各局中止が多かったのは、新番組の出演者を集めての宣伝がらみのバラエティ特番でした。そのため、4月からの番宣に頭を悩ませている局も多いといいます。
大作ドラマのプロモーションに目一杯力を入れていたにもかかわらず、震災の影響をモロに受けてしまったのがテレビ朝日。
テレビ朝日は、震災翌日の12日から二夜連続で松本清張原作のドラマ『砂の器』を放送する予定でした。
これは、玉木宏さん主演で、中谷美紀さん、小林薫さんなど大物俳優が多数出演しているドラマで、テレ朝は制作にも大きな予算を割き、9日にはプレス試写会と記者会見を行っています。
「地震直前まで玉木はテレ朝の情報番組などに出まくりPRしていたのに、放送は延期。しかも、二夜に渡る大作のため、簡単には放送枠が取れない。ゴールデンウィーク明けの放映を検討しましたが、それも無理で秋口になりそうです」(テレ朝関係者)
内容のせいでお蔵入りとなりそうなのが、3月26日に放送予定だった『温泉若おかみの殺人推理』(テレ朝)。
「みちのく花巻が舞台の殺人事件ですから完全NGです。実は、いま東北地方を題材にしたシーンは軒並みカットされ、取り直しや差し替えで大わらわです。例えばNHKのBSハイビジョンで22日に放送予定だった山形県の『黒川能』を扱ったドキュメンタリーもボツになった。残酷映像にも慎重になっていて、日テレで放送中のアニメ『べるぜバブ』は赤ん坊の電撃で主人公が焦げる、という設定がまずいということで、1回分が放送中止になりました」(放送担当記者)
TBSでも、ゴールデンで放送していた爆笑問題のバラエティ『爆問パニックフェイス!』が放送中止になっています。
「"極限の状態で現れる人間の姿をガチで見せる"という番組内容と、パニックという言葉自体に問題があるということで当面放送中止です。このまま終了もありうるかも。『ヘブンズ・フラワー』という深夜ドラマも問題になり、放送中止になりました。史上最悪の実験事故により瓦礫の町と化した近未来の日本が舞台だからです」(TBS社員)
さて、今は、民放では日テレとフジテレビが視聴率を競い合っている状態なのだとか。この視聴率競争に勝つため、日テレにはこんな思惑があるようで…。
「日テレの思惑は、今の震災へのチャリティブームを、夏の24時間テレビにつなげること。今年のランナーは仙台出身で自らも被災したお笑い芸人、サンドウィッチマンで決まりでしょう」(日テレ社員)
[芸能 のツボ]
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砂の器どんだけやんだよ
パニックフェイスは駄目だな
何でもかんでも規制、規制ってうぜぇんだよ いつまで我慢強いられんだ?