【田村耕太郎コラム】
母校エール大学でのシニアフェローとしての任期を終え、先週からハーバード大学に移籍した。
ここボストンでも、ありがたいことに刺激的な毎日である。エールでもハーバードでも、世界中から集まっている知識人と交流していると、一つだけ共通する反応がある。
それは、「日本人ほど日本に厳しくて自虐的な人たちはいない」と皆がいうことだ。
「自国に対して過剰なほどに自虐的な日本人」に世界の知識層たちは驚いているのだ。
もっといえば、「日本人が日本のことを悪く言うたびに、自分の国の方がひどいので、自分がつらくなる」という人までいる。
アメリカの大学には、世界中から学者や実務家が集う。長期の研究、短期の研修まで幅は広い。
日本からも、数は減ったとはいえ、逆に今までより厳選されたともいえる優れた学者や研究者、ジャーナリスト、ビジネスマンが来られている。
日本の研究者や社会人留学生やジャーナリストは、愛国心が強く完璧主義で優秀だ。指摘は鋭く正確。今の日本の政治や財界の混迷に怒るのも無理はない。
ということで、彼らと共に各国知識層を囲むと強烈な自己批判が起こる。
おもしろい各国知識層たちの反応が見られた場面を再現しよう。
日本人「日本政治は世界一ダメだ。総理がコロコロ変わって、だらしない」
中国人「投票できるだけましでしょう。われわれは政治家もトップも選べない。指導者層の批判なんて絶対できない」
アメリカ人「われわれは選べるけど、間違ったリーダーを選んだら4年間替えられない。この激動の時代にだよ」
韓国人「4年か。うちは5年間替えられないんだ。つい最近そのためにひどいことになった」
シンガポール人「うちはリークワンユーが建国以来31年間もやってたよ。結果はよかったけど、絶対批判できない」
アメリカ人「エジプトはムバラクが30年。いいリーダーが見つかるまでダメなリーダーを替え続けられるのは、"激動の時代"に悪くないんじゃないの?」
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これだけの文書で何もわからない、君の低脳ぶりも凄いね(笑)
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こんな薄っぺらい文章でそこまで分かったつもりになれる君もすごいね(爆)
これもっと続きあるよ