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肩の力の抜き方を知らない女たち?真矢ミキに天海祐希...元宝塚の悲しい呪縛

先月3月1日、女優の真矢みきがそれまでの所属事務所からオスカープロモーションに移籍した。それに伴って「みき」からカタカナの「ミキ」への改名を発表した。

心機一転を図った"真矢ミキ"は、3月30日からスタートした朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で、TOKIOの国分太一と共同司会を務めているが、初回視聴率は3.0%(ビデオリサーチ調べ/以下同)と大撃沈。

真矢みき 白熱ライブ ビビット

裏番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)や『スッキリ!!』(日本テレビ系)などには到底及ばない。

そもそも、真矢が朝の情報番組の司会に担ぎ出されたのは何故なのか。

「最近の彼女は本業が振るわない。2012年、刑事役として連続ドラマ初主演を務めた『捜査地図の女』(テレビ朝日系)は、沢口靖子の『科捜研の女』や名取裕子の『京都地検の女』といった長寿シリーズを数多く生み出してきた『木曜ミステリー』枠。

ここでハマれば、地道ながらも息の長い女優活動を期待できるとあって真矢も名乗りを挙げたのですが、結果は平均10.1%。しかも7話で打ち切られてしまったんです」(芸能ライター)

てっきり視聴者受けがいいと思われていた真矢が、そんな状態になっていたとは...。

『捜査地図の女』は当初から7回の企画だったという説もあるものの、連ドラ初主演にも関わらず打ち切り疑惑が出てしまったのは縁起も印象もよくない。

NHKで放送されたドラマ『全力離婚相談』にも期待した人が多いかもしれないが、ふたを開けてみれば裏番組の『まっしろ』(TBS系)にも劣るほどの平均5.0%。

かなり厳しい転機を迎えた時期での情報番組司会が、吉となるか凶となるかハラハラさせられる。

真矢みき 宝塚時代「宝塚歌劇団の退団後は女優に転身し、活躍してきた彼女も51歳。ワイドショーへの挑戦は、これまでの女優人生を見つめ直し、自分を変えようという覚悟があってのことなのかもしれません。

またオスカーへの移籍は、おそらく去年、同事務所の女優・武井咲主演の『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(テレビ朝日系)に出演したときにどちらかが持ちかけたのでしょう。宝塚後輩の紫吹淳もオスカー所属ですしね」(制作会社のアシスタントプロデューサー)

真矢以外にも、宝塚時代には男役としてトップを張ってきた女優がいる。

それは、宝塚退団後も『離婚弁護士』『BOSS』(いずれもフジテレビ系)、『女王の教室』(日本テレビ系)、『Around40~注文の多いオンナたち~』(TBS系)の主演作で軒並みヒットを飛ばしてきた天海祐希だ。

「億単位の製作費をつぎ込んだ2夜連続のスペシャルドラマ『女信長』(フジテレビ系)はまさかの8.9%&8.7%。

同じくフジの連ドラ『結婚しない』は平均11.8%、『カエルの王女さま』は9.1%と、彼女にかつての勢いは見られません。

天海祐希 女信長

先月末、朝の連続テレビ小説『マッサン』に出演し、共演歴の多い玉山鉄二との2ショットでファンを喜ばせましたが、一方で、これまで主演を張ってきた経歴から考えると、ゲスト出演は寂しいという声もありました」(芸能ライター)

昨年は、心臓発作で緊急入院までする羽目になった天海だが、何が転機で寂しい状況になってしまったのか。

「女優として"かっこいい"役柄で一度栄華を極めてしまうと、年齢を重ねても、そのイメージの役柄からなかなか脱することができない。これは真矢ミキにも同じようなことが言えます。

事実、2人とも、刑事や弁護士、医師、教師と、いかにも『デキる』職業の役柄を演じていますしね。

天海祐希 宝塚時代本人自身は意外とズボラな性格だったりするものの、一方で言葉遣い、佇まい、動きなど、宝塚の男役トップスターとして磨き上げてきた素養が抜け切れず、それがいまだに役柄に自ずと反映されてしまっているのではないでしょうか」(同)

紫吹淳のようにバラエティ番組で活躍する元宝塚もいる中、男役トップスターの肩書きを振り払おうとしてきたはずの天海や真矢こそ、歌劇団のモットーである「清く、正しく、美しく」をいまだに体現しているようにも見えるのは皮肉である。

[引用/参照:http://www.cyzowoman.com/2015/04/post_15535.html]

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