サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で8試合の試合結果を“予言”、すべて的中させたタコ「パウル君」が26日朝、飼育されていたドイツ西部オーバーハウゼンのシーライフ水族館で死んでいるのが見つかった。
水族館が発表した。
25日夜から26日未明にかけて死んだもようだ。
2歳9カ月で、タコの寿命の3歳前後に近づいていた。
老衰が死因という。
水族館は「われわれに感動を与えてくれた」との声明を発表。
パウル君の功績をたたえ、記念の展示コーナーを設置、遺灰を残すことも検討している。
パウル君はドイツ代表の7試合と、スペイン-オランダの決勝の計8試合の勝敗をすべて的中させ、世界的な人気者に。
優勝したスペインでは英雄扱いされた。
英国生まれのため、W杯開催を目指すイングランドの招致大使にも任命された。
ドイツが準決勝で敗れることも的中し、一部ファンからは「(スペイン料理の)パエリアに入れてしまえ」と非難もあったが、W杯を盛り上げた「立役者」となった。
また、アルゼンチン代表前監督のディエゴ・マラドーナ氏(49)が、タコの死を大人げなく喜んでいると報じられて話題になっている。
地元紙は、同氏が短文投稿サイト・ツイッター上で前夜「死んでハッピーだ、予言タコ野郎。お前のせいで負けたんだ」と、つぶやきを書き込んだと報じた。
アルゼンチンはW杯準々決勝でドイツに0―4で大敗。この予想もパウル君に的中させられており、同氏は根にもっているとみられる。
なお、パウル君の後継者として近日中に水族館で公開される予定のタコの名前は「パウル2(2世)」に決まったという。[ZAkZAK]
【関連記事】
- 日本と韓国のサッカー対戦と竹島問題
- ラモス瑠偉 「日本は勘違いした」
- 湘南乃風 国歌独唱に非難の声
- 男子サッカー 韓国勝利 中国人は称賛
- 五輪サッカー メンバー発表の舞台裏
- マーケティング戦略!?朴と香川の違いとは...
- オーストラリア戦の「疑惑の笛」
- ザックのトルシエ化におびえる協会
- スペインで大活躍する天才日本少年
- カンフーサッカーに怒り FC東京VS北京国安