昨年8月に暴力団との交際を理由に芸能界を引退した島田紳助(56)。各メディアで幾度も復帰説がささやかれているが、彼の母親が今月10日発売の「女性自身」(光文社)で息子の復帰について語っている。

母親は本人が「芸能界に戻りたくない」と言っていると前置きした上で、「あの子がこのまま何もせず年を取るのかと思うとね...。この年で隠居というのはねぇ。ちょっと早すぎると思ってるんです」と複雑な胸中を吐露。海外旅行に出掛けたり孫と遊んだり、国内外を飛び回って引退後の生活を満喫している紳助だが、56歳という若さでの隠居を母親は心配しているようだ。

さらに母親は「以前のようにレギュラー番組を持つことは絶対にないと思います。ただ、もしお世話になった方からお願いされたら"1回だけ!"ということで出るかもしれません。それが恩返しになるなら、私はいいと思います」と語っている。

引退会見の際に紳助が家族に「1年間は何もせえへん」と語ったことも母親は明かしたが、あと1カ月ほどで1年になる。当初、紳助は芸能界に未練はないと言っていたが、今年に入ってから周囲や本人の口からも復帰を匂わせる発言が出ていた。

1月に吉本興業の大崎洋社長が「いつの日か吉本に戻ってきてほしい」と"復帰容認発言"したのを皮切りに、4月には紳助本人が「週刊文春」(文藝春秋)の独占インタビューで「世話になったスタッフに『特番やろうか』と声をかけられたら『いいよ』と言える人にはなりたい」と語った。これは前述の母親の証言とも符合する。さらに5月には「週刊ポスト」(小学館)が、フジテレビが引退後の生活に密着したドキュメンタリーを極秘撮影中であると報じている。

また、母親は紳助の従兄弟も「あの年齢で隠居は早すぎる。一度会って話を聞かんとアカンな～」と心配していたことを証言している。それぞれの思惑はあるにせよ、母親や親族、テレビ局、元所属事務所の社長など、周囲は紳助の復帰を望んでいるようだ。

ここまで条件がそろえば、復帰は可能性は十分に思えるが......。

「紳助さんは不動産などのビジネスを継続しているため、どうしても芸能界に戻らなくてはいけないわけではない。しかし、まるで犯罪者のように扱われていることが不満のようだ。そのイメージはビジネスにも影響する。黒いイメージを払しょくするために、特番での復帰を考えていると関係者に漏らしている」(芸能関係者)

となると、一部メディアで報じられているように9月改編の特番で復帰することもあり得る。引退から1年で早くもテレビに戻ってくる算段ということなのか。

「ハッキリ言って9月はないですね。芸能界のトップに立っていただけあって、紳助さんはカンがいい。週刊誌の独占告白の反応などを見て、まだ世間が復帰を受け入れそうにないことを直感的に察している。また、不動産絡みのトラブルがあるため、復帰までに身辺を綺麗にする必要もある。まだ具体的な動きはないようですが、周囲に語っているところによれば早くても年末、もしくは来年の3・11前後にボランティア活動を軸に復帰するというプランを考えているようです」(前同)

本人も周囲も復帰に前向きとなれば後は世間の声次第となるが、現役中から嫌われ者だった紳助を視聴者が温かく迎えてくれるだろうか。

[menscyzo]
http://www.menscyzo.com/2012/07/post_4324.html

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