その一方で、『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)など既存の人気歌番組でも、依然として過去のVTRで構成する企画の比率が高く、「少し懐かしい曲で盛り上がる」傾向がどんどん強まっている気がする。
その理由はどこにあるのだろうか。ある放送作家はこう言う。
「まず言えるのは、今はヒット曲が何もないといっていい状況がありますね」
新曲で構成した歌番組を流しても、知らない曲ばかりになってしまい、視聴者に興味を持たれないおそれがある。
「分からない曲が流れると、その間は別の番組にチャンネルを変えてしまうということはありますね」(同作家)
VTRをサビだけの短いバージョンで次々つないで構成するのも、飽きさせないための防止策といっていいかもしれない。
これらの「ちょい懐かし」音楽番組は、1980~90年代の曲を扱う傾向が強く、コメントを語るゲストも30代が多い印象があるが、これは、対象とする視聴者にこの世代が多いのだろうか。前出の作家は言う。
「実際のところ、テレビを一番見ているのはその上の層なんですが」
その層にドストライクな曲にすると、それはそれで「古すぎるんですよ」(同)。完全な懐メロ番組になってしまう。
「作り手側が、ちょうどその世代が多くなっていることはありますね。また、CDの売り上げなど、音楽が一番流行っていた時期、音楽が一番元気だった時期ということもあります」
「実のところ、アーティスト側はプロモーションで来ているので、ギャラという意味ではほとんどかかっていないんですよ。場合によっては、VTRを何本も流す方が、お金がかかることもあるかもしれないです」(前出放送作家)
映像の使用料が、モノによっては結構高額になるものもあるとのこと。
「本当に高いものはありますからね。これにコメントしてくれるゲストのギャラなども考えると、映像流すだけの方がお金がかかってしまうこともあります」
今後も、少し懐かしい曲で盛り上がる番組は増えていくのだろうか。
「『ストライクTV』は人気がありますが、音楽番組の全体の流れを変えるほどの影響力はまだないという気はします。どちらかといえば、プレゼン的なトークの面白さがメーンに考えられていると思います」
10年、20年たって、現在のヒット曲を同じように振り返ったとき、「懐かしい~」「あったね~」と、みんなで盛り上がることのできる曲が、どんどん生まれてくることを願いたいものだ。
[cyzo]
http://www.cyzo.com/2011/10/post_8924.html
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だから>>28が言ってるのはK-POPは洋楽ではないという事
曲調がユーロビートだから洋楽になるとか意味解らん『西洋音楽=洋楽』だろ
曲調は昔のユーロビートだよね? だから、洋楽のカテゴリー??
>>18>>19
K-POPは洋楽じゃないよ
洋楽ってのは西洋音楽の事だから