明石家さんま|IMALU
さらに、ネットユーザーたちは、過去に放送されていた『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)で、テストがうまくいかなかった子供たちに向けてさんまが言った「満天(満点)は星空だけでええねん」という言葉に、感銘を受けた様子を見せる。そして、「人にやさしくできる人は それ以上の哀しみを背負っている」というさんまの言葉の裏には、若いころに弟を失っている彼の悲しい過去がにじみ出ている、と彼の言葉が上辺だけのものではないことに深く感心しているようだ。
そのほかにも、「人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ1つはいてたら勝ちやないか」や「恋に勉強なんてないんや。勉強したつもりでも、新しい恋が始まって気が付いたらまた何にもわかってない自分がおる。それが恋ってもんや」「結婚はゴールではない!スタート!しかも途中から障害物競争に変わる。といった名言の数々に「格好良すぎる」と拍手を送る。
そんなさんまについて、作家の長部日出雄(おさべ・ひでお)氏は『ラジオ深夜便』(NHKサービスセンター)に「聖徳太子と明石家さんま」というエッセイを寄稿し、1985年から3年間放送された『テレビくん、どうも』(フジテレビ系)での共演体験から、さんまの天才ぶりを賞賛。「ぼくの人生で、いちばん聖徳太子に近いとおもわれたのは、明石家さんまさんだ」と評した。その理由について、「絶妙なリアクションのもとになっているのは、膨大な数のボキャブラリーを脳裏に蔵する記憶力と、その中からその場にいちばん合った言葉を瞬発的に選び出す判断力で、つまりあれが現代の聖徳太子なのである」というのだ。
そして長部氏は、聖徳太子に必要なものは「耳」だといい、誰よりもよく喋ることで有名なさんまの才能の秘密を「耳」にあるのではないかと分析する。確かに「聞く」ことが正確にできなければ、その受け答えもちぐはぐになってしまう。さんまの場合、それがいつでも絶妙なのだからやはり聞く力は並大抵ではないに違いない。しかも、そうして耳にした言葉を瞬時に計算して、すべて笑いに持っていくのだから、その能力はもはや聖徳太子以上かもしれない。
そしてなにより、さんまの凄さはすべてを笑いに捧げている点だ。つまり、ネットユーザーたちが話題にするさんまの名言というのも、その後に続く笑いへの布石にすぎない。だから彼はオチの笑いの前にギャップをつけるため、その前段階の言葉はことさらロマンティックにする。明石家さんまの言葉が名言として注目されるのは、彼が常により大きな笑いを狙っているためなのだろう。
[Techinsight Japan]
http://www.menscyzo.com/2013/02/post_5375.html
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生きてるだけでまるもうけ は死を経験してなおかつ必死に生きてる人じゃなきゃわからんだろうな。弟の死やたまたま乗らなかった日空ジャンボがそんな風に思わせるんだろ。
聖徳太子って芸人みたいな人だったのね
割とゲストの話聞かずに喋り続けてる時あるやん。聞いてくださいよぉーとか言われてるシーンちょくちょく見る