30日、「近代能楽集」DVD製作発表会見に寺島しのぶ(40)、中谷美紀(37)らが登場した。三島由紀夫の戯曲を映像化したもので、中谷は「葵上」で夫と恋仲だった女の生き霊にとり憑(つ)かれる役を熱演。「般若になった気持ちで演じました」という中谷に、夫役を演じた柄本佑(26)は「般若とおっしゃって納得しました。現場に入って来る時から怖かった。お芝居になったらもっと怖くて......」と撮影時の心境を告白。この反応に中谷は「あはははは」と高らかに笑った。


中谷美紀｜寺島しのぶ

作品では妻役を演じた中谷だが、プライベートでは独身。03年に渡部篤郎(45)との不倫が報じられて10年が経った現在も結婚の話は出ていない。それでも同棲は「ケイゾク」中のようで、一部週刊誌では家事全般は渡部が担当し、酒豪の中谷のために、酒の弱い渡部がつまみをこしらえていると報じられたこともあった。

ところが、今年8月には渡部が前妻・RIKACO(47)と息子2人とでハワイ旅行に行くなど、こちらも"関係"は「ケイゾク」中。05年に離婚する際、RIKACOの出した「父親と母親の役目は今まで通り果たすこと」という条件を渡部がのみ、週1のペースで"家族"で食事や旅行へ行く機会を設けているからだという。しかも、この事実を中谷は了承しているというから不思議な関係である。

「日本のように、結婚という形にこだわらず、籍を入れない事実婚が当たり前のフランスを手本にしているかもしれません。中谷は稼いだお金を貯金し、単身パリへ渡ってアパート暮らしをしていた経験がある。フランス語はペラペラで、つい先週まで『パリで逢いましょう』(BS日テレ)という番組もやっていたほどのフランス通。いつのまにか恋愛観も"フランス流"になっているのではないでしょうか」(芸能リポーター)

結婚できないのではなく、しないだけらしい。

[ゲンダイネット]
http://gendai.net/articles/view/geino/144880

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