今ではバラエティ番組の基礎となっている、女性アシスタント、座つきの作家、ハガキ読み、素人いじり、ピンマイクなどを創始したことでも有名だ。また、手垢のついていない一般人を主役級にポジショニングすることでも知られている。そのオーディション方法は、ならではだ。
たとえば、デビュー曲「ハイスクールララバイ」が、いきなりミリオンヒットとなったイモ欽トリオ。彼らは、フジテレビ系『欽ドン!良い子悪い子普通の子』のために集められたトリオだが、このオーディションで良い子役の山口良一は、抜群の演技力で即採用された。
しかし、イモ欽のセンターポジションにしてメインボーカルという大役を担う普通の子こと「フツオ」には、オーディションで誰よりも早く落選し、演技経験ゼロの関西の現役高校生・長江健次を大抜てき。「デキる人間だけでは成立しない」という考えのもとだった。当時の長江は、「歩き方から、できていない」ほどのクズ人間。しかし、その普通以下の人間がのちに社会現象を巻き起こすほどのスーパースターになり、同番組は最高視聴率38.8%を叩きだした。
ちなみに、同番組の続編となる『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』では、運をテーマにオーディション。最終選考まで勝ち進み、あとは合格者発表というところまで来たとき、欽ちゃんは待機していた10人を突然、自宅へ帰した。その1時間後、自宅に電話。つながった人を採用しようという魂胆だった。いわく、「仕事がない。金がない。女がいないから帰るしかないヤツは、相当運がたまっている」。そのとき、9人が不在。唯一帰宅していたのが、柳葉敏郎。柳葉は1983年、良川先生役で芸能界デビューをはたした。
かの木村拓哉がSMAP結成当初、欽ちゃんの番組オーディションを受けた際、好きな食べ物を聞かれて、「お母さんが作ったおいなりさん」と答えて、スーパースターになると確信した欽ちゃん。萌芽の目は、つねに養われているようだ。
[リアルライブ]
http://npn.co.jp/article/detail/71342517/
【関連商品】
ツイート
話題の記事&画像
【関連記事】
- 映画監督の園子温が「キムタク追放」発言をスマスマで謝罪も、言い訳に終始でブーイング
- ファッション業界もうれしい悲鳴!?『HERO』キムタク衣装は今でも影響力が絶大!
- 『HERO』好調のワケとエンドロールの《Special Thanks 児玉清》出演オファー秘話
- SMAPノンストップライブで青息吐息の中居にキムタク激怒!?懲りずに2週連続で完徹生放送する事情
- 『HERO』キムタクのこだわりで制作費沸騰のピンチ!?新ヒロイン、北川景子の評価は・・・
- キムタク汚名返上!?『HERO』が高視聴率発進でリメイクドラマ氾濫の予感!?
- キムタク『HERO』で道徳教育!?文科省との異例タイアップに賛否と広がる不安
- キムタクがフランス移住でSMAP休業、解散の噂と『SMAP×SMAP』打ち切り説
- 六本木でチン●丸出し立ちション姿を激写された綾野剛!!泥酔、ご乱行の危険な酒癖
- 和田アキ子も「勘弁して」と公言!柳葉敏郎の傍若無人な酒乱ぶり!
豪快ねぇ
月9バカ
偽SMAP