな~とか想像しながら、サービスしましたよ』

ラーメン屋の店主は、最後まで気づかなかったらしい。その後、彼女はそのラーメン屋に行かなくなったという。

『やっぱりバレたら嫌なんで・・・。ラーメンは、美味しかったんですけどね(苦笑)』

風俗嬢が語る身元バレのリスクバレなかったケースでも、彼女たちに接したお客さんたちが、本当に気づかなかったのか?それとも、気づかないふりをしていたのか?それは、分かりません。

風俗や水商売、AV嬢として働く女性たちも、当然の事ながら、『彼女たちなりの生活』があります。

『バレるのが嫌なら、働かなければいい』と思うかもしれません。ですが、彼女たちにも、『バレたくないけど、働かなければいけない』という、それぞれの理由があります。

彼女たちの話を聞くと、『時には、気づいても、見て見ぬふりが必要なのかな?』と、個人的には思いました。[きゃらめる民族]
http://www.karazoku.com/blog-entry-922.html

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