論文では、女性にとって男性のユーモアというのはとても重要であることが示されている。
フランス人の行動科学者ニコラス・グーギャン教授は、これまでも『胸の大きさと、ヒッチハイク成功率』や、『胸の大きさと、男性に声をかけられる回数』など、面白い研究で知られている。
そして今回、教授は『男性のユーモアのセンスと、男性からの求愛に対する女性の反応』という題名の論文をまとめ、そこでひとつの興味深い実験を試みている。
教授が行った実験内容は、次のとおりだ。酒場に1人でいる女性のすぐ近くに、3人の男性が座る。
男性たちは女性に聞こえるように会話を始め、そして1人の男性が冗談を3つ言う。
一応、この冗談は、実験前に別の女性たちが面白いものとして選んだものである。
その3つの冗談は、下のとおり。
1.友人同士の会話。
「ねぇ、100ユーロ貸してくれない」「悪い、60ユーロしか持ってないんだ」「じゃ、とりあえず全部もらっておくけど、あと40ユーロは貸しだからね、忘れないでね」
2.教員採用試験の面接でのやりとり。「なぜ先生になりたいと思ったのか、理由を3つ言ってください」「えー、春休みと夏休みと冬休み、です」
3.子どもが父親に質問。「ねぇ、パパ、銀行って何?」「それはね、税務署ってところにお金をもっていかれてしまう前に、いったん預けておくところなんだよ」
これを聞いた女性、実は笑っていなかった。きっと、面白くなかったのだろう。しかし、これを聞いていた2人の男性たちはその場で大ウケ。
「それ、面白い、最高!」とか、「お前、いつも面白い冗談言うよね」と反応した。実は、前もってこう反応するように指示されていたのだ。
ひとしきり笑いあったところで、サクラの男性たちが酒場を出て行く。
そして、その場に残された冗談を言っていた男性が、そばで一部始終を聞いていた女性に電話番号を聞いてみる。この試行を、何度か繰り返したのだ。
女性自身にとってはつまらない冗談であっても、周りに笑っている人がいたこと、それには信じられないほどの効果があったのだ。
そして実験の最後に、冗談を言っていた男性の魅力・知力・ユーモアのセンスについて評価するよう、この女性にお願いしてみた。
すると、冗談を言っていた男性は面白くて魅力的だと評価されたのだ。
「男性のこのユーモラスな表現は、一緒にいた男性たちのリクエストに迅速に、かつ適切に答えていたもので、それが良い印象につながったようです」教授は、このように述べた。
さらに、女性のユーモアへの反応について、「女性にとってユーモアとは、おそらく知性と関係のある個性なのでしょう。
そして、知性は、その男性が高い地位についたり財政的な成功を収めたりする可能性を判断する際、重要な指針となるのです」と教授は推論している。
さて、この酒場での実験結果、いかがだろうか。この実験で、冗談を言っていた男性のルックスがいかほどか、女性が酒を飲んでいたのかどうかは、残念ながら不明だ。
しかし、仮に男性が平均的ルックスだとすると、ユーモアというのは意中の女性を射止めるのに、非常に有効な手段といえよう。仮にユーモアがなければ、サクラを使えばいい。
この方法、案外コンパなどで絶大な効果を発揮するのでは……?
「パパ,ママ,,僕を見ていて!」状態同様で、それぢゃあ常にサクラが必要な"芸人"の域
面白いと自分で思ってる人とか何回もしつこく言う人は苦手↓うちのオトンは普段寡黙なのにたまーにいきなりギャグ言うんだけど、その内容じゃなくギャップが面白いw
合コンではいつも、俺が女の子が腹を抱える程笑わせて場を盛り上げるが、その後イケメンがさらっとお持ち帰りする。
良い結果にはその後に必ず「※ただしイケメンに限る」が付く現実