フリーアナウンサーの小林麻耶(33)がTBS時代の「職場イジメ」をブログで告白し、久々に話題になっている。

きっかけはブログに寄せられた相談。わが子がイジメに遭っているという母親の悩みに答え、「私も会社に入ってからありましたよ!」「こんなんでも、いろいろ経験しているのであります(笑い)」と明かしたのだ。

なんでも職場で挨拶しても無視されていたそうで、「大人になって小学生みたいなことをされるなんて想像もしなかった」と述懐。「自分から挨拶する。だけど返答は求めない」と割り切ったら楽になったと振り返った。数々の嫌みに「本気で職業を変えようと思った」とも書いている。

<先輩・進藤晶子も被害に>

TBSの女子アナがイジメを明かすのは今回が初めてではない。進藤晶子(41)も陰湿な"イジメ事情"を暴露した。01年の退社前、「私、女子アナを卒業します」と題した手記を「文芸春秋」に寄稿。その中で「スポーツを担当して人気が出ても、いずれは商品価値が下がってしまう。進藤がいい例だな」と面と向かって言われたとつづっている。

さらに、先輩の男性アナウンサーは「若いときだけだ」「あと何年かしたら、結婚でもして退社すればいい」とバカにされたそうだ。

こんなパワハラまがいの内容が表ざたになって10年以上。TBS局内ではいまだにイジメが横行していることになる。

「TBSは大物政治家や企業重役の子弟を採用する"コネ人事"が多い。社内は変な階級意識に支配され、自分はアイツより上だとか、アイツは実力がないのに上にいるとか、くだらないプライドや嫉妬が渦巻いています。それが足の引っ張り合いを招き、出るクイを打つムードを広めている」(業界関係者)

とりわけアナウンサーは、ねたみが強い。「常に売れる、売れないで評価されるから、タレント以上にライバル意識が強い」(芸能評論家の肥留間正明氏)のだ。

キャッキャと騒いでいるだけじゃないんだな。

[日刊ゲンダイ]
http://gendai.net/articles/view/geino/138602

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