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19の元メンバー326(みつる) 絶頂期の収入

27日放送のTBS系バラエティ番組「有吉ジャポン」に、イラストレーターの326(みつる)が出演、現在の状況を明かした。

326(みつる)
326(みつる)

フォークユニット19は、作曲とボーカル・ギターなどを担当する岡平健治と岩瀬敬吾、そしてCDジャケットなどのビジュアルプロデュースと作詞を担当する326の3人で結成された。1998年のデビュー後、2ndシングル「あの紙ヒコーキくもり空わって」がヒットし、続く3rdシングル「すべてへ」もオリオコンチャート1位を獲得。1999年にはNHK紅白歌合戦にも出場を果たしたものの、2002年には人気絶頂のうちに解散している。

19(ジューク)
19(ジューク)

絶頂期には326個人にも注目が集まり、イベントを行えば長蛇の列の人気ぶり。メッセージ付きイラストは若者の共感を呼び、作品集「326」は50万部以上の売上を記録したという。また、326の「裏原宿系」の着こなしも社会現象となり、「326・ボクラジオ」(TBSラジオ)のパーソナリティを務めるなど、メディアへの露出も増えていった。しかし、結成翌年に19を脱退して以降は、メディア出演を徐々に減らし、現在はフリーのイラストレーターとして活動している。

有吉弘行326は「有吉ジャポン」に「最近見ない有名人」として登場。やや恰幅のいい容姿となり、有吉弘行から「すっかり、吉田豪さんみたいになっていますね」とツッコまれることに。しかし「ほんと何も変わってなくて。住んでる場所も変わってなければ、スタンスも」と語り、19として活動していた当時と違いはないと明かしている。人気絶頂期の収入も、本来ならば数億円だったはずが、当時は事務所に所属しており、月給制だったために「(月額)10万円ちょっと」程度だったという。

そんな326だが、現在は「キャラクターグッズを作るたびに大損してしまう...」という悩みを抱えているとか。フリーのため、キャラクターグッズなどを実費で製作せざるを得ないのだという。「タルトとクリーム」という、ぬいぐるみの中身から中綿がはみ出たデザインのグッズは、自信を持って作ったものの、番組中では「2000万円の大損」と紹介された。

太田光代しかし、そのかわいらしいデザインはスタジオ出演者からは大絶賛。芸能事務所・タイタンの社長である太田光代は「才能のある人は、物を売る方に頭が行っちゃだめなんですよ」「だから、マネジメントとタレントっていうのは分かれてるんですね」と、ビジネスを事務所などに任せるよう326にアドバイス。さらに「後で名刺お渡ししますね」と声をかけるなど、自身の事務所に勧誘する姿勢も見せている。

品川祐また、品川祐は「おでんくん」「アンパンマン」を成功例に出し、「タルトとクリーム」の世界観がわかる絵本を先に売るべき、という具体的な助言を与えている。これには326も「書きます! すごい! 天才!」と感激した。トークの最後に326は、有吉、太田、西川史子のために書いてきたという似顔絵を披露。「1枚50とか40(万円)」と普段は似顔絵を描きたくないためにわざと高い料金を設定しているそうだが、「有吉ジャポン」出演が嬉しかったため、先に書いてしまったのだという。なお、326による有吉らの似顔絵は「有吉ジャポン」公式サイトにて閲覧可能とのこと。

326は自身のTwitterで、「リハビリのようにTV出演の仕事をいれている」と投稿するなど、フリーとして自身のプロモーションを行ううえで、徐々にテレビなどへの出演をこなす方向のようだ。その一方で、自身のグッズを買うことが出来るwebショップも運営し、日本各地で個展を行ったり、海外でもサイン会を開催するなど、メディア以外でも堅実に活動している。

5月22日放送の日本テレビ系「1番ソングSHOW」には岡平と岩瀬が出演。岡平は現在ソロミュージシャンとして活動しながら、アーティストマネージメントなどを行うRockFord Records株式会社の代表取締役を務めている。株式投資や印税で、ライブハウスを併設した自社ビルも建てるなど精力的に動き回っているようだ。一方の岩瀬は3児の父となり、こちらもソロミュージシャンとして活動中。19だった3人は、試行錯誤しながらもそれぞれ新たな道を進んでいるようだ。

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http://news.livedoor.com/article/detail/7903596/

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