アメリカの調査会社が、夫婦生活について興味深い報告をしている。

それによると、夫婦はお互いに購入した私物を、パートナーに隠す傾向があるようだ。

専門家はこのことについて、「夫婦といえどもプライベートは大切」と、小さな隠し事を奨励しているのである。



米調査会社「CESI Debt Solutions」は、夫婦の買い物に関する調査を行った。

その結果、約8割の人が私物を購入したときに、相手に秘密にしておくというのだ。

心理学者のブラッド・クロンズ氏は、その理由について「パートナーとの対立や批判を避けるために隠している」と説明している。

男性と女性は価値観が違い、それぞれが欲しいと思うものも当然大きな違いがある。

本来であれば、自分の購入したいものを詳しく相手に説明した方が良いだろう。

しかしながら相手を説得するよりも、買ったことを隠しておく方が、楽であることを多くの人が理解しているようだ。

クロンズ氏は「隠すことは賢明だ」として、買い物を秘密にするを評価している。

また別の心理学者は、「すべてのカップルにプライベートは必要だ」とも説明しているのだ。

だが、秘密の買い物を発見されたときの対処も十分考えておかなくてはいけないだろう。

対立を避けるはずが、かえって激しい誤解を招くことにもなりかねない。

とくに男性は女性に比べて、隠し事が下手なので十分に注意されたし。