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ガガの新曲が人種差別!?

新曲「Born This Way」のリリースを控え注目を集めるレディー・ガガ。

ところが、ネット上で一足先に公開された同曲の歌詞をめぐり、早くも論争が起きている。この「Born This Way」の歌詞に含まれる、ある言葉が人種差別に当たるのではないかというのだ。

Born This Way
Born This Way

先月末、レディー・ガガ本人のTwitterを通じて歌詞が公開された「Born This Way」。しかし、複数のヒスパニック系団体が、彼女の歌詞に対して、強い反発を見せている。

問題となっているのは、歌詞中の「Chola」や「Orient」という単語。

アリゾナ州にあるヒスパニック系団体は、これらの単語が、人種差別的かつ侮辱的であるとしている。

特に、「Chola」という単語は、ギャングに属するラテン女性を示すことから、ヒスパニック系へのネガティブなイメージにつながるというのが、批判の根拠となっている。

ヒスパニック系の団体では、レディー・ガガが歌詞にこめた意図について理解を表しながらも、批判の姿勢をくずしてはいない。ヒスパニック系のニュースサイトでは、同曲がリリースされれば、さらなる批判が起こるだろうと綴っている。

しかし、このような人種差別をめぐる批判も、レディー・ガガの影響力の大きさを反映したものといえる。

現在、レディー・ガガのTwitterのフォロワー数は、800万ユーザーに達する勢いだ。2010年におけるYouTubeの再生回数でもトップ10に入るなど、その影響力の大きさを示している。

今月には、グラミー賞会場で披露される予定の「Born This Way」。

5月には、アルバムのリリースも予定されている。

なお、今回の人種差別をめぐる批判については、レディー・ガガ側からのコメントは出されていない。

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