□ フジテレビの女子アナといえば、カトパン（加藤綾子アナ・29）とショーパン（生野陽子アナ・30）がツートップとして知られている。2人は2012年4月から『めざましテレビ』（フジテレビ系）のMCを担当していたが、2014年9月に生野が卒業した。

その『めざましテレビ』の歓送迎会が10月中旬に行われたと、10月21日発売のフラッシュ（光文社）が報じた。もちろん歓送迎会の主役は生野だ。

『めざましテレビ』を卒業して、この秋に報道番組『スーパーニュース』へ転身。プライベートでは同局の中村光宏アナ（30）との結婚を発表し、公私ともに加藤に差を付け、生野がフジテレビ女子アナ内でのマウンティングトップに立った感があるが、実際はそうでもないらしい。

本来は生野を送り出すための歓送迎会だが、当の本人は元気がなく、対して加藤は積極的に後輩や上層部の輪に入って楽しんでいた。また、以前は「明るいショーパン」というキャラだったが、『スーパーニュース』に異動してからというもの、地味な服装で雰囲気が固くなってしまったと関係者は語る。

生野と加藤はそれぞれ、「ショーパン派」「カトパン派」といった派閥を形成して、フジの女子アナの二大勢力となっていた。それがここにきて、大きな変化を見せている。生野が報道に異動し、地味になっていく一方、加藤は局内で着実に力を伸ばしている。

その一例として、カトパンは『めざましテレビ』で三上真奈アナ（25）との共演を断って、三田友梨佳アナ（27）の出番を増やすように上層部に直訴したウワサがある。フジテレビ関係者が語る。

「三上アナはショーパン派で、三田アナはカトパン派。加藤としては自分の派閥の三田アナとの共演を希望したようです。世間でいわれるような敵対的な派閥争いとまではいきませんが、加藤はお気に入りの同僚を優遇して、人気だけではなく局内での地位を安定させようとしています」

その証拠に、歓送迎会の3日後には「ユミパン」の愛称を得た期待の新人・長島優美アナ（22）が、カトパン派の女子会に参加をしているとの情報も。次々と人気女子アナを仲間にし、勢力を広げていくカトパン派は、フジテレビ局内の一大勢力となりつつある。

また、加藤にはフリーになるというウワサが絶えない。自身の派閥の拡大と上層部への根回しは、転身へのステップなのだろうか？

最近フリーになって成功した女子アナといえば、高橋真麻（33）、滝川クリステル（37）、田中みな実（27）などがいる。彼女たちに共通していることは、局アナ時代に人気があったことはもちろんだが、後ろ盾の存在が大きい。

高橋の父親は、いわずと知れた俳優・高橋英樹。滝川クリステルは共同テレビ、フジテレビ、芸能プロのセント・フォースが共同で設立したアナウンサー専門事務所フォニックス。

田中みな実は、羽鳥慎一や宮根誠二を擁する芸能事務所テイクオフと、それぞれ強力なバックがついている。フリーになったとしても、力のある事務所に所属すれば仕事に困ることはない。

この中で加藤がフリーになったあと、本命視されているのがフォニックスだ。

この事務所には、前述の滝川クリステルをはじめ、八木亜希子、小島奈津子、高島彩、中野美奈子など、元フジテレビのエース級の女子アナがズラリと揃っている。

「フジも設立に関係したフォニックスは、フリーになったフジの女子アナの外部流出を防ぐ役割も担っています。上層部にも顔の利く加藤ですから、フリーになったあとはここに所属をするのが妥当でしょうし、上層部もそう思って多少のわがままを許している」（前出の関係者）

このままフリーになれば、加藤はフジに大きな影響力を持ったまま、華麗なる転身が見込めそうだ。フジテレビでトップを掴んだマウンティング術は、アナウンサー界全体を統べることになる。女王誕生の日は近い。

[引用/参照：http://dmm-news.com/article/894376/]

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