■バレやすいキャバクラよりもヘルスを選ぶ

いま現役のアイドルたちが、もの凄い勢いで風俗業界に流れ込んでいる。そこには、もはや構造的ともいえる理由があるのだ。

ひとことでいえば、アイドルは増えすぎてしまった。不景気にあえぐテレビ業界では、予算は縮小する一方。それなのに番組一本あたりの出演者は増えているのでギャラはひたすら削られていく。

いわゆる「ひな壇」枠で出演しても、相場は6万で、その半分を事務所が取っていくので、テレビでよくみるアイドルでも月収は20万前後ほどだ。では、ライブで稼ごうにもイベントが乱立しすぎて集客が望めず、数年前までは主要な収入源だったDVDも市場が冷え込み、まったく売れなくなってしまった。

いま若くて美しいアイドルにとって、短時間で確実に現金収入を得られるのは、高級キャバクラや風俗ぐらいしかないのである。しかし、キャバクラは接客システム上、どうしても顔バレなどのリスクが伴う。いまやツイッターなどで、誰もが情報発信できる時代。ならば、客と1対1で済むデリヘルのほうが...という情報化社会ならではの理由もあり、ますます風俗に流れ込むコが増えているというのだ。

そう、アイドルたちが最も恐れるのは「バレ」。なので、彼女たちが働いている風俗は一般人から少しだけ手が届かないように作り込んであるのだ。あるデリヘルでは、芸能関係の女のコならば基本的に5万円以上の高額コースのみ。

さらに初回のお客には写真すら見せず、ある程度の常連になってからでないと紹介してくれない。そうして客を査定し、これなら大丈夫という場合だけアイドル満載の秘密の名簿を見せてくれるのだ。もちろん、女のコのほうが「誰でもいい」というならば、普通のデリヘル嬢と同じようにどこでも派遣する、というパターンもある。

■高額な交際クラブには数多くの芸能人が在籍

デリヘルだけでなく、デートクラブやソープなど、予想以上に多様な風俗で働いている。 こうした、経済的な事情でカラダを売るしかなくなったアイドルたちは、いわば芸能界から「降りてきた」組。

しかし、最近は、逆に「上がってきた」というパターンも存在するのだ。 芸能プロダクションが、所属するアイドルをスポンサーに斡旋する...こうしたウワサはよく流れているが、これはある意味で事実であり、そうした事務所は存在する。

これは、もともと可愛い女のコを集めて、金持ちの男性に紹介するという、にわか斡旋業などをやっていた連中が芸能事務所も立ち上げたというパターン。いわば、売春組織がそのまま芸能界というステージに上がってきただけなのだ。

高級な交際クラブとなると、入会金が100万。一晩のお付き合い代が数十万とケタが一気に上がるが、やっていることはデリヘルと同じ。カネさえ出せば、いまテレビに出ているアイドルを眺めながら、その本人をハメまくることも可能なのだ。こうした事務所に所属するアイドルたちは、そもそもが売春婦みたいなものなので、同じことをして単価が上がった程度にしか思ってない。

ちなみに、売れるためには枕営業もガンガンこなすのも、このタイプである。こうした「上がり組」と「降り組」が混ざり合い、アイドルは風俗市場でも飽和気味。市場原理として、相場も下落しており、いまやどんなアイドルでも、わずかなカネでセックスできる可能性が飛躍的に広がってきている。たとえ、いま輝いているアイドルでも、要は時間の問題なのだ。

http://bucchinews.com/geinou/3535.html
[ブッチNEWS]

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