古賀氏をはじめ、恵村順一郎氏の降板やMチーフプロデューサーの更迭も安倍官邸の圧力によるといわれているが、当然のことながらテレビ朝日側では一貫してこれを否定。
全ては番組のリニューアルのためだというのだが...4月3日の放送中には不可思議な企画の一つが流れた。
それは22字40分過ぎ、古舘が「今後、月に一度こういう企画を、と考えています。まずその第一弾です」と告知してからCM明けに始まった。
夜桜をバックに突然映し出されたのは、「Moon River」「上を向いて歩こう」の2曲を6分間も生演奏する女性のバイオリニスト。
それは演奏を聴いてもわかった人が多いだろう、チューニングが合っていないのか、放送環境が悪いのか、本人の実力なのか、アレンジがよくないのか、音にもふくらみが感じられない演奏だったのだ。
Twitterにも、「報ステのバイオリンへたくそじゃない?」「バックでカエルがゲコゲコ言っててワロタwww」などのコメントも。
実はこの女性バイオリニスト、テレビ朝日の『ワイド!スクランブル』でコメンテーターを務める末延吉正氏の姪らしい。
末延氏はテレ朝の政治部長で、安倍首相と非常に親しい間柄。これまでも、テレ朝と安倍首相のパイプ役として裏に表に働いてきた人物だ。
そもそも、末延氏は安倍氏の地元でもある山口県の出身で、岸信介の時代からの安倍家の有力な後援者。
テレ朝の政治記者になってからの末延氏は、そんな出自を大いに活かして安倍氏に食い込み、テレ朝政治部で出世を果たした。
第一次安倍政権が崩壊した直後には、「月刊現代」(講談社)2007年11月号にて末延氏自身が「わが友・安倍晋三の「苦悩の350日」」をつづっている。
「私の亡くなった父は山口で家業の建設業を営む傍ら、青年団運動に携わっていた。A級戦犯容疑者として巣鴨拘置所に収監されていた安部の祖父である岸信介が出所したのは、そんな青年団運動を熱心にやっていた折りだった。
「自主憲法制定」を掲げて日本再建連盟を設立した岸は、地元・山口に帰るたびに啓蒙運動を展開し、家が近所だった私の父も、その教えを受けた一人だ。
だから私も子供の頃から、岸と面識があった。夏休みに東京から山口にやってくる晋三兄弟の存在も知っていた。」
「上京して、高校・大学を出ると、私はテレビ朝日に勤めた。それまでも同郷で、かつ父親が知己である関係で岸信介や安倍晋太郎とも会っていたが、放送記者の仕事が始まると接する機会は増えた。」
「それを機に付き合いは深まった。思い出深いのは、04年の参院選敗北の責任を取らされ、幹事長から幹事長代理に降格させられた日のことだ。
いつも人の批判をしない男が、私の前では不快感を露(あらわ)にした。私には素の姿を見せた。同郷で同じ年齢。そんな気安さがあったのかもしれない。そのことがまた、関係を密にした。」
政治部長在職当時に部下への暴力事件を理由にテレ朝を退職した末延氏だが、安倍首相との関係があるだけにテレ朝と完全な縁切りはせずに済んだ。
『やじうまプラス』でのコメンテーターにも盛んに起用されており、暴力事件などどこ吹く風だった為、被害者や関係者には2次的被害となったのではないだろうか。
このような厚遇には、テレ朝の実力者で今回の人事問題でも黒幕に睨まれている早河洋会長の意向の影がある。
「末延さんはそれまでも自民党の有力政治家を紹介したり、官邸との仲を取り持ったりということで、早河会長から信頼を得ていましたが、当時、安倍さんの政治力が増し、次期首相が確実視されていたため、関係の深い末延さんを重用したということでしょう」(政界関係者)
2012年に第二次安倍政権が発足すると、末延氏はやはりキーマンである見城徹・幻冬舎代表取締役と、テレ朝での発言力を増していった。
「テレビ朝日の放送番組審議会会長をつとめる見城氏が安倍首相に食い込み、早河会長との間を取り持ったことは有名ですが、その見城氏と連携して、安倍首相とテレビ朝日のパイプ役をしていたのが末延さんだった。実際、末延さんは見城氏とともに頻繁に安倍首相と会っています」(前出・政界関係者)
13年11月13日に安倍首相が石井直・電通社長と会食をした席にも、見城氏と末延氏が同席。
番組では、テレビ朝日『ワイド!スクランブル』でコメンテーターを務めるようになった末延氏が露骨に安倍首相を擁護するようになった。
「『モーニングバード』は見城氏が牛耳り、『ワイド!スクランブル』は末延氏が睨みをきかせ、安倍政権批判を抑え込んでいるという状況ですね。いくらなんでも政権を持ち上げ過ぎで片寄りすぎだ。とか、なんで末延に配慮しなきゃいけないのか。などと不満たらたらですよ」(テレビ朝日関係者)
そんな中、見城氏と末延氏でも手を出せなかったのが『報道ステーション』。
しかし、人事により体制を変えた『報道ステーション』の現場では、いつ見城氏、末延氏、そして早河会長が乗り込んでくるものやらと噂されるようになった。
そこへきて、末延氏の姪である末延麻裕子氏の生演奏が登場。
偶然にしてはでき過ぎた事態なだけに、ごり押しかと疑われても全く不思議はない。
「末延麻裕子さんは古舘プロジェクトの所属なんですが、これも元々は末延氏の紹介と言われている。ただ、今回の出演はリニューアルを名目に早河会長が押し込んだのでしょう」(前出・テレビ朝日関係者)
今後の『報道ステーション』に、信頼できる報道は行われるのだろうか。
[引用/参照:http://lite-ra.com/2015/04/post-998.html]
□ 末延麻裕子プロフィール
(すえのぶ まゆこ)
誕生日:1987年3月13日
出身地:山口県
最終学歴:桐朋学園大学卒業
クラッシックのヴァイオリニスト
所属事務所:古館プロジェクト
・バイオリンは4歳の頃に始めた。2008年から古舘プロジェクトに所属している。
・クラシックに留まらず、MAAや市川由紀乃をはじめ、ポップス、演歌などジャンルを問わず、積極的に楽曲参加を行う。
・2012年7月ロンドンで開催されたジャパンフェスティバルinロンドンに日本代表アーティストとして出演を果たし、真矢(LUNASEA)と共演した。
[引用/参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AB%E5%BB%B6%E9%BA%BB%E8%A3%95%E5%AD%90]
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□ ヴァイオリニスト末延麻裕子 / 輪王寺逍遥園ライトアップLIVE
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シャブってろ。
男好きな顔立ちだね〜
実力が伴わないなら叔父の名と枕での世渡り人生なんだろうなぁ