頭身の体から繰り出すキレのいいダンスと"ムカつくけど似ている"前田敦子のモノマネでブレイクを果たしたお笑い芸人キンタロー。(31)。今や、テレビで観ない日がないほどの人気ぶり。急な名声は人を変えるが、キンタローも例外ではなかった。


キンタロー。

テレビに出始めた当初は、「あっちゃんをバカにしている」とブログが炎上。なかには殺害予告のような悪質な脅迫もあったが、「私のことは嫌いでも、前田敦子さんのことは嫌いにならないでください!」と果敢にネタにしてきた。そうした姿勢が彼女の人気爆発に一役買ったのだが、さすがに調子に乗りすぎとの声も。

「空気を読まずに、前のめりなところが嫌いですね。あとはテレビに媚を売っている感じも。観ていてそれが伝わってくる」(女性誌編集者)

彼女が嫌われる理由をWEBマガジン『東京独女スタイル』にコラムを連載する講談師の旭堂花鱗さんが解説する。

「彼女は前田敦子以降エース不在のAKB48の延命装置としてメディアに祭り上げられてしまった。AKBとテレビに出ているうちに『私っておもしろい』、『私って可愛い』と錯覚してしまったように感じます。最近のキンタローさんの露出はもはやゴリ押しの域。正直言って、食傷気味です......。

剛力彩芽さんもそうですが、実力以上に露出が多いとそれだけで嫌われる対象になってしまいます。

さらにキンタローさんには目立ちたがりというか、ギラギラした印象を受けるんです。女はこのギラギラ感を嫌います」

今や超売れっ子のキンタローだが、デビュー前は女芸人の卵たちが集まるショーパブで働きながら芸を磨いていた。同僚のスタッフが語る。

「ブレイクしてからは、うちの店には全然来ないですね。お店ではポポちゃんという名前で働いていました。少し前までは、このステージや通路でネタを披露していたのに......。

先日、『金スマ』のオーディションを受けたんですが、再現VTRのキンタロー本人の役でした。そのときはちょっと複雑な気分でした......」

さらに、キンタローの素顔を芸人仲間が明かす。

「彼女は自分のモノマネにとても自信を持っているんです。以前、『私が売れるのはわかっていた』と話していましたから。それに『あっちゃんの卒業後の休業中(海外修業中)は、私が人気をつないだ。あっちゃんの引き立て役として、すごく貢献した』とも鼻息荒く語っていましたね」

最近では本家と変わらぬ露出ぶりで、ブログではプライベートまでも公開している。先日はAKBの選抜総選挙への出馬を秋葉原の劇場で直談判。当然、立候補はかなわなかったが、大きな話題に。さらに、テレビ番組での公開告白を通じて彼氏もゲットした。


AKB48劇場で直談判するキンタロー。

「キンタローさんがテレビで女を見せたのは失敗です。例えばカピバラってモコモコして可愛いじゃないですか。でも、目の前でカピバラが交尾を始めたら、急に生々しくなりませんか??やっぱり動物だったのかって......。それと同じ感覚ですよ」(前出・旭堂氏)

彼氏も好感度もフライングゲット!?といくほど世の中は甘くないのだ。

[週刊文春]
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2641

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