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津川雅彦 「プードル化」する芸能界に警鐘

ベテラン俳優の津川雅彦が、テレビ番組『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)で女優の沢尻エリカの波乱に満ちた生き方について「芸能人らしい」と評価した。

津川雅彦さらに彼は、テレビ局側がスポンサー主導になったことで芸能界は誰もが同じように見える"プードル化"の状態だとバッサリ斬ったのだ。

女優の沢尻エリカが主演する映画『ヘルタースケルター』が好調だ。沢尻は同映画の撮影終了後に、体調不良を理由に休養宣言。公開前のPR活動をキャンセルして話題となった。彼女は2007年に、映画の舞台あいさつでインタビュアーの質問に「別に」と不機嫌に答えたことで"エリカ様"と呼ばれるようになった。その後も夫・高城剛氏との離婚問題が難航するなど"悪女"のイメージが定着している。

ヘルタースケルター 沢尻エリカ
ヘルタースケルター 沢尻エリカ

7月29日に放送された『たかじんのそこまで言って委員会~"90分でしゃべりきれるかSP"』で、テーマのひとつとしてあがったのが『沢尻エリカの生き方はアリ?ナシ?』だった。パネラーの中でこのテーマにもっとも関心を示したのが、俳優の津川雅彦である。

彼は「沢尻エリカは芸能人の誉れだね」と絶賛すると、沢尻の数々の騒動を「それこそ芸能人らしい生き方だ」と評価したのだ。

草なぎ剛津川は「芸能人がことごとく同じようにカットされたプードルと化してしまい、ハチャメチャできる人がいなくなった」と芸能界を見ており、彼女のような存在は貴重だという。さらには「酔って公園で裸になった草なぎくんなんかは、将来有望だね」と草なぎ剛の名前も出していた。

実は津川によると、以前から"プードル化"の兆候はあったらしい。彼が悪役の医者を演じた時のことだ。アドリブで飲んだくれて女性のスカートをめくる演技をすると、「それはダメだ」とNGが出た。「なんで?悪役だよ!?」と彼が主張すると、関係者は「スポンサーが酒類の会社なので酔って悪い行為をするのは困る」と説明したという。また、凶悪犯の役で車に飛び乗って逃げようとすると「シートベルトをしてくれ」といわれたこともある。

吉永小百合そのようにスポンサーの顔色をうかがうテレビや映画の姿勢が、ずいぶん前からあったというのだ。しかも彼は「吉永小百合はプードルの最たるもの」とあの大女優にも触れたので周囲も驚いた。

津川雅彦だけでなく、番組共演者の多くは『沢尻エリカの生き方はアリ』だと意思表示していた。そんな中で「沢尻エリカもまたリスクを背負っている。彼女はそのリスクに負けないように頑張ればいい」という意見もあった。沢尻が選んだ"プードル"にならない道も、それなりに大変なのである。

[TechinsightJapan]
http://japan.techinsight.jp/2012/07/tugawa-sawajiri-takajiniinkai2012072.html

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あちゃー、12頭悪いね

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きもいよ

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