「芸能界ではこの人、ダイアモンドユカイ(52)も重度の潔癖症に数えられる1人である。菌が見えると豪語する彼は、除菌のために大量の『ファブリーズ』を日々消費しているという。そんな潔癖症ロックンローラーが明かした、凄絶な日常とは如何なるものか。


ダイアモンドユカイ

俺はさ、話している相手の顔とかに菌が溜まっているのが見えちゃうんだよね。だから、汚い人が自宅を訪ねてきたら、ファブリーズを吹きかける。洋服とか靴下の裏とかにね。そして、その人が帰ったら、座っていたソファーも気になるから、ファブリーズで除菌をして、拭き掃除もする。

風呂場が汚くなるのはイヤだから、その人を風呂に入れたりは絶対にしない。何はともあれ、ファブリーズ。あれがないと、生きていけないくらいの貴重な存在だね。自宅では、一部屋に一つずつ、ファブリーズと消臭スプレーが置いてある。

俺には、4歳の女の子と2歳の双子の男の子がいるんだけど、妻と子どもたちとは寝室が別。俺の寝室のファブリーズは1日で半分くらい無くなるかな。一番気になるのが、カーテンと枕。朝起きたときと夜寝る前は、ヒタヒタに濡れるまで、ファブリーズを吹きかける。すぐ乾くから、それくらい使っても大丈夫なんだよ。

子どもを持ってから、余計に菌に対する意識も高まったね。子どもはなんでも触るから、菌の塊のようになる。だから、公園の遊具で遊ばせるときは、子どもの手に触れる部分をウエットティッシュで拭くようにしている。

子どもが帰ってきたときも、徹底的にファブリーズ。特に、足の裏は菌の宝庫だからきっちり吹きかける。俺の方は、幼稚園への送り迎えとかで、他の子どもたちがどんな菌を持っているか分からないから、抗菌スプレーを吹きかけた活性炭マスクを着用してガードしている。

とにかく、昔から汚いものが嫌いなんだよね。

外に出掛ける場合は、携帯用の抗菌スプレーをいつも持ち歩いている。打ち合わせのときとかにマネジャーに向けてシュッシュとやるときもあるよ。

クルマを運転するときも、必ずハンドルに抗菌スプレーを吹きかける。もちろん、車内には抗菌スプレーやウエットティッシュは常備しているよ。タクシーとかの公共の乗り物は、時々、座るのがキツイこともあるよね。

菌がびっしり見えちゃってさ。大人だから、我慢するけど。でも、電車のつり革は危ない。あそこから、菌が身体に付着する場合があるからね。淋病になる人もいるらしいからヤバイよ。今は、新幹線しか利用しないけど、在来線に乗っていたときは、指一本でつり革につかまって凌いでたね。

やっぱり、公衆トイレは避けたいよね。どうしようもないときは消毒液で便座を拭いて、トイレットペーパーで覆ってから座ることにしている。紫外線で便座を殺菌する携帯用の機械があるから、今はそれを買おうと思ってるんだ。

公衆トイレのウォシュレットも極力、使わないよ。トイレに流せる赤ちゃん用の柔らかいティッシュでお尻を拭くようにしている。

ロックンローラーって、顔近づけて仲間と歌ったりするでしょう。あれ、凄い我慢してたんだよね。隣のヤツの口が臭かったりすると、ツライんだよ。一番、気持ち悪かったのがマイク。昔のミュージシャンは、マイクに口つけて歌うのが多くてさ。耐えられなくなって、マイマイクを用意したよ。

不潔な女とも付き合えない。海外のモデルと交際していたことがあったけど、部屋に誘われて行ってみたら、あまりに不潔すぎてすぐに別れた。その点、妻は付き合いはじめた頃に、同じ抗菌スプレーを持っているのが分かって、グッと距離が縮まったんだよね。

潔癖症が取り持った縁だったわけだし、俺と除菌は切っても切れないわけさ。[gruri]
http://www.gruri.jp/topics/14/05211100/

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